2013年7月2日火曜日

日本の農業の問題点

 Yahooにニュースを読んでいて、北海道十勝地方の畜産(乳牛の方ね)農家についてが出ていました。北海道最大級の経営規模だそうです。ところが、小さな島国のニュージーランドと比べると不利というのか、乳価で負けるとか。これがアメリカの大規模乳牛農家との比較なら、そうとも思うのですが、相手は小さな島国。どうしてでしょうか。  この格差はどこからくるのでしょうか。そこに日本の農業の問題点の縮図があるような気がしました。農業輸出額トップはアメリカではなくオランダというのです。そばにはフランスという農業大国もあります。日本はある意味、アジアの爆食地域のそばにあるのに、高コストで高品質にもかかわらず輸出もしない引きこもりの農業。若者に引きこもり傾向が出てきているのも農業政策による影響かな。  TPPで何かつべこべ言っている全農さん、ここまで引きこもり農業にしてきたツケが、近隣の爆食地域への輸出とかも目指さない現状さえ維持できればという後ろ向きの農業者の集団になってしまったことへの反省と今後への指針とかを示して欲しいですね。国内の元気な農家や農業法人がどうして、農協抜きで農業をしていこうとしているのか。その要因を探って、農協を通す方が有利になるような組織改革をする必要があると思います。でないと、農業鎖国でも日本の農業は潰れますよ。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

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