2014年1月13日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No75

発症後で歩数10000歩になった頃   昨日に続き、発症後の足関係について  腕の方のリハビリで思ったこと、感じたこと  入院中とかでおこなっていて後でよかったと思ったこと 脳の損傷部位の働きの代替について思うこと   私の思う感覚麻痺で運動麻痺が起こる理由  発症後のリハビリ中にしない方がよいことは何かな。  1月6日(月)、寒いと筋肉が強張りますね。ほぐすのには筋肉を温めることですが、方法は大きく二つ、暖かくするとか外部から暖めるで、もう一つが使って暖める。使う方がへまをすると、変に固めたままとなりかねないし、使わずにいると固まりかねないしね。ブログ村のブログの中に「発症後初めて14000歩」とかがあったので、思い出してみると私が発症後歩数5000歩超えたのは3ヶ月目、10000歩越えたのはその少し後のエレベーター単独使用可になったらすぐね。そのしばらく後に15000歩ぐらいになった日があったと思います。これ、すべて入院中ね。病院は広いし、敷地も当然広いですからね。発症後2ヶ月ほどで車いす暴走族になる程度に麻痺側の足の膝関節などの曲げ伸ばしをしていたのでわりと格好良くみたいです。歩くとかですが、その前に車いすで膝や足首や腰を曲げていた、ベッドでは伸ばしていた、足漕ぎで曲げ伸ばしをしていた効果でしょうね。入院中は感覚神経の戻りがあまりなかったようなので筋肉の制御がやりやすかったのかも。今は完全には戻っていない。中途半端に徐々にですから、そのたびにふらつくふらつくふらつくです。まあ、踏ん張っていますがかっこよさですと入院中の後期の方がよいかな。部分的でも感覚神経の取りが幾分か早くできたので視床痛にはならなかったと思います。入院中から気にしていたことの中に可動域を広く保つというのがあります。今もね。昨日、可動域ではないのですが「四股」の真似事をしてみました。左足がふらつくので転けない範囲でね。ほかに手摺りを持って、左足を振り上げてみるとか。腕は振り回す、背中に回すとか、手首を振り回す、指の曲げ伸ばしをするとか、作業ではなく可動域確保が最大の目的です。感覚が戻れば作業はできると思っています。  1月7日(火)、昨日に続き、発症後の足関係について書いてみます。当初、存在すら判らなかった。そう、視床出血なので完全に感覚なしです。ベッドからの連絡の時も左足が反応しなかったので落ちきらなかったと思います。何日かして、尿のための管が取れてトイレ行きが始まりました。このときより車いすね。このときは腰や膝はよく曲がりました。そのあたりから日中車いすなので曲がった状態と夜間ベッドの伸びた状態の半々ぐらいかな。リハビリが始まりました。はじめは平行棒の間です。立ち上がることができたという程度からです。片道の伝い歩きね。そして、往復ね。杖を使ってとかになっていきました。よく覚えていないですが、大外回しだったかも。後ろからいつでも補助できるようにしてもらっていました。救急病院のリハビリ室でしたの距離はそれほどないと思います。このリハビリ室内の車いすでの移動の時に足漕ぎを始めました。最初は皆さんと同じ健常側だけ、しばらくしてから両足にしました。このときはつま先主体だった記憶が。リハビリ病院に転院後、「踵をつけて漕ぐと歩行に役立つよ」といわれ、踵をつけるようにすると、足に体重をかけることができましたし、上体も前屈みね。車いすマラソンの選手みたいかな。リハビリ病院で最初、杖歩行で10mの時間測定で38秒です。6月末頃の退院時には6分で420mでした。転院2週間後ぐらいの土曜リハビリで杖なしで90m歩かされました。車いす漕ぎは両足使いになり上達していきました。4月になってすぐに「階段昇降」の練習がありました。一段登るごとに両足が同じ段になる登り方ね。階段昇降は健常者と今は同じようにしています。歩行の方は「格好良く」ですね。麻痺側を旨く曲げながらという歩行練習主体だったかな。そのとき、体重計2台に片足をそれぞれ乗せて左右の体重移動の感覚練習もしました。健常者の格好良い歩き方が負担の少ない楽な歩き方を解りましたので車いす利用でエレベータ一利用が許可になってから自主トレで平行棒のところで橋運びの練習。4月下旬だったかな病室のあるフロアでの単独杖歩行が許可になりました。ようもないのにうろうろが始まります。5月になって歩数計を持ち歩くようになりました。単一フロアで5000歩ぐらいね。車いす利用で1階に下りたときは建物の外に出たり、人影のないときはリハビリ室前で暴走したりしました。加速して惰性で走るのです。両足でないとできないかも。未だに腕による車いすに座っての移動はできません。杖利用でもエレベーター許可になってからは朝の散歩、朝食後の散歩、夕方の散歩、日中のうろうろなどで10000歩以上になりました。階段を一人で昇降してよいとなってからはエレベーターはほとんど利用していません。病室は5階でリハビリ室は1階ね。車いすの活用が歩行などのリハビリに非常に有効だった感じがします。入院中よりこの頃足の感覚が戻ってきているのでごたごたね。そのたびにふらついています。そのたびに脳の学習だものね。明日は腕関係ね。  1月8日(水)、昨日予告の腕関係ね。腕も当然存在すら判らなかったです。意識が戻り、はっきりし出したときから健常側の右腕で持ち上げたり、肘を曲げたりをし始めました。要は筋肉を固めない、曲げ伸ばしで痛みが出ないようにという思いからです。指は忘れ去られていた感じね、このときはね。リハビリで指を含めたマッサージやテーブルの拭き掃除とですね。コーンを掴んで放す。などなど。そのときに麻痺すると曲がるから指を伸ばせたら掴めるといわれたので、指とついでに腕を伸ばす自主トレね。日中車いすに座っていたのでちょっと持ち上げては落とすみたいにしてしました、しました。夜間よく寝られるようになりました。発症2週間が過ぎた当たりだったかな「指をじっと見つめながら曲げたりしようとしたらできた」と指が曲がりました。それも指指定でね。「じっと見つめる」というのは別の感覚を活用してですかな。この頃から「曲げる」と「伸ばす」が主にして、ついでに「掴む」かな。今でも手持ちぶさたなのか、左手はにぎにぎね。まあ、キーボードも発症前から右手一本指打法、マウスが右手専用、お箸は右手のみとかの右利きなのでコンタクトレンズ装着以外は大して不便を感じなかったです。ですから、可動域の確保と筋肉を固めないなどに集中できたのかも。特定の作業のために無理をするというがなかったですね。足の方もですが、腕も健常側の右と同程度の範囲で動かせることができるというのを最優先に考えてきたみたいです。変な癖をつけたくないという事です。作業での信頼性は今一でも無理なく動作ができること。なめらか動作をということです。大きな問題は皮膚感覚と筋肉の収縮程度の感覚が戻ってくるまで筋肉などが固まることなく動かせることが大切と思っています。その上で指先などに刺激を与えて脳で感覚を感じ取れるようにしています。視床の神経細胞が失われたので、それに代わる部分の脳の神経細胞に視床の働きを受け持ってもらえるように刺激を与え続けています。新たに働き出した神経細胞は新人ですから、一から教育ね。既存の運動神経との協調も一から学習ね。私としては感覚が戻り始めるとこの学習がおこなわれていて、その間、筋力のアンバランスが増幅されると思います。学習が完了するまでは麻痺当初の方がよかったなどということにしばらくの間なったりするのではと考えます。神経細胞はたくさん関与しているのですが、感覚神経細胞の復活はちょっとずつみたいなのでそのたびにこのゴタゴタがね。明日はリハビリ上よかったと感じたことね。  1月9日(木)、表題とずれるようですが、視床出血で左半身麻痺なのに鼻の左気道のつまりがよくわかりました。どうも、右が元々狭いのか左が詰まると苦しく感じるのです。それが、ベッドから転落という騒動に繋がります。この転落時に三途の川の渡し船から転落して溺れ生きしたのかな。ただ、上体を起こしているとほとんどつまらないのです。それで、日中は車いすに座って起こしていました。そうすると腹筋、背筋、側近とかで体を支えさせていたことにね。筋肉を使うということが脳の活性化に繋がります。脳が元気であるということがリハビリには必要みたいなのですが、そう考えるようになったのは後々ね。入院中はいつも以上にみなかったものにテレビがあります。もったいないしね。ラジオで済ませていました。今回はノートパソコンを持ってきてくれてモバイルでインターネットができたのです。DVDでの映画鑑賞もね。テレビを見るよりは手間が少し余分に掛かります。この手間暇をかけるというのもよかったようです。読書は視力の関係上辛いのでやらなかったです。電子ブックは保存できる期間や閲覧ソフトの利用できる期間等の懸念があるのでパス。株式市場はネットができるようになってから毎日みていました。回診の時、見つかったので「入院費を稼がな払えない」とかいっておきました。状態がよければ稼げたと思いますが・・。体をできるだけ適度に動かして、頭も使うというのもよかったかも。人間は直立してから、人間への道を歩み始めました。だから、上体を直立させておく方がベッドでゴロゴロするより当然よいと思います。リハビリ病院に転院後なのですが、病室の外へ出てうろうろしたのも。といってもはじめの頃は廊下と談話室ぐらいでした。時間が掛かっても動く方の足とかだけでもということですが、私の場合は時間が掛かっても両足ね。ゆっくりゆっくりで無理せずね。麻痺側の足が案外早く頑張ってくれるようになりました。で、一昨日投稿のようになったのです。腕もにぎにぎと肘の曲げ伸ばしや肩関節の動作に繋がる腕の動きもね。どの程度の腕や手の機能が回復しているかというテストで結構よい点数になったみたいです。動作を分解して考えて見たら、腕が健常側みたいに動かせて、手で物が使えたらリハビリでのテストはよくできますよ。確かに筋力という問題があるのですが、感覚神経が回復する前に無理をすると動きの固定化が起こるかもと思います。にぎにぎと手首ふりふりと腕の屈伸とふり回しが健常側と同じようにできれば感覚が復活すれば作業はできると、感覚の復活のためには触ってみるとか握ってみるとかを適度に続ければと思います。足もいろいろな屈伸動作とストレッチかな。いろいろな向きに足を振り上げてみるとか、足首等も当然ぐるぐる等々ね。体幹部も当然ね。できるだけいろいろな筋肉を伸ばしてみたりとか。明日は脳の損傷部位の働きの代替について思うことね。  1月10日(金)、リハビリでいえることに「リハビリは患者が取り組んで始めて効果が出る。」ということだと考えています。それは脳での変化にもいえることで医師も看護師もセラピストも手が出せない領域ではと思います。まあ、少しは可能性はありますが、本人の取り組みによる効果より非常に小さいと思います。では、脳でのお話に移ります。長い間、脳での修復はないと思われていました。でも、検査機器等の発達で脳の別の領域で活性がみられたりとかが報告されるようになりました。もし、修復されないのなら私の筋肉や皮膚感覚が徐々に戻ってきている理由は何なのでしょうね。修復の方法は樹状突起や軸索を伸ばしてつなぎ替えをおこなうことでしょうね。で、脳のほかに部分にある新入りの神経細胞が入ってくることにね。ただ、死んだ神経細胞は復活しないよ。樹状突起も軸索も細胞膜のみみたいな構造をしています。樹状突起や軸索が伸長を始めるためには「刺激」が必要なのです。この刺激は患者自身による動作が必要なのです。患者の意欲とかもね。軸索伸長因子とか神経成長因子とかも見つかってきていますが、必要な部位に分泌できるのは本人の取り組みみよると思います。この樹状突起などの伸長の時に必要な栄養としてはタンパク質もあるのですが、脂質が主成分の細胞膜ということなので脂質が必要です。それも、必須脂肪酸であるω3系とω6系などの不飽和脂肪酸が必要なのです。食事で摂取するほかないのですが、病院関係者の認識は高くないようです。必須脂肪酸はすべての細胞の細胞膜で必要というのにです。この脳での再生中は「痺れ」を感じるとも、実際私はよく痺れていますし、違和感も強いです。違和感は範囲が広がったり狭くなったりで徐々に狭くなっていっています。  1月11日(土)、どうして感覚神経麻痺、例えば視床出血ね、で運動麻痺が起こるのでしょうか、このことについて私なりに考えていることを書いてみます。普通、我々が安心して握手ができるのはどうしてでしょうね。それは筋肉の収縮の度合いが常に感覚神経で戻ってくるからです。ですから、手をみずに相手の顔を見ながらできるのです。そのときは筋肉の感覚神経だけではなく皮膚表面の感覚も必要なのです。すべての随意筋は感覚があって動作できると考えています。ですから、感覚を別の感覚で置き換えることができると動作できる事もあります。人間は成長の過程で感覚神経細胞、中枢神経細胞、運動神経細胞、運動微調整神経細胞など多数の神経細胞の連携で動作ができるようになると考えます。このどれかが脳卒中で失われると脳のほかの部分の神経細胞が新人として代わりができるとリハビリが効果ありとなると考えます。そのとき、新人はベテランみたいに働けないですね。修行をする必要があるのです。修行中はがたがたね。その関係の細胞で一気に新人が出てくるわけもないのでゴタゴタは新人ごとにね。「腕が暴れる」と表現された方がいましたが、新人が出てきたのでしょうね。一見、以前より悪いように見えることもありますが、そのときはよく観察もしてください。経過状況で対処を考えて見ましょう。筋肉や関節を固めたり、変な癖を持ってしまっている方は専門家にご相談をね。感覚神経麻痺で運動麻痺になる理由と思っています。今日から倉敷に一泊旅行に行ってきます。JRで障害者割引を私でも受けられる距離ね。明日の投稿は遅い時刻になります。途切れさせたくないだけね。  1月12日(日)、発症後のリハビリ中にしない方がよいことは何かな。私は割と大人しくごそごそと自主トレしていたので感じないです。「筋肉を固めない」や「関節を錆び付かせない」とかの動作の時はできるだけ「軽く」していたような気がします。筋トレをしていた方もおられるのですが、麻痺した部分ではどの程度されていたのでしょうね。痛みや痺れがでない範囲なのかな。無理すると変な癖がつきそうで怖いです。筋肉の力のバランスが取れなくなったりするようです。もともと筋力の違いがある大人なのでその差が大きくなって後で困るのでしょうね。闇トレに相当するものは軽く?という感じでした。刺激があればというものね。筋肉とかを固めないようにね。車いす漕ぎもいわれてからだしとかで無茶はしていないです。入院中10000歩以上も理学療法士さんに話もしているし、見つかってもいます。経過観察もしてもらっていたような感じです。9日の木曜日に新しい主治医をお願いしてきました。問題が完全に解消するわけではないですが、投薬が処方箋ですから「金儲けの投薬」の可能性は激減しました。1泊旅行の話は明日以降にね。

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