2016年1月18日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No179

脳卒中発症直後のリハビリへの取り組みのために。落ち込んでいてリハビリに効果があるのだろうか。間違った考えで取り組むと逆効果になるのでは。   脳のことをまともな本などの資料で勉強しましょう。   脳卒中で片麻痺とか嚥下障害とか高次脳機能障害とかいろいろと不自由なことがでてきますよね。   麻痺側の筋肉に硬直感が凄いです。訪問リハビリで解してもらいましたよ。   ほどほどの力の時の筋肉収縮の仕組みから見る拘縮への道。   遅くなりましたが、同窓会でのことをチョイチョイね。当然、それ相応の本格京料理の旅館になりますよ。  1月11日(月)、脳卒中発症直後のリハビリへの取り組みのために。落ち込んでいてリハビリに効果があるのだろうか。間違った考えで取り組むと逆効果になるのでは。人間の体は神経の正常な支配下にあっても使わないと徐々に衰えますが、脳卒中で神経の正常な支配がなくなるとより早く廃用症候群が全身で同時に起こり始めます。ですから、「下肢が回復してから上肢を」というのはないのですよ。いかに全身を対象に適切適度なリハビリを始めるかですよ。でもね、細かい筋肉を対象に毎日リハビリ動作をする必要もないともね。例えば、ラジオ体操的動作をできる範囲でおこなうだけでも相当効果があると感じました。ラジオ体操にはグッパはなかったかな。楽な力で指伸ばしができると物掴みが楽だよ。筋肉を伸ばすと痛みを感じる場合もあると思いますが、収縮させたままにするとより痛みが強くなるので伸ばしましょうね。だから、ストレッチ体操があるのですよ。筋力をつけるのではなく、発症当初は筋肉伸ばしを意欲的におこなうように医師は患者に解説する必要があると考えてます。  1月12日(火)、脳のことをまともな本などの資料で勉強しましょう。神経細胞を含めて細胞は死ねば復活しません。では、どのように回復していくのでしょうか。普通の体の部分では再生芽とか呼ばれる細胞群がつくられる場合があります。皮膚の修復とかです。肝臓では生き残った肝細胞が細胞分裂して増えますけどね。人間ではこのタイプでの再生は少ないです。イモリの幼生ですと足を切断されるとその切り口に再生芽ができるのですが、適切に神経が作用していないとその部位の足にはならないのです。脳卒中はこの神経系の中枢が損傷したのです。脳では再生芽はできませんが、神経細胞が接続を変更して失われた部位の働きを補おうとするわけです。この働きが起こり、繋ぎ直しができてから漸くリハビリの効果が出てくるのですよ。繋ぎ直しにはいくつかのタイプがある感じです。生き残った神経細胞が樹状突起を伸ばし始めますよね。そのとき、受け手の神経細胞が樹状突起誘引物質を放出しているはずです。で、接続してみて可でしたらそのままで、不可でしたら繋ぎ直しかな。接続ができて、よく使われる回路は軸索化がおこなわれるはずですよ。変な動作ばかししていたら変な海路の樹状突起が軸索になったり、シナプス接続がソ部分だけ増強されて変な動作が固定化されると考えています。気をつけましょうね。高次脳機能障害でのリハビリはカウンセリングマインドも必要ですよね。  1月13日(水)、脳卒中で片麻痺とか嚥下障害とか高次脳機能障害とかいろいろと不自由なことがでてきますよね。私の場合は左半身完全麻痺程度と構音障害、嚥下障害とかですんだみたいです。で、不自由生活からの復活法ね。日曜日にも同様なのを投稿済みか。四肢では無理をせず、関節可動域確保を主眼にリハビリを適切適度にしていたら、「あらら、できるようになった」のが多いですよ。でも、構音障害はリハビリで相当よくなりましたが、退院で逆戻りかも。嚥下障害は治らないかも。肺炎の予防接種はパスしようかな。誤嚥性肺炎には効果がないですよね。で、四肢の回復劇の続きね。とかいっても、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」というのが主体でした。筋力は感覚神経と運動神経が揃って働いたときに発揮できるのですよ。このことは麻痺からの回復過程で実感しています。感覚神経の回復度合いに応じて筋力回復中ですからね。筋肉自体は脳からの神経関与で筋トレでなくても相当維持できているみたいです。実感済み。筋力は脳の命令力や神経筋接合部での筋繊維動員力などで激変しますからね。  1月14日(木)、麻痺側の筋肉に硬直感が凄いです。訪問リハビリで解してもらいましたよ。というても、マッサージをしてもらうぐらいしか時間がないでしたけどね。それでも痙縮とかにはしないよ。この硬直というのはリハビリの過剰でもなく、不足でもないと考えています。脳での神経細胞間のつなぎ替えがまたぞろ起こって、筋肉関係の感覚が部分的ですが、いつもより多めに回復したのではとね。ところで、つなぎ替えによっての感覚情報の入力レベルが発症前と異なることによって大脳や小脳等で関係する筋調節機構の調節が必要になったためと考えています。よほど運がよいときのみが一発回復だと思いますけど、私は運がよいとは思っていないのでね。人間の脳は胎児から乳幼児へとかの正常発生の時にも頻繁に調整していますよね。予定された神経細胞同士でもね。ところが、我々脳卒中経験者では予定外の働きを神経細胞にさせるわけだから、ゴタゴタして当たり前と思っています。  1月15日(金)、本格的な冬の寒さになりましたね。皆さん、いかがお過ごしですか。私の地域はそれなりに冷え込むところです。雪はたまに降るぐらいですけどね。氷も時々ね。でも、相変わらず、麻痺手も手袋なしで過ごしていますよ。簡単にいうと、筋肉柔軟につき筋ポンプ作用があるので、血流がそれなりに確保されているということね。発症前年に志賀高原に行ったときはスキー中は手袋をしていましたが・・。その2年前のスキーのためにいった北海道での札幌や小樽では手袋なしね。元々でしたが、視床出血後も「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」でリハビリに取り組んでいたら、動作等も寒さで支障が出るということもないです。この暖冬では、わんこの散歩の時もズボン下なしの時もありましたよ。こっちも血流がボチボチあるということね。昨日の筋肉硬直感は寒さのためではないですよ。でも、少しでも神経復活でもすることは楽な力での可動域確保動作を主体にした運動かな。歩行は本来楽な力でおこなうものですよ。ほとんどの生活動作は楽な力でおこなっていますよね。  1月16日(土)、ほどほどの力の時の筋肉収縮の仕組みから見る拘縮への道。リラックスして立っているときの足の筋肉の使われ方もだよ。適度な力での手作業もだよ。グルメ番組でのお箸で料理をつまんでの撮影の時の静止状態とね。すべて、伸筋と屈筋を微妙にバランスを取りながら非常に短い周期で収縮と弛緩を繰り返しているのですよ。このためには筋肉のからの感覚情報と皮膚からの感覚情報と視覚情報が必要です。これらの情報を大脳と小脳とのあいだでやり取りしながら処理をして大脳運動中枢から筋収縮命令をだし、筋肉を収縮させ、この収縮した状況の感覚情報を大脳と小脳とのあいだで処理し直して大脳運動中枢から筋収縮命令をだすというのを繰り返すのですよ。感覚麻痺では筋肉の状況が戻ってこないので緊張が高まってしまっても緩めることができずになり、筋緊張亢進→痙縮→拘縮と突き進むことになると考えられるのですよ。「貧乏揺すり」とか「暴れる」というのはこの筋収縮の調節機構の調整中であると考えていますので適度に暴れさせています。  1月17日(日)、遅くなりましたが、同窓会でのことをチョイチョイね。京都ですから、当然、それ相応の本格京料理の旅館になりますよ。当然、薄味でした。素材の味とかがあるので、私がはっきりと塩分的にだけでで「やはり、京料理」と思ったのは病院食程度ものね。本式の京料理ですよ。信長に嫌われた京料理ね。盛りつけ等も含めて上品でした。すみません、カメラを忘れたり、宴会場には手ぶらで行ったりでした。味はついていておいしいですが、塩分控えめね。舞妓さんは20歳までと言うのを初めて聞きました。以前より「舞妓→芸子」というのは知っていましたが、年齢区分は初めて知りました。最も昔はもうちょい低年齢だったはずですよ。そりゃ、京料理の塩分濃度で毎日出されたら、普通の病人は「不味い」というかな。京料理レベルの味付けをすれば「不味い」は減ると思いますが、高塩分でしか味覚を感じない人には不味いままでしょうね。病院は大変ですね。私は「もっと薄味でも」で無視されました。そうそう、この手の同窓会等で問題になるのが小銭の扱いね。ところが、どうして、万札のみとかでやってくるのだろうね。私は小銭の取り扱いが嫌でiDをクレジットカードに付加したり、交通系のICカードを使うようにしているのにね。JRの障害者割引での金額ですとクレジットカードね。消費税の関係もあって1円単位のことが多いですね。

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