2016年9月19日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No213

障害について、「・・よりマシ」というような障害があるのだろうか。   「おしめ」の思い出。おしめに抵抗を示されている方が結構おられますよね。   医薬品の「主作用」と「副作用」の違い?。   気楽な考え方で闘病生活をするのと難しく考えて闘病生活をするのでは回復度はどのように違ってくるのかな。   考え方の柔軟性について。「優柔不断」は決断ができないだけですよ。「熟慮」の方ね。そして「君子豹変」ということができるのかということもね。   先月のギャルとのランチとケーキセットでのリハビリあたりから話し始めたのが「確定拠出年金」のことです。   筋萎縮の仕組みのいくつかとボトックス。  9月12日(月)、障害について、「・・よりマシ」というような障害があるのだろうか。同じ部位での同じタイプの障害でしたら、軽重はあろうかとも思います。が、私らみたいな脳卒中片麻痺と中枢神経系等に問題のない状態での足切断とか腕切断のでは、比べようがないと思うのです。パラリンピックに出場されているのに脳卒中は少ないというか報道されたことがあるのかと思うぐらいです。が、一昨日、脳梗塞で水泳出場の方を放送で確認できました。ところが、脳卒中ではリハビリが順調でしたら、そのうちに回復します。切断された方は脳卒中でいう回復なんてないのです。これ、比較できますか。比べることが無理なのですよ。脳卒中での回復時期ですが、神様に聞いてね。寿命の方が先とかもありますよ。脳卒中では付け替えることをしても大して変わらないのではとね。切断ですと、自身の元の手足とは全く別物を使うことですよね。だから、比べられないですよ。私ら、走ることができないものね。バスケットみたいなのは片手でしか扱えないしね。激しい運動はできないですが、一見そこそこできるようになっていく感じの脳卒中かな。筋緊張亢進から痙縮へ、さらに拘縮へとしてしまうと回復なんてないものね。切断とかよりも面倒な状況にね。目の見えない方のボール競技もありますよね。手を使う時も指先の感覚では私らは負けですよ。ところが、日常、ウロチョロでは目が見える方が有利ですよね。比較ができないのですよ。繰り返しますが、ある範囲までの足切断ですと、走り幅跳びができるようになりますよね。脳卒中である程度以上重症ですと、走り幅跳びなんて無理ですよ。麻痺足を切断して義足にしたところで、脳卒中では無理ですよ。ところが「回復」という可能性があるのが脳卒中ね。乳幼児では結構、脳梗塞などからフル回復しているようだしね。でも結構な重症ではフル回復は無理ですよね。  9月13日(火)、「おしめ」の思い出。おしめに抵抗を示されている方が結構おられますよね。でもね、我々は「病気」になったのですよ。その病状に中に「尿失禁」等排尿コントロールができないというのもあるのですよね。今も感覚の戻り具合か鬱陶しいですけどね。おしめ以前は尿道に管を入れられていたと思います。この管がなかった方は私より軽症だったわけですよ。便のこともあるので「おしめ+管」というのが私ね。で、管が外されてからもリハビリ病院で1ヶ月ぐらいだったかな、おしめは。一度も失禁とかをなかったですよ。というのは「中で出さない」というのは「失禁」とかがないのなら、そのうちに通常に戻されるはずだからと思ったわけですよ。で、おしめの最終日だったかな、看護師さんに「中で出して替えてほしかった。いまから、出しましょうか」といったら、「止めてください。」でおしまいになりました。後々、爪切りとかと同様で「しまった。可愛い看護師さんにしてもらっていたらよかった。グスン。」ですよ。人間は高齢になっていくと、徐々に「幼児返り」の要素が出てきます。脳卒中等では一気にそれが進む場合があるので、下手に見栄を張るのは本人も不幸だし、周りへも迷惑至極ですよね。必要なときはおしめをしている方が活動的にできると思いますよ。降圧薬を減薬してきた現在は普通に我慢できますが、量の多かった時期は「おしめをしている方が楽」と思えました。降圧薬の副作用には上がっていませんが、尿道括約筋を緩めていると感じた降圧薬です。睡眠薬を連用していると「尿失禁」の可能性が期間に応じて上昇しますよ。これも、添付文書での記載が少ないですけどね。添付文書への記載は治験中の副作用が主体になるためかな。記載がない副作用を追加で記載するように、時々、厚生労働省から指示が出たりしています。長期連用では、どのような副作用が出るかは服用を続けてみるほかはないからですよ。  9月14日(水)、医薬品の「主作用」と「副作用」の違い?。睡眠薬の添付文書をいくつか読んでいて思ったことですが、睡眠中に筋肉が活発に収縮したりしたら寝ることができますか。こう考えてみたら、睡眠薬での筋弛緩作用は「主作用」ですよね。ところが、これが効き過ぎると「ふらつき」や「転倒」や「尿失禁」とかにいくつくことになりますよね。「ふらつき」とかには本来の主作用でも起こりますよね。薬の効果がある時にはね。そうでない「ふらつき」などは「副作用」にあたりますが、記載のないのもあるのです。「筋弛緩作用」については、一社が添付文書冒頭で触れていただけです。「依存性」の問題にはすべて触れていたかな。でも、「筋弛緩作用]がらみはなかったかな。「主作用」は長期連用では多くの場合、効かなくなる方向ですよね。「副作用」は増強や突如出現ですよね。治験程度の期間では「副作用」の欄での記載されているもの以外も医師は注意する必要があるのにね。長期連用(月単位や年単位ね、主に年単位)では「蓄積」ということが起こっての副作用ですよね。ある閾値を超えたときから、突如としての発現とかね。この副作用の中には「主作用」が効き過ぎての作用があると考えるのです。睡眠薬で長期連用で閾値を超えたため、筋力が急低下して脊柱側湾やふらつきや転倒、尿失禁や便秘などね。長期服用しているから、服用している者や医師は副作用とは思わないわけですよ。でも、それなりの書物やサイトでは、はっきりと記載されています。よく「添付文書」と投稿していますが、「添付文書」は治験中のことが中心です。長期連用については「添付文書」の作用機構などから幅広く考えてみる必要があると考えられるのです。長期連用では「脳がその医薬品に晒されている」ということを脳が要求するようになるというような中毒症状もありますよ。「主作用」の効き過ぎにも注意ね。睡眠薬は重症筋無力症の患者さんには禁忌になっていますね。筋弛緩作用の影響かな。  9月15日(木)、気楽な考え方で闘病生活をするのと難しく考えて闘病生活をするのでは回復度はどのように違ってくるのかな。「気楽な」でも要所は押さえていますよ。医者にとっては何も判ってないようで見抜かれているので鬱陶しい患者ですよ。基本を押さえたプラス思考と笑いかな。願望だけでの思考は逆効果かもね。リハビリで筋緊張亢進→痙縮→拘縮というのをたどるのは願望だけの思考ですよ。一昨日投稿のおしめの件でも気楽でしたよね。トイレに行きそびれても問題なしだものね。リハビリでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で気楽に取り組んでいたら、リハビリ病院では初期症状から考えて「奇跡的速さの回復」ということらしいです。こちらが要求もしていなくてもPTもOTもSTも次々と回復度の高い段階のリハビリをしてくれました。「できる」準備ができていることがセラピストさんに判ってもらえたのですよ。気楽にリハビリができたので楽しかったですよ。で、回復も早かった。アホな闇リハなんてやってないし、諦めてのしょんぼりも全くなしね。適切適度ね。体の各部をばらして考えるというのも必要ですが、「動作」とかですと体全体のバランスというのがきそだと考えています。全体としての調和の中での各部位ですよ。ラジオ体操的動作というのは四肢のリハビリでは非常に有効ですけどね。難しくないものね。で、効果ありと考えられるしね。脳での神経細胞間のつなぎ替えはどこからいつ起こるのかはやってみないことには判らないのですよ。ただ、適切適度なリハビリをしている部位からが早そうぐらいですかな。難しく考えないことね。気楽にね。  9月16日(金)、考え方の柔軟性について。「優柔不断」は決断ができないだけですよ。「熟慮」の方ね。そして「君子豹変」ということができるのかということもね。「君子豹変」は君主は「熟慮の上、今までのことが拙いと判れば、より良い方針に果敢に変更する」とかいう意味もあるとか。で、このブログへの私の投稿ですが、過去の分を読み比べてもらうと「主張が変わっている」的なのがありますよ。それは、私なりの勉強の成果です。思い込みに固執しないようにしているのですよ。固執すると周りが見えなくなります。ということは、よりよい情報や状況が判らないままであるということになって仕舞うからです。思い込みは現状の状況判断も狂わせます。例えば、発症直後のフニャフニャの体ですね。脳からの命令がなくなると必然的にフニャフニャになるのです。適切に元のようにするのは脳の回復しかないのです。これが判らない方が多いようですね。脊柱は腹直筋と広背筋と大胸筋などなど多数の筋肉で支えられているのですよ。これらの筋肉が常に収縮と弛緩を繰り返しながら直立姿勢等姿勢を維持しているといことね。一定の姿勢を維持しているときも収縮と弛緩の繰り返しなのです。脳卒中では損傷部位が担当する筋肉の収縮や弛緩の命令が出せなくなるのです。弛緩や収縮で感覚神経が関与しているのです。それで脳での処理が適切にできるのに脳卒中では運動神経、または感覚神経、または両方が働くことができなくなるのですよ。感覚麻痺では弛緩というのができなくなるのにね。このことで、筋緊張亢進→痙縮→拘縮に進みやすくね。健常者でも「筋肉が固い」はよくないのにね。筋力も脳が命令を出せないからなのに健常者風筋トレが好きな方がいますよね。  9月17日(土)、先月のギャルとのランチとケーキセットでのリハビリあたりから話し始めたのが「確定拠出年金」のことです。私の頃は「学生は国民年金任意加入」の時代でした。その結果として起こりうるのが、障害者になったときに公的年金未加入による障害年金受給資格なしの問題でした。私は、そのようなこともなく公的年金加入者になったのでその後の積み立てで年金受給権ができたのでした。ところが、来年から「確定拠出年金」の制度が拡充されるのですね。国民年金や厚生年金等に加入が条件ですが。公的年金は受給して取り戻すしかないのですが、「確定拠出年金」は掛け金分等を年金として受給できないときに死亡しても遺族が相続できるとかね。生命保険などの個人年金は「解約」がありますが、確定拠出年金はその個人専用に積み立てものだから、遺産か60歳以上での受給等で取り戻せるようなのです。公的年金に加入しているから、障害年金受給権もありますよね。障害年金の受給での苦労話が投稿されたりしていますね。ただ、この確定拠出年金については上乗せの厚生年金がある企業勤務者や共済年金加入者は対象ではないというのです。生命保険などの個人年金と比べて積み立て時の所得控除は大きく、掛け金全額とか。受給時は公的年金の所得控除というのです。私の現役の時にあったら、高額積み立てに挑戦していたろうにね。詳しい内容をだれか教えて。私の場合は凄い回復だったので障害年金の対象外にね。それと、低金利時代の資産形成法についてのレクチャーもね。このようなことを説明できるように調べて説明することもリハビリですよ。  9月18日(日)、筋萎縮の仕組みのいくつかとボトックス。運動神経と筋肉とが神経筋接合部で接合していますよね。運動神経の方は神経終末ですよね。筋肉に神経筋接合部からの命令情報がなくなると萎縮するというのですね。とすると、私の視床出血では感覚の代用でなんとか動かすことだけができたというので神経筋接合部での命令が筋肉に送られたということかな。筋肉量の減少というのをそう感じなかったです。確かに徐々に、本当に徐々にやせたみたいという程度です。細足美脚は今も健在だものね。細足と萎縮足とでは全く異なるものね。で、神経筋接合部でのアセチルコリン放出を阻害することで筋収縮を阻止しているのがボトックスですよね。ボトックスのいくつかの添付文書を読んでみたら、副作用に「筋萎縮」というのが一つありました。だから、研修を受けた医師のみに投与を認めているのかな。ボツリヌス菌毒素は史上最強の毒素だから、誰でもよいということではないということですね。そうそう、睡眠薬の筋弛緩作用も長年にわたって受け続けていると「筋萎縮」みたいな感じになっているのを最近みました。廃用症候群でも筋萎縮的なのがあるようですしね。どうも、「他動による関節可動域確保動作」で筋萎縮を遅らせることができているようなのですがいかがでしょうか。私は予防できると思っているのですが。筋力低下と筋萎縮を混同している方もおられる感じですが。普通の方が病気で寝込んだときのふらつきは、まず、前庭器官の問題かもね。次が運動神経一本あたりの筋繊維動員力、その次が収縮性タンパク質の減少、その次が萎縮かな。火事場の馬鹿力は運動神経一本あたりの筋繊維動員力の急激な増加といわれていますけどね。普通の時の筋力は最大筋力の30%前後という説もありますよ。

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