2017年11月11日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No272

先日、ブログ村のある方が「外反母趾」で投稿されていたのでネットで調べてみました。便利ですね、ネットは。   ボトックス療法の作用機構から考えられること。痙縮状態を緩める方法は他にもありますが、検索してみたらボトックス療法が一番簡便な方法のようです。   筋肉の収縮の仕組みについて。筋肉は収縮するのには引き伸ばされているというのが必要です。弛緩は緩むだけで伸びたかどうかは別問題です。   動作には必ず感覚が必要です。   運動神経系抑制ニューロンを活性化させているのは皮膚感覚や筋肉の感覚が主体のようですね。視覚が主役なら痙縮なんてほとんど起こらないよね。脳で筋収縮中止と思うだけで活性化されるのなら痙縮とかは起こらないよね。 本日のはある意味「支離滅裂」かもね。これぞ高次脳機能障害?。   月曜日投稿の件で外反母趾を調べていたので、その後のこの方の投稿の足の写真を見て、バッチリ外反母趾だと判りました。これで、一つ役立つことを教えてもらった感じです。  10月30日(月)、先日、ブログ村のある方が「外反母趾」で投稿されていたのでネットで調べてみました。便利ですね、ネットは。ただ、表面的なのや間違っているもの(悪意なし)や場合によると明らかに悪意ありや詐欺目的とかもありますので、見分ける力を常に向上させておきたいですね。で、麻痺後、しばらくしてから「タコ」に悩まされていて、タコウオノメバンとかで分厚くなった角質を緩めてそぎ落としたのでした。その後、今日まで「再発の様子なし」なのでどうしてかなと思っていました。で、今回、「外反母趾」を調べてみて「タコ」の原因も何となく分かった感じがしました。足の筋肉の使い方がよくなったためのようなのです。「タコ」で調べたときには解らなかったのにね。で、足指を適切に活用できるようにリハビリをしようと思っています。というか、今まで以上に足指のことを考えた動作を増やそうとね。このためには感覚がもどってくることが必要ですね。健常側は何ともないのですから。麻痺側の動作に問題が起こるのは感覚麻痺では感覚がないということですよ。感覚が脳に届かない、活用できないということで筋肉等を適切に使うことができないからです。筋肉の問題ではないのですが、不適切リハビリで筋肉や関節の問題も生じることになると考えられるのですけどね。「スリッパを穿く」というのは感覚が必要です。感覚の塊?が必要だと感じています。だから、麻痺側では歩けてもスリッパを使えないのですよ。上肢も麻痺前は楽にできていたのができないのも感覚の問題ね。実感していますが、皆さんいかがですか。四肢はそこそこ関節動作は楽にできるのですが、感覚が不足しています。可動域や筋力はありますが、感覚が不足しています。くどいですが、ブログはネットですよね。インターネットでは「検索」できますね。調べましょうね。ただし、真贋を見分ける力を養成しながらね。過去に「尖足」と「下垂足」を混同されていた方々がいました。いくつかのまともなサイトで調べて理解できたら混同はないと思う症状ですけどね。  10月31日(火)、ボトックス療法の作用機構から考えられること。痙縮状態を緩める方法は他にもありますが、検索してみたらボトックス療法が一番簡便な方法のようです。他のは運動神経切断とかがありました。でも、ボトックス療法同様対処療法だと思いました。なら、ボトックスかな。ボトックスはボツリヌス菌毒素を使用します。この療法は痙縮以外でも利用されていますが、「繰り返し」が原則のようです。薬効が切れたら、また注射というのね。この毒素を痙縮状態になっている筋肉の神経筋接合部への注射ですよね。他の部位にしてしまうと地上最強の毒素なので危険ですからね。で、運動神経系興奮ニューロンの神経終末に入り込みます。で、この神経終末でシナプス小胞の形成ができなくなるようにするのですよ。で、運動神経から筋肉への情報伝達を遮断します。作用はこの部位のみです。興奮ニューロンの細胞体には作用しないので、細胞体は興奮したままですよ。ですから、薬効が切れてシナプス小胞が形成されるようになると、また、痙縮状態ね。で、次の注射となるのですよ。この毒素が作用しているときの派手な筋トレ等はより細胞体を興奮状態にしてしまうと考えられます。注射前より興奮させても筋収縮しないからね。これを脳が定常状態と思い込むと興奮はより強固になっていくのではと考えられます。また、感覚がもどってきても定常状態というのがずれてしまっているので、ひょっとしたら痙縮状態が解除されない可能性は否定できないと考えられるのですけどね。ですから、痙縮状態にならないようにリハビリをおこなうのがよいのではと考えています。  11月1日(水)、筋肉の収縮の仕組みについて。筋肉は収縮するのには引き伸ばされているというのが必要です。弛緩は緩むだけで伸びたかどうかは別問題です。弛緩して他の筋肉の筋収縮で引き伸ばされる必要があるのですよ。特に繰り返し収縮の必要な筋肉ほどね。脳の運動領域よりの命令が運動神経系興奮ニューロンの興奮を神経筋接合部で筋繊維(筋肉細胞)に伝達され、細胞内の筋小胞体からカルシウムイオンが放出されます。これを切っ掛けに収縮性タンパク質が滑り込みにより短くなることで収縮するのです。カルシウムイオンによる収縮は骨格筋でも平滑筋(血管の筋肉や内臓筋など)は同じです。ですから、降圧薬にカルシウムイオンチャネル拮抗薬(アムロジンなど)があるのですよ。で、縮んで終わりです。あと、緩みますけど、伸びません。収縮性タンパク質のうち、エネルギーを必要とするのはミオシンね。エネルギー源としてはATPを使います。体内で、細胞内でATPがどのように合成されるかは調べてね。効率のよい原料はグルコースです。筋肉は収縮して終わりみたいな面があります。だから、伸筋と屈筋が対になっているのですよ。収縮後、対になっている筋肉に引き伸ばしてもらうのです。ですから、痙縮等になって縮むことのできる範囲が減少すると対になっている筋肉を引き伸ばすことのできる範囲が自動的に減少します。また、痙縮になると引き伸ばしてもらうのに対になっている筋肉の収縮力を消費してしまいます。対になっている筋肉同士で力比べをしていることになるのですよ。力比べでは仕事はできないですよね。  11月2日(木)、動作には必ず感覚が必要です。例外的には腕を振り回すぐらいかな。そう、役立たずの動作ね。普段何気なくおこなっている動作で感覚なしになったらどの程度できると思いますか。動作は視覚、聴覚、皮膚感覚、筋肉感覚等を総合的に使っておこなっているのですよ。「振り回す」というだけでも、視覚で周りの様子を確認しており、筋肉においては筋紡錘で筋肉の伸び具合を確認していますし、腱ゴルジ装置で無駄な筋力がでないように筋肉を監視しています。皮膚では空気との接触具合を感じて、筋肉感覚とともに振り回しているときの速さ等を感じてそれぞれ脳にフィードバックして、次の動作の程度に役立たせているのですよ。「物を掴む」というのでも、視覚で大きさと位置を確認して腕を伸ばし手を広げたりしますよね。この時にどこくらい伸ばしたかは視覚もありますが、筋紡錘と腱ゴルジ装置の感覚情報を活用していますよ。掴むと皮膚感覚を活用して、筋力を決定しますが、筋力の出具合は腱ゴルジ装置からと筋紡錘からの伸び具合を総合的に判断して決定しますが、過不足を感じると即修正し、この結果のフィードバック(感覚情報)を得て次の修正出力と繰り返すのですよ。感覚情報あっての動作ですよ。細かい作業をする手は感覚神経も運動神経も非常に沢山ありますよ。私たちの脳の中の小人――ペンフィールドのホムンクルスの話の小人さんは神経の数に合わせて顔や手などを表現したものです。神経は感覚神経と運動神経ね。だから、動かせるのに使えないということが感覚麻痺では起こるのですよ。神経の多い部位ほど緊張しやすいですね。動作で細かいことができる部位ほどね。上肢ですよ。  11月3日(金)、運動神経系抑制ニューロンを活性化させているのは皮膚感覚や筋肉の感覚が主体のようですね。視覚が主役なら痙縮なんてほとんど起こらないよね。脳で筋収縮中止と思うだけで活性化されるのなら痙縮とかは起こらないよね。でも、実際は痙縮状態になられてしまう方が多いですよね。これは、皮膚感覚や筋肉の感覚を必要としているからだと考えられるのですよ。神経系は興奮ニューロンと抑制ニューロンを組み合わせることで働いています。どうも、興奮ニューロンは興奮したままになりやすいようですね。で、抑制ニューロンでその興奮を鎮めているのですが、抑制ニューロンが活性化するのには切っ掛けが必要ですよね。その切っ掛けの情報は感覚神経からもらっていると考えられるのですよね。抑制ニューロンが興奮し続けると運動神経系では興奮ニューロンが興奮できなくなりますよね。で、必要なときにのみ抑制ニューロンが活性化するのには感覚情報が必要であるように動物は進化してきたのでしょうね。進化の過程で「興奮ニューロンは興奮を続けることができる」と「抑制ニューロンは必要なときが過ぎると興奮が治まる」ようにできたのかもしれないですね。抑制ニューロンの興奮の抑制について調べた範囲では「?」でした。でも、興奮ニューロンもある程度までの興奮は抑制ニューロンでなくても徐々に興奮を静めることができるようですね。でないと、私も痙縮の仲間入りしているはずですからね。  11月4日(土)、本日のはある意味「支離滅裂」かもね。これぞ高次脳機能障害?。でも、私はすり抜けたように思っています。ただ、感覚情報をその場で活用することについては起こっているかもね。なにせ、感覚麻痺の典型の視床出血だものね。これは脳のどの部位がどの位の大きさで出血や梗塞の被害を受けたかによります。また、いろいろな機能はいくつもの脳の機能部位の連携で発現されているのでよく調べないと解らないですよね。どのような機能にどの位深刻に出ているかということですよ。失語症と簡単に表現していますが、筆談もできないというのは言語中枢に損傷があるということでしょうね。また、連合野に障害もあっても意味のある会話がでないかもね。空間図形認識はどの部位かな。計算力はどの部位かな。記憶領域に障害があっても失語症は出てくると思います。文脈がめちゃくちゃになると思いますのでね。視床に障害がおこると、感覚麻痺とともに大脳と小脳の連携に問題を生じます。情報や命令をいくつかの部位を往復させることで動作を滑らかにしているからです。これと、同様な連携は脳ではそこら中にあるのですよ。脳卒中では、どこに損傷が生じたかということが後々のリハビリに大きく影響します。ですから、このブログには主に四肢のリハビリ、それも悪化させないようにということを主体に投稿しているのですよ。高次脳機能障害のことについては適切なサイトでも調べてね。高次脳機能障害は深刻になるほど、ご本人の自覚が得られないかもね。それでなくても、「できていたのだから・・」でしくじる方がよくおられるのが脳卒中かもね。  11月5日(日)、月曜日投稿の件で外反母趾を調べていたので、その後のこの方の投稿の足の写真を見て、バッチリ外反母趾だと判りました。これで、一つ役立つことを教えてもらった感じです。「覚えた」と「理解して覚えた」の違いがありますよね。「覚えた」というのはまだ役立たずね。活用できるようにすると「理解して・・」かな。行動経済学の本を7年か8年ほど前に購入して読んでいたとき、思ったことね。今年ノーベル賞になるとか思っていなかった時代ね。2種類購入してどちらかにあったのですが、「無料でチョコレート(安物)をあげる」時の行動と「いくらか対価を払って対価より高級なチョコレートと引き替える」というのがあって、後者の方で支払いで行動を起こさないのは価値を知らないとかの記述があったと覚えているのですが。これ、タダならもらうが対価を払ってまでのチョコレートはいらないという行動を起こす人間のいることをご存じないのでは思ったことがありました。で、この例は人体に深刻な問題を引き起こさないのでどうでもよいですけどね。不適切リハビリになると後々深刻な影響を与えますけどね。心理学的な行動と経済との関わりが行動経済学のさわりだったかな。リハビリはある意味、こんな悠長なことをしておれないですよね。でも、目先の利益を、早く治したいということが生物としての人間の回復の早さを上回ると、後々、深刻な事態を引き起こすのにね。人間の生物としての回復の早さを上回るような回復なんてないですよ。脳卒中は「脳での回復に応じて」が鉄則です。とにかく、本日も投稿しました。

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