2018年4月14日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No294

コンタクトレンズのその後について。先月12日投稿のコンタクトレンズ騒動ね。   医師による診断で違いが大きい脳卒中後遺症かな   統計学のお勉強を。   4月1日放送の「健康カプセル ゲンキの時間」で亀型姿勢とゴリラ型姿勢が取り上げられていました。よい姿勢より腰痛や肩こり等が多い。   4月1日の東洋経済オンライン編集部のメールマガジンで「日本語学校化する『夜間中学』の残念な実情」というのがありました。   脳卒中ぶん回し歩行は治るかもしれないですが、はじめから健常者風歩行の方を目指すのが楽ですよ。   昨日に続き、脳卒中になられたばかりの方へ。再生医療やロボットリハビリとかは四肢においては関節可動域が維持されている方が圧倒的に有利ですよ。  4月2日(月)、コンタクトレンズのその後について。先月12日投稿のコンタクトレンズ騒動ね。ようやく、先月末にいつもの眼科にいつもの通院に行くというので18日ぶりに装着してみたらなんともなかったです。もしもの時は眼科でつまみ出してもらうつもりでね。その後も順調といったら順調です。瞼の感覚ではボチボチの触覚があるということで収まっています。猛烈な痛みはなしね。とかいいながら再開翌々日あたりが痛み等が少し酷かったですが昨日は収まってきました。これは「慣れ」ですが、新規に接続した部位の神経細胞の興奮度が普通にまで落ち着いてきたことによると考えています。このタイプの慣れは健常側でも起こりうるものですよね。ところで、麻痺側の手足を暴れさせるというのは今もできます。中途半端な力で何かをしようとしたら暴れるのですよ。筋力調節ですが、脱力はこのとおり力なしにすればよいわけですよね。筋トレ等の大きめの筋力発揮はどれかの筋肉を収縮させっぱなしみたいな状態かな。あるいは筋力を持続的に変化させているとかもかな。ところが、鉛筆をもって肘を浮かしてゆっくりと直線を引くというのと、素早くひくというのでは素早い方がより直線に近くなりますが、ゆっくりですと普通はギザギザかな。グルメ番組での箸上げで箸先が震えていたりしますよ。これは屈筋と伸筋を交互に非常に短時間で収縮と弛緩を繰り返すことで調節しているからです。運動中枢→筋肉収縮→筋肉の感覚情報→感覚中枢→視床→小脳→視床→大脳→運動中枢→筋肉→・・を高頻度で繰り返して調節しているのですよ。これらのどこかが脳卒中で問題を起こしたわけですからね。その部位に関係する接続等が軸索から樹状突起に変わってしまったりもあるわけですよね。軸索と樹状突起では伝導速度が異なります。また、新しい接続であるわけですからもたつきもね。伝導が遅くなる、時間が余分に必要になるので筋収縮が起こりすぎることになるのですよ。で、慌てて逆をしようとすとさらにブレが大きくなってしまうからと考えられるのですが。樹状突起が軸索化するまでは暴れ続けそうです。回復時の異常ですが部位によっていろいろな形で現れると思っています。医者には言っていないよ。こんなの治療法ないからね。  4月3日(火)、「夫が・・」さんが以前夫の免許のことで投稿されていました。免許の更新ができるようにとね。で、更新できたということだったですよね。先月、脳天気さんは医師の判断もあってあきらめたと投稿されていました。どちらの病状も投稿からだけでは判らないですが、脳天気さん、ほかの医師を探されていたら、ひょっとしてと思ったりします。先週、投稿の障害の等級でのように医師によるばらつきが大きいためかなと思ってしまうのですよ。日本の医学教育はたこつぼ教育が延々と続いていました。他の医学部との交流のない教育ですよ。研修医制度になってから幾分か是正されたかもね。診断基準が出身等によって大きく異なってしまっている可能性が高い日本です。まだ、検査数値等で基準みたいなのが広く行き渡っている分野では違いは少ないと思いますが、我々の脳卒中後遺症の分野は結構ばらつきの大きい分野ではと思うのです。その上、セカンドオピニオンを嫌う風土も問題ですよね。大学卒業後の不勉強なのが多い日本。で、「夫が・・」さんのところは探されたということですよね。公的病院である私の入院していたところで、肺がんの時に手術1年後に骨転移と決めつけたのが手術した主治医でした。この医師、某国立大学医学部卒、某旧帝国大学大学院修了でアメリカの有名大学医学部関係病院に留学したという経歴でしたが、初歩を忘れてね。鈍感な私は放射線治療を拒否したまま通院を続けたのですよ。病院からいなくなりました。拒否の理由は以前の投稿を探して読んでね。症例検討で整形外科の主治医の設定した生検をつぶしたようでした。放射線治療は手術みたいには証拠が残らないからね。脳卒中の後遺症ではこのタイプの間違いではないですが、良心的?誤診が生じやすい分野だと思います。  4月4日(水)、統計学のお勉強を。3月31日の東洋経済オンライン編集部のメールマガジンで「格差時代の統計では中央値の公表が必要だ」というのがありました。私は度数分布も必要とおもうのですが、平均値だけよりマシであると考えられます。統計ではどのようなサンプルと集められているのがということがまず第一に考えなけっればならないことかな。全数調査であればこの必要はないですよね。定期考査の平均点を生徒等は気にしていますよね。これ、親に点数を言うときに平均点以上とか言うと怒られないからかな。で、灘や駒場の平均点と普通の公立中高校での平均点を比べられますか。母集団の違いね。また、平均というのはそのテストでの平均であって問題が異なると違ってきますよね。教科科目で違ってくるの同様にね。母集団の違いは医学の分野での統計でもよくあるというのです。サンプル調査ですと、母集団の問題とサンプル抽出の問題が絡んできます。世論調査でランダムな電話番号に・・とあるのですが、電話がない人は除外されていますよね。街頭調査では質問に答えてくれそうな人に偏る傾向があると思います。そして、表やグラフや図にするときに誇張というのが入り込んでくることがありますよね。グラフの目盛り等に工夫を凝らすことでね。でも、働き方改革関係での統計として提出されたデータはめちゃくちゃだったようですね。数式を使わないで統計をわかりやすく解説してくれている本に「統計でウソをつく法」というのがあります。60年以上前に書かれた本ですが、今でも通用する本ですよ。ブルーバックスだからそう高くないですよ。統計はどの分野でも大切ですよ。お勉強の平均点ですが、点数に拘って「何が理解できて何ができない」とかがどこかに置き忘れている感じがするのです。競争と言っても狭い範囲での序列争いになってしまっているのが日本かな。相対評価が先にある教育というのがよくないのかな。  4月5日(木)、4月1日放送の「健康カプセル ゲンキの時間」で亀型姿勢とゴリラ型姿勢が取り上げられていました。よい姿勢より腰痛や肩こり等が多い。アキレス腱ストレッチみたいなので片足を膝立てしたままでもう一方の膝を床につける動作でぐらつくとかの場合、亀型。壁に椅子を近づけておいて、つま先と膝を壁につけたまま立ち上がれないというのはゴリラ型姿勢。ということでした。このときも筋肉が無理に使われすぎて固くなったりしての腰痛とかになりますよということでした。健常でも腰痛とかは困りますよね。予防法の体操とかもあったのですが忘れた。簡単短時間ね。我々は筋肉を適切に脳が支配していないので健常者より問題が生じやすいよね。姿勢維持にも問題を起こしやすいですよね。私が姿勢を正す方法として取り入れたのがPCのモニターと高く置くということです。そして、頭をできるだけ自然にね。背筋を伸ばすほかはないですよね。これを始めたのは特定健診で169.・cmと言われたからです。170cm以上に戻すためね。翌年の測定では170cm超えていました。維持しています。おまけとして血圧低下も起こったようです。腹圧が減ったのでしょうね。猫背は腹圧アップだものね。腹圧アップは血圧アップにつながるというのですよ。血圧測定で姿勢が大事な理由の一つですよ。よい姿勢というのはそれなりによいことがあるのですね。よい姿勢維持には体幹の筋肉を適切に使う必要がありますよね。脳にもよい刺激になっているようです。骨格筋を適切に使うという刺激が脳には必要なのですよ。過剰な運動は脳にもよくないです。リハビリと同じく適切適度にね。  4月6日(金)、4月1日の東洋経済オンライン編集部のメールマガジンで「日本語学校化する『夜間中学』の残念な実情」というのがありました。この中に日本の教育の残念な現象は「形式主義に陥っている」ということか。義務教育諸学校での卒業は名簿に在籍があったというだけで卒業させていますよね。その結果、勉強したいときに学ぶことができなかったとね。夜間中学に入学できなかったというのですが、働きかけ等で入学を認めるところが増えてきているのですが、義務教育というのは憲法上、国や地方公共団体がすべての国民に対して用意する必要があると思うのですが。そして、保護者には子供に教育を受けさせる義務とかいうのですけど、子供が安心して通うことのできる学校を用意する必要に応じてあるはずですよね。いじめによる不登校は国や地方公共団体が安心して通うことのできるところを用意できなかったということです。憲法違反であるのではとね。よく大人が「学校の勉強は役に立たない」とかいっていますが、役に立たないように勉強してきたからではとね。いろいろな場面での人間同士の意思疎通は国語のお勉強が相当基礎にあると思うのです。いろいろな製品の取説理解とかもね。ただ、競争の点数取りのお勉強は無意味に近いですが、していないより勉強していた方がマシかな。「リボ払いする人と結婚するな」みたいなのが東洋経済オンライン編集部のメールマガジンであったのですが、リボ払いの金利計算とかは中学校レベルまでで一応できるようになっていると思いますが。預金金利の応用でできますよね。複利計算もね。日本は関孝和という和算の世界的な人を生み出した国ですよね。ちょっと、実例を具体的に練習させておくというのもよいかもね。「学校で金儲け・・」も嫌っている輩が多いですが、中高校ですと、模擬店等とかで生徒に体験させておくというのも必要ですよ。もっと、具体的に労働法規等を教えるとかもね。具体的に役立つ知識技能ですよ。すべての時間を大学入試の点取りだけに費やすから、無意味に感じたり、意味のないことをさせてしまっているのではと思うのです。服装検査も意味ないよ。  4月7日(土)、脳卒中ぶん回し歩行は治るかもしれないですが、はじめから健常者風歩行の方を目指すのが楽ですよ。それだけですが。ですから、脳卒中になられたばかりの方は関節可動域確保、そして、健常者風歩行を目指そうね。で、「一生車椅子」宣告から健常者歩行への道ね。入院当初から、「筋肉を固めない。関節をさび付かせない。腱を固めない。」の「3ない」を思っていました。腕は健常側で動かす、他動ですよね、ことができたりしましたが、足は無理ですよね。曜日的には不利だったかな。その上、リハビリ開始が直ぐではなかったのでした。尿道に管が入っている間はおとなしくベッドに寝ていましたが、とれた日から日中車椅子着座生活を始めました。これが結構下肢関係の可動域確保に役立ったようです。PCをするので背筋直立ぐらい膝下が膝より後ろに来ていました。股関節直角程度、膝関節直角程度、足首関節直角程度でしたかな。ベッドに寝ると伸ばしていましたよ。救急病院でのリハビリでは最初に平行棒の間で補助付きで立ち上がるというのだったかな。普通、発病前に階段昇降ができていたら立てますよね。補助および支えに捕まることができるのなら片足立ちができるのが普通だよね。徐々に立つだけでの補助なしにね。平行棒片道、そして往復ね。徐々に補助付きの杖歩行ですよ。このときはぶん回しだったと思います。救急病院での移動時は介助付きの車椅子のみでしたよ。リハビリ病院転院後に「踵着地の車椅子着座での両足使用ちょこちょこ歩行」なるのを教えてもらって大々的に始めました。車椅子にはしかりと奥深く座りてね。股関節的には前屈みの方が速くなります。膝関節は直角を中心に動かすわけね。足首関節はつま先キックの後前へ抜くときは伸ばしだったかな。踵着地、必ず踵着地だよ、で体重乗せて車椅子を前へね。膝の後ろに行く頃には鋭角的に曲げていて、で、床キックね。この歩行、筋力いらずみたいなものでした。で、暴走族になってしまったので闇の歩行リハなどする気が全くなかったです。リハビリ時間のみの歩行ということにでした。関節可動域が確保されているので転院後1ヶ月ぐらいから健常者風歩行のリハビリが始まりました。で、この3週間後ぐらいには病棟内歩行許可が出ましたよ。健常者風歩行ですよ。転院後直ぐの別のセラピストさんの時に90mほど歩かされたときは「何するのだ。歩かすな。」と心の中で思いました。歩行は下肢の関節可動域があるというのが大前提で、歩行しても関節可動域に悪影響が出ないようにしておくと、歩行のリハビリが少々遅れようが後は早いですよ。杖歩行許可されて数日で一日5000歩とかにしましたし、歩容に荒れはなかったですよ。健常者風歩行はセラピストさんにしっかり指導してもらったほうが圧倒的によいですよ。下手に闇歩行リハビリなどしない方がよいかもね。私はしていないです。指示された自主リハもサボり気味の不逞の輩でしたが。救急病院入院期間34日で意識不明もあった左半身完全麻痺からの復活ですよ。この救急病院は包括医療費なので早く追い出す方が儲けの多い病院でした。歩行リハビリを始めてくれたということは歩けるようになるということとほぼ同じかもしれないよね。だから、関節可動域を大切にして健常者風を目指そうね。階段昇降リハビリも早かったかな。車椅子で暴走しましょうね。麻痺足も使ってだよ。リハビリ病院入院中に健常者風にする方が退院後にぶん回しから健常者風にするより楽ですよ。  4月8日(日)、昨日に続き、脳卒中になられたばかりの方へ。再生医療やロボットリハビリとかは四肢においては関節可動域が維持されている方が圧倒的に有利ですよ。昨日のぶん回しと健常者風の違いは関節の使い方だけですよ。適切に関節が使えるのが健常者風、そうでないときにぶん回しかな。関節が適切に使えるという前提は「楽な外力による関節可動域確保動作」ができるということね。歩行補助ロボットは元々関節可動域のある筋無力症等の方のために開発されてきたのですよ。だから、筋力なんてなくても楽に関節可動ができる方が有利ですよ。脳卒中で関節可動ができるというので「楽な外力による関節可動域確保動作」をしていると脊髄反射等で筋力があるということが、なくなっていないということがそのうち判ってきますよ。そうこうしているうちに脳が落ち着いてきて動かすことができるだけということになるようです。なのでリハビリをしていると「歩行のリハビリをしましょう」とか「ぞうきんがけをしてみましょう」とかになるのですよね。ここで、間違った考え方「動かせるのなら多くのトレーニングを繰り返すと早く回復する」というものね。この考えは脳に損傷のないときにのみ有効なのですよ。我々は脳にのみ損傷を受けたのですよ。この点を間違わないようにね。脳に回復のきっかけを与える程度の刺激と廃用症候群を防ぐ程度は最低限する必要があります。が、過剰にリハビリとしておこなうと神経系のアンバランスのため痙縮等になってしまってロボットリハビリの対象外になる恐れがあるのですよ。上肢は下肢より神経が多い上、微妙な筋力調節を必要とする動作が多いため過剰に緊張します。その結果、筋緊張亢進状態になりやすく痙縮にもなりやすいようです。結果として全廃に陥りやすいようです。そうすると、ロボットも再生医療でも対象外となると考えられるのですよ。四肢の動作は関節動作です。だから、「楽な外力による関節可動域確保動作」ができるというのが基礎になるのですよ。関節が動かしにくいは大抵筋肉が緊張亢進状態になって、屈筋も伸筋も同時に収縮しているからだと考えられるのですけどね。

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