2008年1月17日木曜日

「気がつけば、置き去り日本」かな

1月13日の日本経済新聞朝刊に「中国、日本上回る44社・時価総額上位500社」という記事がでていました。たしか、時価総額トップ企業は中国企業だったです。
発展が著しい中国、ロシアなど新興国勢の存在感が一段と高まっているということですね。日本企業株を売って、中国などの新興国企業株を買う動きが広まっているようです。
サブプライムではアメリカ金融機関が大きな損失を出して低迷していますが、日本は別の理由かな。国内の改革遅れでしょうか。改革機運の後退も日本売りに拍車をかけているとか。
株の世界で、各国の証券取引所に上場している企業の時価総額合計で東京証券取引所はニューヨークはもちろんのこと、欧州の市場にも大きく引き離されているとか。取引に掛かる時間も遅れを取っています。
自由貿易協定でも、韓国などに負けていますね。「内向き思考」で「グローバル競争」の現実が見えていないのでしょうか。そして、土着の村型思考で現状維持にのみに執着している。その結果が、例えば、補助金漬けで自給率40%の農業でしょうか。
そういうのが積み重なって、停滞している間に抜かれていっているというのが現実でしょうね。教育の分野でも同様のことが起こりつつあるのでは。いや、起こっているのでは。
このままでは、縮小再生産の悪循環にはまるでしょうね。
打破するためには、さらなる改革を。まともな改革を。

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