2008年8月4日月曜日

福田内閣の内閣改造と支持率

8月2日に内閣改造が行われましたね。
そこで、各報道機関が世論調査を行いました。改造前と余り変わらないというのからある程度良くなったというのまであります。
これは、サンプル調査ではつきものの現象です。まあ、ぼちぼち参考にすれば良いと思います。調査方法が乱数的に発生させた電話番号で電話して(RDD)というのが普通です。では、電話を所有してない人の動向は?。登録された番号以外は拒否する人の動向は?。
結果ですが、私の見た中では日本経済新聞社の調査での支持率が高かったですね。そして、政党支持率では、僅かながら自由民主党の方が民主党を上回っていたですね。
RDD法ですから、読者とは関係ないと思いますが、次に問題になるのが質問する際の言葉遣いとか選択肢の設定や順序とかも影響するでしょう。選挙の時の投票動向は具体的なのでこのようなことは影響しないから、予測しやすいから外れにくいと考えます。
ところで、民主党の支持率が下がってきているように感じます。代表選挙で複数の候補を擁立しようとかいう動きは非常によいことですが、それより、国会運営の方に問題があるとみる国民が増えてきているのではと思います。この敵失が福田内閣の支持率を若干でも持ち直させる要素になっているのでは。
内閣改造についてですが、日本は大臣の挿げ替えをよくしますね。これが、官僚に増長させる非常に大きな要因ですね。大臣はわかっていないとね。
過去に国会議員を当選回数などで順繰りに大臣にしてきたことから、今回も党内の圧力が高くなってきての改造ではと考えます。適材適所で前回選んでいるはずなら、留任がもっと多くても良いのでは。大臣の立場としても「問題の先送り」ができなくなりますね。官僚の方も底のポストでの在任期間とかで先送り送り体質があるところに大臣がころころ替わると「どちらも先送り」体質だから、厚生労働省での事態や諫早湾干拓事業での農林水産省の態度みたいになっていくのでは。干拓の方は中止決断の先送りですは。干拓の方は別の問題もあります。どこかのダムなどと同様、一度決定したことは「改めない」という官僚の体質かな。これを打破するには大臣の長期在任が必要になると考えます。

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