2013年11月18日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No67

脳梗塞や脳出血の発病時の血圧上昇現象  「誤診」の経験  身分証明   専門ではない方や理解していない方からの「リハビリになるから・・しなさい」とか「リハビリになるから・・してはいけません」で思うことは「虐待」のことも  お話の理解に必要なこと、「前提」   リハビリの必要条件と十分条件  「リハビリの180日ルール」  11月11日(月)、「クッシング現象」と呼ばれる脳梗塞や脳出血の発病時の血圧上昇現象があるというのです。「クッシング現象」で検索してもらえればぞろぞろ出でてきます。訪問リハビリで血圧を測定する理由の一つのようです。再発の有無ね。私の発病時には200mmHgぐらいになっていたらしいです。本人も救急車で脳出血といっているし、麻痺(左半身上下ともね)も出ていたしね。で、病院へね。若いと日頃の血圧を測定していないことも多いし、「クッシング現象」なんて知らないしね。私の家族はまだ理解不能みたい。先週、取り上げらせていただいた方も若いしね。私は一気にドバッと10ml程度までの出血かな、(視床出血では20mlもでると閻魔の庁に直行のようです。)で典型状態でしたが、脳出血や脳梗塞でちびりちびりでは見落とされる可能性が高いかもね。年齢的な方から、医師が脳梗塞を排除していた可能性が考えられると思います。血圧上昇も出血などがちびちびでは私みたいには上昇しないかも。もっともっと上昇した人もいるようです。だから、「高血圧症」と診断してしまったのでしょうかな。MRIでは隠れの微少脳梗塞も検知できるみたいですね。その隠れと変わらなかったのかも。でもね、医師は症状からもっと注意をするべきではと思いました。  11月12日(火)、「誤診」の経験ね。ちょいちょい患者業(笑い、やりたくてしているのではないです)をそのたびに違う病気で出ています。肝腫瘍の時は医師は「悪性」とふんで、肝切除術ね。肝(きも)は膨れますので、開腹術とかで、危険はあり、開腹ということでのダメージはありますが、成功すれば胃切除みたいな後遺症は出ないので、しましたら「良性」で「間違った」とですね。良性といえども悪性になることもね。この時の検査の放射線の影響もあってか、肝の側の肺で、今度は悪性腫瘍ね。肺右下葉切除ね。その翌年の骨シンチレーション検査で股関節あたりの骨に集積があったのです。全身で一カ所のみね。この検査はテクネチウム(Tc)という人工放射性元素を体内に注射して骨新生部位に集積する性質を利用して微小骨折による骨新生やがん細胞で溶かされて起こる骨新生をしている部分を探すものです。紛らわしい集積がでるので診断解析で「骨の折れる検査」だとも。「がん」という保証はないのです。普通、がんの転移の場合は「普通は複数箇所」「普通は単純X線写真で溶骨像か骨硬化像」「普通は痛み(激しいらしいです。モルヒネも効かないとかね。)」の3点セットで判断するようです。私のそのときは一カ所のみ、?てなX線写真、痛みなしという外れを主治医が一人頑張ってました。そりゃ、放置に限ります。主治医はどこかへ行ってしまいました。翌年の同じ検査で顎に集積、の指摘。歯医者に行って虫歯の治療をしました。虫歯探しにも使えますよ、骨シンチレーション。肺がん発見から14年たちますが、生きています。「転移」ははっきりと誤診ね。こんなの病院関係者は・・・といって「疑いがあった」と。でもね、あのときの主治医は「断定」していました。切除術の後の5年生存率の数値も解説なしの「65%」、これ教科書そのままみたいなもので、手術前に調べていた数値そのままです。転移として放射治療していたら、放射線障害をうけて、「股関節あたりの骨の骨折」を起こしていたかも。この付近の骨折で苦労されている方がおられますので、私にとっては放置が一番の選択だったと思います。医療行為はすべて「行為による利益」と「放置による不利益(あればの話)と医療行為による不利益」とのバランスで考える必要があると考えています。  11月13日(水)、ブログ村脳卒中カテゴリーでちょいちょいぶらついています。そこで、身分証明の話があったので私の思っていることをちょと書いてみます。身体障害者手帳(かろうじて引っかかりました。)の交付を受けてから、提示しやすいようにして、持ち歩いています。美術館等では運転免許より威力がありますね。銀行などでも運転免許より楽に出せるので愛用中。バスは障害者専用のICカードをつくりました。運転免許更新をどうしようかと迷っているのですが、パスポート発行の際の身分証明にも使えるというので更新しない可能性が高いです。写真付きの身分証明書はたくさんいらないと思っているのです。それと有効期限なしだし、再交付申請もできるようだしね。まあ、いかに長く2種のままで生活できるのかリハビリに励みます。今は一人で公共交通機関が利用できているので来年1月にはJRで140kmほどの乗車をして1泊旅行をしてきます。100kmを超えるので漸く運賃半額ね。問題は各駅停車だけにするか特別料金を追加するか迷っています。元々は今でいう「乗り鉄」な者でね。付き添いありでは新幹線500km日帰り往復しました。これが「動かしてやる」と麻痺側を扱き使って、発症後しばらくしてからした介護認定で「要介護4」から半年ほどで「要支援1」に転落した者の状況です。発症時の意識状態を覚えとして投稿しておきます。発症後15~20分ほどでしたか、この程度で意識がなくなりました。その後はまだらに意識が戻るときがあり、翌日は・・程度でしっかり意識があったという記憶がないのです。その次の日には意識のある時間が増えました。その次はさらにね。で、その次の次あたりかな車いす生活を希望し、尿道の管が抜けるとともに車いす生活にしました。何日目かは覚えていないです。介護認定はもっと後ね。  11月14日(木)、またまたまたある方のブログを読んで思ったことね。専門ではない方や理解していない方から「リハビリになるから・・しなさい」とか「リハビリにならないから・・してはいけません」とかいわれて立腹のご様子です。同感します。ベッドはよほど回復していたら不要かもしれないですが、要支援1の私でも必須家具ですよ。床からの直接起立は危険がいっぱいね。1日10000歩程度の私でも寝起きが悪いときにはベッドでも最初の歩行は怖い怖い。だから、入院中退院まで車いす確保で助かったね。現実を知らないのがいうことですね。逆がネガティブサポートでベッドでも付き添いかな。さすがに私に対してはほったらかしね。なかなか、ほどほどというのが解らないみたいね。退院のころに漸く普通のベッドで良いと理解できた私の家族ね。危険防止も考えないとね。「転倒」→「骨折」→「寝たきり」になってしまったら元も子もないですね。「歩行」と「立ったまま」とでは「歩行」の方が楽です。歩行ですと必然的に左右交互に使いますからね。「直立状態」ですと、麻痺側が安定していないので健常側に負担が掛かり疲れが早く来ます。バランスも崩れやすかったりね。健常者は解らないかも。食器洗いなんて直立状態だもの、うちは食洗機です。ですから、公共交通機関では、さらに揺れとかもあるので「着席」が必要にね。美術館等でも、車いすを借りたくなります。むやみに疲れるというのはリハビリにはなっていない可能性も。なにがリハビリになるかについてですが、私は「疲れが溜まらない」程度の強度で「安全」で「可動域を確保できる」で「脳の再配列を促進できる」で「筋肉や関節を固めない」で「筋力維持ができ、骨の強度維持もできる」程度ができ、実際に脳での再配列ができるようなことかな。それで、いろいろな生活動作はできるようになると思いますが、新たに働き出した神経細胞の学習期間も必要ね。順序というものがあるのにわからないおまけの人が出てきたりするみたいね。子供の成長も順序がありますよ。リハビリもね。ただ、次のステップにいくまでの期間は子供によってばらばら、リハビリも人によってばらばらね。これらのことが解らない人は障害者を子供を「虐待」している可能性があると思うのです。虐待には「見えない虐待」もあるのですよ。言葉による虐待、態度による虐待などね。子供ですと、「親の希望に子供を誘導する」などもね。「誘導」としましたが、実際は「強制」ね。子供の進路なんかでの家族会議なんて、その典型だと思っています。「押しつけ」は虐待の始まりかな。  11月15日(金)、またまたある方のブログを読んでですが、別の方ね。確率のお話でした。奥さんと話がかみ合わないと嘆かれていました。その昔、ある書物でアメリカの大学の授業での確率の話が出ていました。ある年の大統領選挙(例として)で4人の候補者の個々の当選確率は25%であると教授が説明したら、ある学生がそれぞれの候補は、すべて「当選か落選二者択一だから50%」ではないのかと質問したとのこと。教授は丁寧に説明されたとか。どちらも間違いではないと。理由は25%の方は候補者全員を第三者的に考えたときで、50%は特定候補の当落のみに注目したとであるとね。A候補にとっては、当選するか落選するかのどちらかしかないので50%であると。B候補、C候補、D候補も加えて第三者的に考えると25%であると。前提条件が違うのでどちらの確率もそれぞれの前提に立てば正しいとね。確率はいつの時点でどのような前提であるかで変わってくるということかな。誤診のところで書いた私の5年生存率65%も前提条件があるはずでしたが解説なしね。前提が絶対あるはずです。でないと、確率なんて求められませんよ。ですから、私はリハビリでの回復について、前提として「視床出血による感覚麻痺で・・・」となるわけです。1000人の患者がいたら1000通りの症状なので・・・ですが、リハビリでは本人の積極的取り組みが必要という前提だけは1000人とも必要だと思います。確率を出すときに前提となる資料が必要ですね。その資料集めの時に操作することも可能ですよ。そのあたりも心にとめておきましょうね。当然、統計資料もどのように収集し、どのような前提でどのように処理するかで変わってきますよ。ある一面を表しているとだけ思う方がいいと考えています。  11月16日(土)、今日はギャルとの昼食会に行ってきます。一番のリハビリかな。とかいっていますが、リハビリの十分条件と必要条件についてね。必要条件とはその要素を含むより広い要素ですかな。リハビリにはどう考えても十分条件になり得る要素が思いつかないのです。「人間は動物である」では人間という条件があれば動物に含まれるので十分条件、「動物は人間である」とはいえないですが、動物の仲間である必要があるので動物は必要条件ですかな。リハビリで成果が現れるための必要条件としては「リハビリに取り組む」かな。十分条件は???の連打ね。これをすれば確実というのはまだないのかも。でも、取り組まないことには進まない。できれば、自発的にね。嫌々するのとでは効果が違います。このことは確実みたい。  11月17日(日)、昨日の昼食会、楽しく過ごしました。いただいたお土産(so-netブログに写真アップ)です。昨日歩数が16000歩超えました。またまたある方のブログを読んでいて思ったことね。さらに別の方です。「リハビリの180日ルール」ですね。最近、入院期間が短くなってきています。相当前になりますが、私の初めての入院は消化管一気出血で3週間ほど、今ですと1週間ぐらいかな。1週間でも良いと今では思います。2回目の肝では2ヶ月ぐらいで1ヶ月でも良かったのでは。という感じで、3回目の肺では3週間、当時としては予測通りです。まあ、当時としてはぼちぼちかな。今の感覚ではちと長い。年々、短縮されてきている入院期間ね。医療費の問題、健康保険財政の問題もあってね。それと、不必要な「安静」を排除したら、早期退院ができるようにもなってきたためですね。アメリカの医療費が高いとかいわれますが、入院の場合、トータルでは変わらないという話もありました。日本は入院期間が長すぎるとね。急性期の病院の入院期間は原則1ヶ月かな。療養型タイプみたいな病院に転院をでしたかな。我々みたいなのはリハビリ病院にね。過去のリハビリを統計的?に見たら半年ぐらいまでは急速に回復しているが、それ以降は停滞するというので180日ね。こんなので多くの患者に当てはまるわけはないのにね。私がリハビリで張り切った理由の一つね、「180日ルール」、2月9日発症左半身完全麻痺で同年6月30日歩いて退院。介護保険も健康保険も財政の問題で訳のわからない仕組みが導入されてきたようです。その割に特定健診や健康診断での判定基準を恣意的にかえて、病人を増やすとかしているのです。医療費がいくらあっても足りないですよ。だから、180日ね。介護保険では低賃金ね。介護で収入が高い方?のケアマネージャーですが、被介護者の介護プラン作成はまじめにすると、月に50人でいっぱいだとか。要介護で一人あたり月8000円程度とか、一月8000円×50人=400000円ね。年では40万円×12ヶ月=480万円で、この中からいろいろな経費を差し引いた残りが受け取れる報酬ね。どう考えても年収400万円なんて無理でしょうね。この場合はこれから、社会保険料や年金保険料等を差し引くことになるのでは。資格を持っていてこのような状態ね。手抜きすると話は別ですが・・。このような計算好きなものでね。ついつい試算してしまいます。サラ金の金利でもすぐに年利換算ね。「だれが手を出せますか」という感じね。それと、例えば、その昔、「10000円借りて1日あたり10円」とかありましたね。利子は年いくらぐらいとかね。36.5%になります。100万円になると利子は36万5000円ね。1000万円ですと365万円ね。利息制限法は大昔から存在することも知ってました。グレーゾーンという話もね。このようなことを書いていますが、世の中にはまだまだ私の知らないことがいっぱいあります。勉強、勉強ね。

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