2014年2月24日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No81

感覚の回復から感じる脳での修復で思うこと   爪切りと雪の中での散歩   私は「押しつけリハビリお断り」であり、「リハビリ精神論もいやです」です   片麻痺のお金の取り扱い   他の方のブログでも「リハビリは長期的に」というほうが早い感じ  昨日の動画で思うこと  リハビリにおいて「腕や手、足、腰などの可動域」の確保がひょっとしたら、もっとも大切なものかも。  2月17日(月)、発症2年は昨日で一端終わります。表題のように私は視床出血でした。その結果、左半身の感覚神経がダメージを受けて感覚がなくなるということになりました。筋肉感覚もあるので動作麻痺にもね。完璧な麻痺ね。運動神経や筋肉、関節などには損傷がなかったのです。でも、うごかなかった。皮膚感覚の方では徐々に回復してきています。どうも筋肉の方もみたいです。この感覚の回復はどのようにして起こるのでしょうか。視床の関係神経細胞は出血で働きを失ったというか細胞自体は死んでいると思われます。死んだ神経細胞は復活しないです。では、どのように回復しているのかというと脳全体の中で生き残った部分が視床の役割を受け持ってくれたからになると考えられるのです。どのようにしてかいうと、樹状突起や軸索などを伸ばし直して死んだ神経細胞を飛ばしたり、別の神経細胞を間に入れたりしたためと考えています。樹状突起や軸索はどちらも細い細い管状構造です。細くなるほど表面積の割合が高くなります。ですから、脳は細胞膜の集まりみたいなものです。その結果、脂質の割合が高くなります。それは細胞膜の主成分が脂質のためです。この脂質に人間の合成できないω3系やω6系の不飽和脂肪酸が絶対必要なのです。ですから、いろいろいわれているのです。ところが、病院食のメニュー、食材をみると?の状態、特にω3系がです。で、サプリメント購入に走りました。ところが、樹状突起や軸索を伸ばすには、まず、手を使いたいとか、手を使っているようなとかの刺激がいるのです。刺激であって。筋トレでなくてもよいと思いますが、ぼちぼちね。そんなこんなで脳での再構成、再配列とでもいう樹状突起や軸索などの延伸が起こり始めると考えるのです。そのときに細胞膜の主成分が必要なのです。量は多くなくてもよいのですが不足しないようにしておく必要はあると考えます。でもね、拘縮とか起こしていたら刺激にはならないのでは。柔軟に筋肉を動かせる、関節も順調に使えるという状態でリハビリしている方が効果は絶対に高いと考えます。なにか特定の生活動作に不注意に集中してしまうと拘縮とかを起こして逆効果になってしまっているようですね。ある意味、拘縮とかのないので私の手足の動きに対する制約はないです。その代わり、一見するとぐにゃぐにゃに見えるかも。でも、筋肉の感覚神経が回復しきって新しく働き始めた神経細胞の訓練が終わるまでは過度な筋トレとかはしてはならないと考えています。筋緊張亢進や拘縮にならないためにね。関節を錆び付かせないためにね。  2月18日(火)、遅れましたが、先週金曜日にこちらの方もこの冬2回目の雪が積もりました。こちらでは先々週よりましでしたが、花子との朝の散歩では誰もいないので公園で20mロープの紐付きで走らせたら飛び跳ねていました。が、帰ると家の中へ入れろとの催促でした。犬は寒さに強いようですが、暖かい方が好きだということです。このように「雪にも負けず」、「雨にも負けず」、「風にも負けず」ですが「紫外線こわ~い」という感じで散歩に出ています。ついにレインシューズを出しました。発症前に購入したものなので歩きにくいです。少し小さいですが、足首の動きとかが健常側に近いのでなんとか履けました。スノーブーツもあるのですが、もっと歩きにくいかも。次の雪の時にはスノーブーツを試してみたいです。これもそれも足首や足指などが自在に動かせるから履けるのではとも思います。今一度、書きますが、発症当初、左半身が完全に麻痺したのです。感覚の回復は動きより遅れています。運動神経、筋肉、関節、骨に異常がないので動かせるのは動かせたのですが、感覚の回復待ちね。それまでは「筋肉を固めない」「関節を錆び付かせない」「脳での修復の刺激になる動作」などで歩行以外は生活動作には直接関係なかったかも。でも、今は生活動作が徐々にできる部分が増えているみたい。足の爪切りはリハビリ病院入院中までは看護師さんで、退院後は自分でしています。手の指はリハビリ病院入院中から自分でね。私の爪切りの特徴はばらばらと気がついたときに伸びた手の指だけなので負担が少なかったかも。さすがに足は基本一気ね。私らみたいな感覚麻痺では生活動作回復を追い求めるより、柔軟に動くようにしておいて時間を掛けて、感覚の戻りの様子を見ながら徐々に訓練していくのがよいみたいですね。  2月19日(水)、一昨日と昨日、ブログ村の脳卒中カテゴリーのある方が「リハビリ教お断り」と「リハビリ精神論お断り」と題されて投稿されていました。詳しくはそちらでね。私の投稿では自慢はさせていただいていますが、「できるだけ基礎的なこと」と「変な癖をつけない」と「休まず諦めず気長にね」と「人それぞれ」というのと「・・」とかな。ですから、すぐに「初期症状」を書くことにね。発症当初は皆さん筋肉は固まっていないし、関節も錆び付いていないはずです。筋力もあるはず。麻痺で筋力がないように感じるだけだよ。症状や取り組みの違いで拘縮などになったりするのですかな。最近、リハビリ失敗例についての原因がいくつかわかった気になりました。ただ、すべてではないですよ。「諦め」と「放置」と「過剰リハ」かな。リハビリの成功とはその本人が感じることでしょうね。困るのは「過剰リハ」で「イラチ的性格」の方が行き詰まり、何か新規にリハビリを受けて他の人に勧めたがるというのもです。リハビリなんて各自がじっくりおこなうもので、紹介程度ならまだいいですけどね。私からみると「あんたリハビリに失敗したからでしょ」かな。関節なんて固めてしまったらリハビリは進みませんよ。「錆び付かせない」程度は最低限かな。「筋肉を固めない」「関節を錆び付かせない」で「ぼちぼち動くように」していたら生活動作なんてそのうちできるようになると思いますが、脳の損傷部位などでいつまで掛かるかは神様に聞いてください。普通にリハビリに励んでいる者に素人がごちゃごちゃ言わんとってほしいです。入院中と退院後では脳の条件が脳の回復で異なってきます。脳卒中カテゴリーやリハビリカテゴリーでセラピストさんのブログもありますね。私にとっても役に立つのもありますが、リハビリ失敗者対策のもありますよ。各自の責任で探してみてね。「筋肉の硬直感が強まりだした」とか「関節の動きが悪くなり出した」とかですと、過剰リハビリの危険性が高いかも。放置でもね。「この頃以前より歩き方が?」とかいう程度の場合はよく相談してください。脳での修復が進んだ結果と考えられることもね。私の場合ですと、感覚神経完全復活するまではリハビリを続けることかな。過剰でもなく少なすぎでもない程度にね。よくなったり一見悪くなったりを繰り返しながらね。自慢を一つ、「手を使わないで足だけで正座からの立ち上がり」ができます。一発でね。普通はこれのようなことも継続的にリハビリを続けて時期を待つしかないです。リハビリ病院入院中に「立ち上がりのコツ」は教えてもらっていましたよ。「雪にも負けず」などは散歩に花子を誰が連れて行くかという問題で精神論関係なしね。  2月20日(木)、またブログ村の脳卒中カテゴリーの別のある方が片手でのお金の扱いで困られている様子を投稿されていました。私は発症前から「電子マネー」化に取り組み始めていました。クレジットカードとiDとEdyとETCカードとICカード乗車券ね。小銭じゃらじゃらと万札が嫌いなのです。ところが、ポイントカードもあり、カードで財布が膨れたりね。乗車用ですが、市交通局の障害者割引の場合は現金でね、カード化が無理。バスが困りものといっても100円玉一枚なのでたいした手間はないかも。バス会社の方は専用の障害者用をつくりました。これで、1枚増加ね。ただね、杖持つ手にカードとなりますので麻痺した左手がある程度生活動作ができるからバスの昇降で使えるのかな。まあ、整理券は取らなくてもよいし、事前チャージさえしっかりしていたら降りるときも楽だしね。診療所の支払いもクレジットカード払いができると楽になると思っています。調剤薬局は探し出しました、カード払いのできるところをね。現金を扱いたくないというのが本音ね。視床出血で高次脳機能障害に見舞われていたら、現金の方がよいかも。理由は「概算暗算」ができないようになっていたら、カード払いは危険きわまりないですからね。現金払いのよいところは「現金がなくなったらそこまで」ということがはっきりしていることでしょうね。ちょっと一言、気にしていたことの中に「脊柱」と「骨盤」ね。これ、体の基本だからね。当然、お尻の感覚もね、復活してきつつあります。徐々にね。で、柔軟運動もしています。当然、腰痛なんて別世界の話でしょ、関係ないですね。まあ、花子の散歩で私にしては扱き使う左腕などの筋肉のストレッチなど緊張を緩める動作などもしていますよ。全身の筋肉でもできる部分は気がついたときにしてますし、各部分の関節のすりあわせもなめらかになるように常に心がけています。筋緊張亢進とか関節が錆び付いたりしたら大変ですからね。  2月21日(金)、日本ブログ村の脳卒中カテゴリーのブログを読んでいて、ふと思ったことに「症状を受け入れることができて、頑張らずにリハビリに励んでいる方の方が回復が早いのでは」というのを感じたことです。「頑張らず」というけれど、「ほどほどに」というのと「長期的な変化に思いを寄せている」という感じかな。そして、「ネガティブ」ではなく「ポジティブ」に変化をみている方の方が早いのではということです。脳卒中での麻痺状態は本来発症時が最悪ね。適切なリハビリをしていたら改善されるだけだと思うのは私ぐらい?で、思い出してみると日を追って改善されていました。小さな変化の積み重ねだと思いますし、一進一退の時もあるとあると思います。それを我慢できずに急ぐと逆に回復が遅れるという悲惨なことが待っているようですね。長期的視野に立って考えるということができるかどうかですね。くどくどですが「外力ででも発症時には筋肉は動かせます。関節もなめらかにすりすりできます。この状態を保ち続けて脳の回復と併せて徐々に使えるようにすること。放置や筋トレなどで筋肉を固めてはだめです。関節を錆び付かせたらだめです。急がば回れ。」かな。  2月22日(土)、昨日、「関節は錆び付いていないよ」で闘病記(視床出血) 左半身完全麻痺からの復活に動画をアップしましたが、我々みたいなのはともかく筋肉を固めない、関節を錆び付かせないということをしておかないと手足などが動かせなくなり、リハビリ以前の状態で固定されることになりますね。自分撮りでしたから、見にくい映像ですけど、リハビリの最低条件である「筋肉を固めていない」と「関節が錆び付いていない」ということだけは判っていただけると思います。くどくど投稿しているようにリハビリに取り組んできた成果です。私の場合は感覚麻痺なので、感覚神経の復活状況でリハビリの進み具合が違ってきます。リハビリをおこなうことのできる理由はいくつかあるのですが、「筋肉が使える」というのと「関節が使える」が最低条件かな。私の思う歩行リハビリは残存機能を活用してともかく歩けるようにしようとするものだと思いました。感覚神経は右足とかで代用してね。それで、安定的になった後に左足の感覚神経が一部復活したら、といってもベテランの神経細胞は死んでいるので別の新米が入ってくるから、がたがたとね。そのとき、筋肉が拘縮、関節さび付きでしたら、がたがたしないでしょうがよりなめらかな動きにもならない。大外回しならそのまま大外回しでしょうね。だから、永久にダッシュできない。筋肉が拘縮でなく、関節も問題なければ、「小走り」から「大股走り」へ、そして「ダッシュ」へとトレーニングできると考えてます。体の動きは運動神経、感覚神経の両方で調整されています。アンバランスなときに無理をしたりすると、正常な調節ができなくなりますよ。急がないことね。昨日の動画のうち、膝揚げ程度できて走ることができるのではと思います。足首の動きも必須の最低程度かな。  2月23日(日)、リハビリにおいて「腕や手、足、腰などの可動域」の確保がひょっとしたら、もっとも大切なものかも。「可動域」というのは、指ですとジャンケンでの「パー」と「グー」を短時間で繰り返すことができるとかかな。その次が指名による指一本単位かな。その次が・・とかで、徐々に複雑な動作に持っていけたらよいと思うのですけどね。腕の動きも関節の最大限の範囲が使えたらね。まあ、肘の屈伸だけでも、まずは健常側と同程度とかね。肩のふり回しもね。これらを組み合わせると、お手玉を掴んで隣のテーブルに移すなんて楽にできますよ。このような作業の前に手、指、手首、腕、肘、肩などが支障(拘縮や筋緊張亢進、関節の癒着など)なく動かせたら、感覚が戻ってきたら、練習は必要ですが大抵のことはできるようになると思います。どうして「練習が必要」かというと、私の場合は視床出血なので感覚系の大切な神経細胞が視床で死んでます。この死んだ細胞の代わりを脳の他の部分の他の働きをしていた神経細胞が引き受けることになります。温度感覚が戻ってきたときにお風呂の湯の温度を熱湯みたいに感じたりとかなどです。「慣らす」ほかないですね。筋肉の収縮具合の感覚の場合も練習が必要なのですが、運動神経に間違って「縮みすぎ」とだすと、運動神経は「緩めろ」で緩みすぎにね。それで、慌てて「緩すぎ」と連絡すると「 締めすぎ」で、・・と往復ね。これが「震え」などの原因だと考えますが、関節が錆び付いて固着していたら、震えることはできないしね。筋肉が拘縮していてもですね。だから、可動域がどの程度あるのかいうのがリハビリにおいて大切なことだと考えます。「足首を動くようにしてもらった」とかで喜んでいるのは「固めてしまった」ということの証明ですかな。間違ったリハビリをしていた証明ね。不思議なこと、どうのようにしたら「腰痛」になるの、教えて。

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