2014年4月28日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No90

極限状態におかれてもくじけない精神力  ある方の投稿「腓腹筋がパンパンカチカチ」   股関節部への無意味な放射線照射しなくてよかった   昨日のNHKクローズアップ現代『子どもの体に異変あり ~広がる“ロコモティブシンドローム”予備軍~』  一昨日のクローズアップ現代を視聴中に「プッ」と笑ちゃいました。  左半身はまだ「真冬」です。前庭器官も回復中、歩行ゆらゆらの原因にね。  今日は「走る」についてね。  4月21日(月)、使っていた装具の写真を撮ろうと思って、探してみたがない。捨てられたのかな。ブログ村のある方が投稿していた「その要因は科学の力では説明できない」ですが、説明できないでしょうね。例えば、末期癌からの不可解な生還とかね。ブログを読んでみられたらと思います。研究したデータにも触れられていました。私が思うに簡単にいうと「意欲」ね。それと4月17日にNHKクローズアップ現代で放送された「“折れない心”の育て方 ~「レジリエンス」を知っていますか?~」とも関係があるかな。極限状態におかれてもくじけない精神力かな。現状を旨く受け入れて、常に前向きに考えることができる力かな。今、いわれていることに免疫力と精神状態があるというのです。「折れたら終わり」ね。人生あっけらかんと笑いに満ちて生きていくというのもよいようです。この心には「急ぐ」というのはどのくらいあるのかな。結果を急いで求めると「絶望」にたどり着きやすい事例は多いですね。私の過去の病歴ですと、「命拾い」というのを実際やってきています。だれにも言っていないですが生活活動で他人さんの行動によって助けられたこともあります。職業上での失敗もね。でもね、じっくり考えられる状況で即決一発でなく反復できることでは「二度目失敗」はあまりなかったと思っています。ネズミ取りの場所とかですとよく覚えていますので、25年無事故無違反状態で出血して運転しなくなりました。どこか、「折れない心」の部分があったのでしょうね。それが、「急がない」というのとかと相まって「奇跡的回復」ね。肺がんでは主治医の「転移」という叫びを無視しても生きているということですかな。過去を鑑みるということは大切ですが、そこから未来への道しるべを探し出すという心かな。別に他人に言いふらさなくても本当にその「どきっとしたこと」に内証ができるかということかな。ただ、リハビリでは単純ではないようですが、普通は当初は「折れている心」、幾分可能性が出てきてからは「焦り」、停滞期には「諦め」の心になりやすいかも。脳でのつなぎ替えには「意欲」というのも大切、少しでもよいから動かせるというのも大切かな。今後もあっけらかんとリハビリに取り組みます。「麻痺した人特有の姿勢や動作になりたくない。」という意欲も大切です。かっこわるいし、動作に負担が掛かるので健常者にはみられないのです。一度「麻痺した人特有の姿勢や動作」になってしまうと修正には大変な苦労が伴いますよ。健常者風歩行は楽ですよ。といっても、回し足だし歩行はやったことがないみたいなもので、その気がちょっと出るだけでも疲れますね。  4月22日(火)、ある方の投稿を読んでいましたら、「腓腹筋がパンパンカチカチ」とあったのですが、この方の以前の歩行の様子の動画ではよい感じに歩かれていると思いました。私の疑問はどうしてよい感じで歩行されていて「パンパンカチカチ」になったのかなということです。私など「足が暴れる」に任せています。無理して「暴れ足」を押さえたら、筋緊張亢進でガチガチにならないか心配なのです。見かけは悪いですが、「ゆるゆる」を大切にしています。ですから、パンパンとかカチカチとかにはならないように軽い緊張状態でもなるとほぐしまくっています。この方は脳梗塞、私は視床出血でもとが違います。私は感覚麻痺だけだしね。この方はブログを読ませていただいただけでは?です。でもね、順調にリハビリが進んでおられるように感じていたので「パンパンカチカチ」は気になります。そうそう、私の顔の違和感ですが、耳の後ろまであるのに戻ったあと、以前よりはすぐに目の下あたり主体に縮小してくれています。行ったり来たりですけど、面積縮小の方になってきているという実感がより出てきました。左足の足指使用もよい感じになってきています。一昨日のあの「秘伝」の一つが「足指の活用」でしょうかな。この「足指」を敷居や椅子の脚にぶつけたときの痛みのすごいという感じで「痛~い」。「足指」は健常者でも重要です。これを意識できるのは幾分かでも感覚が戻り始めてからでした。スリッパやサンダルとかは足指が大切な働きをしていますよね。微妙な使い方が必要のようなので、まだまだ訓練が必要みたいですが、役に立ってきています。  4月23日(水)、骨転移での放射線治療には副作用として、体内組織としては放射線には強い方みたいですが骨が脆くなるというのもあるというのです。関節部ですと、拘縮を起こすこともあるとか。ブログ村のブログの中に股関節骨折の方のもあります。ちょいちょい書かせてもらっている藪医者に「肺がんの転移」と叫ばれた骨シンチレーションでの集積場所は股関節部だったのです。根負けして放射線照射(治療ではないです)を受けていたら、車いす生活になっていたでしょうね。放射線治療では腫瘍もやっつけますが、周辺も被害を受けることもね。で、腫瘍がないところへの放射線照射ですと副作用のみになるのです。いまさらながら、「自分で調べることの大切さ」を実感させてもらった例だと思っています。私がこの件で調べたときはインターネットは始まっていましたが今みたいなブロードバンドではなく、ダイアルアップ(電話の通話料金が)でした。ネットも活用しましたが大型書店で立ち読みが主だった記憶があります。今はブロードバンドであり、国立大学の図書館も閲覧しやすくなってきています。そう、簡単に専門書にも触れることができ、Yahoo知恵袋とかいうのもありますので調べまくりましょう。ただ、信頼できるサイトや回答も多いですが、間違い情報も多いので注意が必要です。それと金儲けのための誇大情報にもね。私みたいなもののリハビリですと、まずは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」とかいうのは金儲けのネタにはならないでしょうね。車いすの漕ぎ方も金儲けにはならないかな。日中は上体を起こしておきましょうもかな。  4月24日(木)、昨日のNHKクローズアップ現代で『子どもの体に異変あり ~広がる“ロコモティブシンドローム”予備軍~』というのが放送されていました。そう、「しゃがめない小学生」とかいったら脳卒中で足が伸びきりになっている人もしゃがめないかな。足首が動かなくなった人もね。手首の動きの様子も放映されていましたが、動かない児童がいるのですね。万歳がまともにできないというのも、腕が上がらないからですね。そして、原因についての調査結果の概略も放送されていました。運動をほとんどしていないグループと特定の競技ばかりしているグループに多発だそうです。なにやら、リハビリの世界をみている気がしてきたのです。リハビリではどうしても動作の種類が限定されてしまいますね。そのまま特定の動作での筋トレとかすれば、それでなくても動きの悪い関節や筋肉に悪い影響が出ると思いますよ。結局は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」などで柔軟性を確保し、動作のできる範囲(可動域)を維持拡大しておいてから筋トレですかな。感覚麻痺で筋力が出ないのは「感覚情報が脳に戻ってこない」からであり、筋肉が弱ったわけではないですよ。動かさないことでの筋力低下は徐々に徐々にです。脳卒中を起こしたら、その時から筋力がなくなったですよね。脳が操作できなくなったからです。  4月25日(金)、昨日投稿ですが、一昨日のクローズアップ現代を視聴中に「プッ」と笑ちゃいました。「リハビリ失敗例と同じじゃん」と思ったのです。この頃の児童生徒で多いのが特定のスポーツしかしないというのね。テニスで「サーブができない中学生」とかがいると、日本経済新聞で読んだことがありました。「トスが上げれない」のです。ボール遊びをしたことなしね。そこの中学校ではいくつかの運動部を巡回させることを始めたとか。で、効果ありね。中学生の場合は可動域に問題が起こっているのはそれでも少ないですよ。ところが、脳卒中患者では「可動域に問題ありあり」ですからね。そこに過剰リハや放置では動かなくなりますよ。「しゃがめない」というのはトイレが洋式になってしまったものね。和式では「しゃがまんことには用が足せない」だものね。だから、床に座るとか、立ち上がるというのが下手になりますよね。日頃の生活パターンもスポーツに、リハビリに影響を与えているのですかな。同じことで2日すみません。ラジオ体操ができ、しゃがみ込み、立ち上がりとかができるようなら小中学生並み?いや、小中学生より上?片足立ちもあるのです。麻痺側ではごく短時間(何秒?)ですができます。  4月26日(土)、漸く安定的な春になるのか、それとも真夏になってしまうのかどうなのでしょうね。先週金曜日の投稿で「感覚の戻り具合」で報告した分の追加です。右半身は春爛漫ですが、左半身は真冬みたい。少し前までは「今年はぼちぼちかな」と思っていたの昨年より酷い。働き始めた感覚点の割合が昨年より高いのでしょうかね。このタイプの感覚、新規参入の神経細胞の訓練はどのようにしたらよいのかな。また、冬越しで真冬経験とかも必要なのでしょうかね。左右の室温とかはほとんど同じなのにどうして新規参入者は右側の健常側の情報を参照しないのでしょうね。この件についてはぼちぼちゆるゆる調べてみます。まあ、右利き左利きとかあったり、右手の練習効果は左手では出ないようですからね。さすがに視床出血、感覚系全般に影響が出ますね。前庭器官も被害に遭っているので、「麻痺で情報なし」でともかくバランスを取っていたのが、徐々に戻ってきているようで目を閉じたとき(目を開けていてもだろ)には「ふらふら」とするときもね。視覚で外部情報からもバランスを取ってますが、前庭器官優位の時もあるので厄介です。前庭器官については発症直後のベッド転落騒ぎで経験しておりますので安定歩行にはこの前庭器官回復も大切な要素です。回復は「慣れ」しかないと思います。「こつ」などないと考えています。健常者での前庭器官を鍛える方法は「裸足で土の上を歩く」というのが最上のようです。我々みたいなのはふらつきながらでも歩くしかないようです。「前庭器官は内耳にあって、重力と体の向きとの関係を感じ取る」ことをしています。働きが悪いと立位などでもバランスが取れなくなります。  4月27日(日)、今日は「走る」についてね。小走りはリハビリ病院入院中に教えてもらいました。屋外でのリハビリとなるので、6月でしたから晴れの日には「お肌に悪い」とかぶつぶつ言っていました。その時、低めの鉄棒に捉まって「膝あげ」で、太ももを胸のところまであげるのを小走りリハビリの度にそれぞれ数十回ほどしました。小走りでも膝があがらないと無理なのですね。当然、足首の動きもできるということね。チョコチョコ走りをしました。その時、若者が大股で疾走していたので「いつごろできるかな?」と聞いたら「相当先、感覚が回復したらね」だったと思います。今はこの頃に比べて足の感覚も相当戻ってきてきているみたいなのです。走りは逆にへますると「くじく」とかで、車いす直行の危険もあるので、慎重に慎重に「ちょっとジャンプ」とかで、足の感覚のわかり具合を試しています。降りる方での低い段差を気がつかずに意識せず踏み出してしまった時みたいな程度ぐらいだと思っています。毎日毎日しているわけではないですよ。時々ね。「走る」というのは我々にとっては危険がいっぱいだと思います。入院中に小走りを教えてくれたのは、一番簡単な装具だったのかな。でもね、四ヶ月ほど前は完全左半身麻痺だったのですけどね。この小走りを教えてもらったときは前庭器官の一方のみ働いている状態になれてきているときだと思いますので、今は怖い。

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