2015年6月15日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No148

あるブログにボツリヌス療法の費用がありました。   川平法やCI療法やhands療法などをサイト等で調べてみて思ったことね。   川平法やCI療法やhands療法などをサイト等で調べてみて思ったことね。   生活動作に怪力が必要なのか。   脳卒中(間脳視床出血)感覚麻痺で完全に左半身が麻痺した私の経験から考えた「とにかく動かせるという状態にする」道筋ね。   四肢等の動きに対しての脳卒中時での取り組みについて。   脳卒中経験者の骨について思うことね。   リハビリでのルームランナーなど一定速での動作の弊害について思うこと。  6月8日(月)、あるブログにボツリヌス療法の費用がありました。30カ所の注射で3割負担で約95000円也だそうです。診察の状況とかもあるので一例として金額を引用させてもらいます。障害者手帳の等級によっては全額自費みたいです。30カ所注射で単純に計算すると31万円以上にね。もし私の2種6級ですと31万円の方かな。別のブログに2種6級で軽かったと自慢されて手足とも動きを悪くされている方がおられます。この方がボトックスをしたら全額自費?なのかな。リハビリと称して動きを悪くしていってボトックスの時に全額自費というのはかわいそうでも仕方がないのかな。やはり、私みたいに「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で関節可動域の確保を最優先にきた方がよいみたいですね。私はボトックス適応じゃない。する必要がないのです。楽な動作で可動域が確保されていますからね。ところで、多くの方がボトックスをされていますよね。その注射の後のリハビリどのようにされるのでしょうか。注射前と同じようなリハビリですと、逆戻りする危険性があるのではと思うのですがどうなのでしょうか。だれか経験された方、ブログ等に投稿をお願いします。ある病院のサイトで「拘縮は適応外」とありました。そうでしょうね、関節が錆び付いたのはね。痙縮状態から悪化させては駄目ということですよね。拘縮はボトックスも駄目、筋力補助装置も駄目、脳の再生医療も駄目ということですかな。  6月9日(火)、川平法やCI療法やhands療法などをサイト等で調べてみて思ったことね。これら以外にも・・療法がいろいろあると思いますがパスします。それと我が輩の考えだけですよ。各自で調べて判断してね。適応時期や適応症状等に違いがあるようですが私的にはこの3つの中では「川平法」の概念をお勧めします。一番が「安くつきそう」で次が「この3つの中で効果が期待できそう」でその次が「学術的に根拠が考えやすい」ということね。脳卒中感覚麻痺では関節可動域訓練を他動でしてもらっていてもよいとの実感を受けました。それも楽な力でね。この3つでは川平法がこの関節可動域訓練にあたると思います。我々脳卒中患者で動作ができるようになってもぎこちないのは感覚神経、運動神経の一方または両方を脳での障害で失われたからです。これらを神経細胞のつなぎ替えで再構築させることが動作回復にも高次脳機能回復にも必要なのです。感覚麻痺の場合、緊張度の高い生活動作を無理にさせると筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進みやすくなるのです。感覚情報がないから運動神経系の抑制ニューロンが働かないですからね。痙縮になったらボトックスすればよいというようなリハビリ療法は金儲け主義と思います。感覚麻痺では運動神経の末端を刺激して筋収縮を起こしても感覚情報を利用した筋収縮の微調整ができないですから意味がないのではとね。この3つではCI療法やhands療法などは川平法等で動かせ始めた者へのリハビリかと思いますが、そのまま「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で川平法の概念でのリハビリの継続をお勧めします。医師も脳卒中になって体験してみてね。中には脳卒中になった医師もいますが、体験が共有されていない感じね。どうして怪しげなのがはびこるのかな。  6月10日(水)、生活動作に怪力が必要なのか。まあ、力仕事をどのようにとらえるかということがありますけどね。最近の風潮として怪力を必要とするような仕事は機械で代行する方向ですよね。介護現場でも筋力補助装置が徐々に導入されてきているようです。そして、普通の生活動作で怪力を必要とするようなことは滅多にないですよね。私の場合は感覚の回復に応じて徐々に筋力が戻ってきましたし、その程度の筋力で間に合う生活動作がやたらと多いです。筋力というより筋力の微調整ができないことでの不都合ですよ。お箸を持ち上げるのにどのぐらいの力が必要ですか。そのお箸を使って食事をするとき、ぼちぼち筋力があれば後は筋力の微調整ができるかどうかの方ですよね。大抵は筋力は十分に回復していても微調整ができないので生活動作に使えないのですよ。馬鹿力の出る機械に微妙な調整のいる細かい仕事ができますか。と同じでぼちぼちの筋力があれば後は脳での神経細胞間のつなぎ替えで微妙な調節ができるようになるのを「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で適切適度なリハビリをおこないながら待つほかないのではと思います。このような考え方でリハビリに取り組んできて成果を徐々に実感している間脳視床出血で左半身が完全に麻痺した私の現状です。筋力も20kgのハンドグリップが握れたり、18リットル灯油入りポリタンクが持てたり、日に10000歩以上の歩行もでき、階段も1~5階分の昇降ができたりしています。リハビリ病院入院中に「奇跡的回復」ともいわれましたが、基本方針は変わらずです。  6月11日(木)、脳卒中(間脳視床出血)感覚麻痺で完全に左半身が麻痺した私の経験から考えた「とにかく動かせるという状態にする」道筋ね。腕はだらりとしていましたが指は曲がっていました。救急病院でのOTリハビリで三角コーンを掴むリハビリ中にセラピストさんが「指を伸ばせたら掴めるよ」といってくれたとき、ヒントが浮かびました。病室に戻ってから、「指伸ばし」と「腕伸ばし」にかかり切りになったという感じね。健常側の腕を使って麻痺腕を伸ばす。指を使って麻痺指を伸ばすね。指が伸びて後に指曲げができるのです。パー状態の手をじっくり見ながら念ずると指が曲がったではないですか。割と短期間でグッパと指指定での指曲げができるようにね。手をしっかりと見ながらしてね。これと相前後して膝で足をぶらぶらみたいなのができるようにね。このためには日中車いす生活とベッドでの足伸ばしなどでの一日がかりの屈伸が必要だったのかも。指の曲げ伸ばしがきっかけだったかもね。足の曲げ伸ばしや腕の上げ下ろしの時に足や腕の位置とかは判るわけないですよ。感覚麻痺なのだからね。目視するほかないですよ。ですから、ぼちぼちの屈伸とかですよ。体のどこかの部分が自分の脳の命令で動かせたという体験が必要なのでしょうね。この後のリハビリは頑張り屋さんのほかの方から見たら手抜きかもね。それは脳卒中で四肢等を脳が適切に支配できなくなっているのから、健常者みたいにすると問題が生じると思った訳ね。それでもリハビリ病院では「奇跡的回復」ね。適切適度なリハビリに努めましょうね。  6月12日(金)、四肢等の動きに対しての脳卒中時での取り組みについて。何はさておいても関節可動域確保が最優先です。筋力なんて可動域があって発揮されるものですよ。生活動作も可動域があってできるのですよ。楽な力での関節可動域確保を目指しましょうね。ボトックス適応になられた方、ボトックス適用部分で楽な力での可動域がありますか。ないのでは。だから、手袋が着用できないのでは。爪切りが一人ではできないのでは。腕が上がらないとかですよね。可動域が楽な力で確保できるのでしたら、どちらも楽勝ですよ。常に可動域を考えながらリハビリをされていますか。可動域が大切ですよ。ラジオ体操的動作ができても生活動作には直接役に立たないかもですが、よく考えてみてください。どうして、ラジオ体操の動作が決められたかをね。生活動作が楽にできるようにですよ。手足の関節動作ですよね。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で全身の可動域を確保しながら適切適度なリハビリに励みましょう。か弱い力での可動域の確保をね。か弱い力での可動域が確保ができながらの筋トレだよ。一に可動域、二に可動域、三四がなくて五に可動域。可動域が確保されていたら、今の医学を含む科学技術で時間がかかっても何とかなりますよ。可動域がない場合は可動域を作るというのから始めないといけないですよ。握力は手の可動域があって発揮できます。楽にポリタンクを持ち上げるには手と腕の可動域が必要ですよね。腰とかもね。楽に歩くにも足などの可動域が必要だものね。筋力補助装置も可動域があるということが前提ですよ。か弱い力で実現できる可動域の確保を。  6月13日(土)、脳卒中経験者の骨について思うことね。別に脳卒中経験者じゃなくても人間は骨で体を保っていますよね。骨ですが、たしか3年ぐらいで全て作り替えられているのですよ。だから、骨が強くなったり脆くなったりするのです。では、この違いはどこからくるのかというと体をどのように使っているかということと栄養をどう摂取しているかというのふたつが大きいです。運動の方ですが、「力を込めた運動」というのがよいようなのですが、脳卒中感覚麻痺ですと下手をすると筋緊張亢進→痙縮→拘縮ですよね。そうすると、運動自体ができなくなりますよね。健常側だけでもぼちぼちで骨芽細胞に刺激を与えて頑張らせるほかないのかな。寝ているだけとかは骨が脆くなりやすいので注意をね。で、また、持久走みたいなのは過剰になると消耗性運動の部類に入っていきます。ダンベル体操とか筋トレでもやり過ぎるとね。消耗性の範疇にいくと骨の骨格であるコラーゲンが分解されますよ。そして脆くにね。栄養摂取も悪いと転げ落ちるのが骨の強度かな。運動しないで栄養摂取が悪いもね。どう転んでも適切適度な運動と適切な栄養摂取が必要な骨の強靱化です。平面で転んだ程度で骨折しないようにするために骨の強化にも努めましょう。「転ばない」というもの必要、「受け身」もできるように回復しておく方がよいですね。大腿骨骨折などは寝たきりにつながりますのでね。ですから、闇雲に装具を外すなどせずにより良い歩行スタイルとかになるようにリハビリをおこなうのが骨にもよいかなと思います。  6月14日(日)、リハビリでのルームランナーなど一定速での動作の弊害について思うこと。我々脳卒中経験者にとって難しいことの一つに一定速で歩くというのがありますよね。短時間なら一定速でも少し長く歩くと速さにばらつきが出てきている感じなのです。花子との散歩時で困ることの一つに速さの急激な変化です。そして、うんち直前高速歩行もね。こっちは一定速みたいですが速い。でも、距離はそう長くないのが救いです。うんち直前は別にして、普通は速くなったり遅くなったりでもぼちぼち程度ですから対応できますよ。普通の散歩時でも速さに変化が絶対出てきます。神経がつなぎ替えで復活し、再訓練が完了したら4km/h程度まででしたらそう変動なしに一定速で歩けるかもね。普通は速さにばらつきがあるのです。本当の一定速はないのです。リハビリ途上ほど歩行の速度にばらつきが出ますよね。私も散歩の途中で立ち止まることも多いですよ。ルームランナーは人間から見たら一定速ですよね。機械に合わせるのはリハビリではよくないように感じています。機械を人間に合わせるようにするべきではと思うのですがいかがものでしょうか。帝国陸軍ではないのですからね。その昔、帝国陸軍で靴の大きさが合わないと新兵がいったら、上官が「靴に足を合わせろ」といったという話を聞いたことがありました。装具でもお高いのは足に合わせての特注ですよね。お安いのは既製品の中で適当な製品を見繕うのですかな。私の経験では「一定の速さがつらかった」というか「一定にできない」という感じです。ルームランナー等のほぼ一定速度やあるいは一定リズムの機器を利用される方、頑張ってね。私は使わない。エアロバイクは漕ぎ手のリズムですよね。そうそう、私は視床出血で意識不明にもなり、完全に左半身麻痺にもなり、医師のお告げは「一生車椅子」で、今は一日に10000歩以上の歩行もできています。

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