2016年12月26日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No227

診療やリハビリでの本当の主体は誰か。   体の各部での感覚の回復具合。筋肉感覚の回復についてもだよ。   「楽な外力による関節可動域確保動作」ができるようにするには。   脳出血発症当座の介助をどの程度受け入れてきたのか。   脳卒中による感覚麻痺ともう一つの感覚麻痺。この両方が重なるとよりやっかいですよね。   「早期離床」について。   「リハビリ過剰?」と「廃用症候群」とで思うことね。  12月19日(月)、診療やリハビリでの本当の主体は誰か。「患者の権利に関する世界医師会 リスボン宣言」というのがあります。この頃、大学病院等でのホームページにもでています。医療の主体は患者ですよね。「自己決定の権利」というのもこの宣言の中にあります。ところで、脳卒中では十分な説明がおこなわれていない、または、できない状況がよく見られますよね。まあ、他の疾患でもね。私の降圧薬の減薬と休薬は診察時での私の宣言みたいに言って処方を減らしてもらったのです。「飲まない」という中に処方されて医薬品を受け取っても服用しないというのもありますが、医療費の無駄ね。極短期的に「様子見」の期間は余分なのも必要かもね。長期的には無駄ね。リハビリ病院の同室者のリハビリへの取り組みも医師の説明不足があったのではともね。自己決定に必要な適切な説明が必要なのですよ。これによって、医療での本当の主体者たる患者が自身に最適な治療やリハビリを患者が決定しておこなう、治療してもらうということになると考えています。今回の視床出血では私にとって最適に近い、最適なリハビリを受けてこれたと思います。それが、リハビリ病院での「初期症状からみて奇跡的に早い回復」になったのではとね。リハビリ病院でのリハビリについての医師の基礎的状況や改善状況等の説明はなかったです。セラピストさんと笑い転げながらリハビリをしていましたよ。  12月20日(火)、体の各部での感覚の回復具合。筋肉感覚の回復についてもだよ。大分回復してきているのは確かみたいですが・・・。瞼の感覚ですが、コンタクトレンズのメーカーの異なるのにすると、違いが見られられるのです。・・コンタクトの方が感じにくいのか楽です。・・シティの方が刺激が多いのか鬱陶しかったですが最近は馴染んできました。発症後1年ほどは感じ方に違いがなかったのでした。早くいうと「感覚が回復していなかった」だけでした。だから、ハードコンタクトレンズなので角膜の上でずれてしまうこともね。それが、ともに違和感が出てきたのでした。これが・・シティの方がきつく長引いただけかな。ずれるというのは健常側と同程度になってきましたよ。ここまでにほんのたった5年ね。まだ、完全回復ではないですよ。コンタクトレンズホルダーを麻痺手で持っているときの力加減がマシにはなってきましたが、未だに派手に力んでいますよ。適度な調節ができないのですよ。「適度な調節」ができないというのは麻痺側の随意筋では、すべてで未だに起こっていますよ。だから「力を込める」というのが怖いのですよ。筋紡錘や腱ゴルジ装置(ごちらも筋肉関係の感覚器官ね)からの感覚情報が脳に届いていないのですよ。皮膚感覚等での持ち具合と関連させての調節ができないということですよ。だから、下肢でも歩きにくくなることがよくあります。目で確かめるとそうでもないのに感覚だけですと、歩きづらいというものね。直腸から肛門にかけての感覚もやばいままですよ。あげればキリがないという感じですが、徐々によくなってきたと思えるところも出てきているということね。まあ、あと、20~30年したら、確実に「回復した」と思える部位が出てくるのではと思っています。「脳での神経細胞間のつなぎ替え」に必要な時間より早くなることはないですよ。  12月21日(水)、「楽な外力による関節可動域確保動作」ができるようにするには。はい、発症時のフニャフニャの筋肉と関節と腱を維持し続けて緊張を高めないようにするほかはないのではとね。出だしが勝負ですよ。ここで躓くと筋肉や腱のストレッチにより多くの時間が必要になったり、ボトックス療法対象になったり、あげくは拘縮で諦めへの道かも。筋肉等を柔軟にするリハビリは今すぐに始めるものですよ。早いほど、楽に柔軟性を維持できますよ。別に本人がする必要もないですけど、少なくともセラピストさんとかが「他動による関節可動域確保動作」を施そうとするときに拒否させないようにね。四肢は筋肉が楽に引き延ばすことができるということが動作への必須条件ですよ。筋肉が柔軟でしたら、ほぼ腱も柔軟でしょうね。関節もスムースと思いますけどね。伸ばせたら筋肉は意味のある収縮ができるのですよ。筋緊張亢進状態や痙縮・拘縮状態での筋収縮は意味がないのですよ。生活動作等では有害ですよ。だから、ボトックス療法とかで緩めようとするのですよね。健常者でも「筋肉が固い」とかは有害ですよね。関節可動域が狭いも健常者でも有害ですよね。筋力不足はアシストロボットがアシストしてくれる時代になっていきますよ。普通は関節可動域があれば、感覚の回復とともに徐々に回復しますけどね。脳の本来の命令力の回復とともにね。「頑張り」とかの意思ではないですよ。脳卒中になられたばかりの方へ。四肢等のリハビリで大切なのは「筋肉の柔軟性維持確保、関節可動域維持確保、腱の柔軟性維持確保」ですよ。脳の回復まで無理しないことですよ。「早く」とか「諦め」で多くの方がお困りですよ。脳の回復に必要な時間は症状によって異なります。  12月22日(木)、脳出血発症当座の介助をどの程度受け入れてきたのか。はい、甘えていましたよ。でも、できるようになっていくのが楽しかったです。その時々の自分でできることをわきまえて介助してもらうことですよね。ベッドから車椅子への移動についてもね。尿道の管がとれた日から必須になったのですよ。下手にベッドに寝かせているのが危険な患者でしたからね。理由は鼻づまりね。救急搬送された当日の夜に鼻づまりで苦しくなって麻痺していない右手にベッドのリモコンが触れたので、もって頭側をあげたら(角度はそれほどでもないと思います)頭を下にしてぶら下がってしまっただけですよ。上体を起こしていたら鼻づまりが起こらないからね。日中は車椅子に座っての生活ね。この移乗も両方向全介助ね。脳出血で左半身麻痺になって仕舞ったのだから、できないことだらけですよね。そのことを的確に理解して、当座のお世話になることを理解することですよ。そして、脳出血等だけですと、上手に脳以外の部位の状態を維持していたら回復していくのですから。看護師さんと回復を楽しむという中で介助してもらっているということかな。周りにイライラとかをぶつけても仕方がないしね。かといって恥ずかしがっても仕方がないことだしね。で、脳卒中でできなくなったことでも徐々に回復していくわけですが、自力のみでできるかどうかについては慎重に試しながらしていっていますよ。今でも食事時、麻痺手(左)で食器とかは持ちません。これは筋収縮コントロールが、微妙な力でのコントロールができないからです。ですから、両手を同時に必要とするようなことや、よそ見をしながらとかは使えないのでどうしてもの場合はしてもらっています。服の脱ぎ着とかはほぼできるのですが、カフスボタンとかはまだですよ。介助してもらい部分を徐々に減らしていっているというのが現状ね。  12月23日(金)、脳卒中による感覚麻痺ともう一つの感覚麻痺。この両方が重なるとよりやっかいですよね。脳卒中の方は感覚中枢等にダメージを受けての感覚途絶です。本当に何も感じなかったですよ。そこから、徐々に徐々に回復してきているのですが、樹状突起等の伸びの早いのからみたいですね。感度も過敏気味ね。もう一つの感覚麻痺は脳には障害はないのですが、生活状況で感覚が鈍くなってしまうものね。普通は高齢になるとよく出てくるみたいですが、若者にもいるみたいです。刺激を受け続けることで受容体や脳の中枢とかが反応しなくなることね。冷房温度ですと、28℃設定でもそれなりの生活をしていたら「涼しい」と感じますよね。25℃とかですと「寒い」とかね。25℃や23℃とかに常にしていると28℃では「暑い」とね。暖房でもみられます。お風呂の湯温でもね。避ける方法は脳卒中の方は「脳卒中にならない」ということで、後者の方は温度計と睨めっこしてボチボチの温度で適切な服装等で過ごして、温度変化を感じ続けることができるように受容器や感覚中枢を訓練し続けることかな。達人は常に訓練しているとか。この訓練の意味を取り違えないでね。味覚でも「濃い味」に慣らされ続けると「素材の味」を使った料理とかが不味いと感じるようになったりね。「薄味」も拙く感じますよ。病院食は「薄味」ね。私は「濃い味」が拙いと思う方ね。「お袋の味」を追い求め続けるのも「学習による味覚麻痺」の状況かな。  12月24日(土)、「早期離床」について。脳卒中でも早期離床できる方がよいと考えています。ただね、どの病気でもですが、健康体での生活に戻るというような離床はそれなりに時間が必要かと思います。が、人間は直立二足歩行になってから、脳が発達し始めたのです。手が自由に使えるようになって脳に刺激が与えられたからだといわれていますし、そう思います。一昨日投稿のような事件を起こしたので、上半身直立という早期離床が私は実現できたのでした。これが、後々、リハビリによい影響を与えたと考えられます。上半身直立でも姿勢維持に脳は活躍しますよね。健常側主体でも姿勢維持で働いている筋肉からは脳への刺激がありますよ。「朝からあくび」というのに理由として「寝不足」や「脳の活性化不足」とかがあるとね。「脳の活性化」には筋収縮情報が有効なのですよ。「ガム噛み噛み」で眠気覚ましになるというのもね。ですから、体の状況が許せば、入院中でも就寝時刻以外は起きているというようにできるようにしておくということね。そして、何らかの動作をしたり、脳の活動の出力をしたりとかですよ。脳トレなんかもよいかもね。ポイントサイトの脳年齢チェックで33歳というのをまたまた出しましたよ。体を動かしていると夜間寝ることができますよね。それも、深い睡眠でね。この方が病気の回復も早いとね。適切適度な活動ですよ。活動のしすぎは過剰リハビリになって仕舞ったり、脳が過興奮状態で認知力とかが低下してしまったりとかね。活動不足は「廃用症候群」の方かな。  12月25日(日)、「リハビリ過剰?」と「廃用症候群」とで思うことね。脳卒中のリハビリだけではなく、整形外科的なリハビリ等もね。「リハビリ」というのは脳卒中や怪我等で使えなくなった部分を再び活用できるようにすることですよね。この時、問題になるのは患者の思いのようにならないのですよね。「リハビリ過剰?」というのは生物学的に怪我した部位の回復より早くと急ぐことですよね。脳卒中ですと、脳の回復具合より先走ることはできないのに、「動くのなら訓練したら回復する」とばかりにリハビリに励んで問題を起こしている方が多数いますね。「動かせる」と「生活動作に不都合なく使える動作」の落差の大きさを無視してね。「生活動作」とかは微妙な筋力バランスが必要なのに脳での調節機構が回復していないのに頑張って痙縮とかにね。普通の怪我ででもですよ。皮膚や筋肉や腱とかが回復完了になる前に張り切ってしまって失敗される方が多いみたいですね。「廃用症候群」の方はほったらかしていたらよいわけです。脳の機能も出力を含めて使わないとシナプスが外れたりして低下していきますよね。廃用症候群の一種ね。こちらの防止はわりと楽みたいですが、コツというのがありますよね。脳卒中四肢では「他動による関節可動域確保動作」ね。それも楽な力で続けられるようになるようにとか。その強さや頻度とかかな。脳の廃用症候群を防ぐのに「憎まれ口のブログ投稿」といううのも役に立っているかな。「チリも積もれば山となる」とポイントサイトのゲームで「脳年齢チェック」があって、「32歳」とか「33歳」とかも出しています。「独数」にもはまりかけています。年金受給年齢だよ。

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