2016年12月5日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No224

脳卒中感覚麻痺での筋力回復に大切なこと。ずばり「感覚の回復」ですよ。   古本で注文していた「BLUE BACKS   リハビリテーション 新しい生き方を創る医学」上田敏著 株式会社講談社刊が届きました。   昨日紹介した本に「第8章 こころの立ち直り -障害とともに強く生きる-」に、「ショック期→非認期→混乱期→解決への努力期→受容(克服)期」てなのがありました。   脳卒中リハビリで筋肉を収縮させ始めた頃、例えば、腕伸ばしを始めた頃、全身の筋肉が収縮してしまっていたと感じました。   ポイントサイトで「チリも積もれば・・」をしていると、麻痺腕が緊張しちゃうときがあるのです。   お酒と脳卒中について。   発症後、何から自立できるようになりたかったか。ずばり、コンタクトレンズの装着ですよ。歩行についてはそのうち、できるようになると確信していましたし、他の動作についてもね。  11月28日(月)、脳卒中感覚麻痺での筋力回復に大切なこと。ずばり「感覚の回復」ですよ。ジャムの瓶の蓋開けですが、筋力が必要ですよね。どうしても、麻痺手も使うときはね。「動画と静止画」カテゴリーにあるハンドグリップも握れるようになったら、ジャムの蓋の開けることができたのですが、筋トレではなく「筋肉感覚を含む感覚の回復」ですよ。でもね、全快ではなくて部分ね。ですから、筋トレはできないですけどね。筋力不足になる脳卒中感覚麻痺なのですが、ともかく動作ができるようになったときに「適切な筋力調整」ができないのでした。だから、脳は抑え気味でしたね。実際、ジャムの瓶ですと、私程度の握力でしたら、潰れることがないので脳は安心して収縮命令を出していました。柔らかい容器とかですと、紙容器とかでしたら、噴水になったりしています。優しく持つというのができないのですよ、まだ。これは筋紡錘や腱ゴルジ装置の筋収縮に関係する感覚器官と皮膚等の感覚器官からの情報が脳に届いていない、届いていても不十分であるということなのですよ。無理すると、筋収縮力は大きくなると思うのですが、感覚情報がないので運動神経系興奮ニューロンの興奮を静めることができなくなると考えています。この興奮ニューロンの興奮を静められなくなる病気が破傷風です。破傷風毒素は運動神経系抑制ニューロンを破壊することで発症します。この抑制ニューロンで抑制する相手は運動神経系興奮ニューロンですよ。平常時、抑制ニューロンを活性化できるのは感覚情報ですよね。脳卒中感覚麻痺はこの感覚情報が脳中枢に届かなくなったり、処理できなくなりますよね。屈曲腕や棒足等での症状は重症になって行くに従って「そっくりさん」と感じました。感覚情報が筋肉動作には非常に大切なのですよ。  11月29日(火)、古本で注文していた「BLUE BACKS   リハビリテーション 新しい生き方を創る医学」上田敏著 株式会社講談社刊が届きました。取り急ぎ読んでみましたところ、脳卒中になられたばかりの方やその家族が読まれることをお勧めしたいです。先週金曜日の投稿のように私の説とは異なる部分もありますけど、大筋、推薦できるとね。「か弱い外力による関節可動域確保動作」が発症後、直ぐにと推奨されています。筋トレタイプの有害性も説明されていますよ。上田氏は東京大学医学部卒でニューヨークにリハビリで留学されています。留学帰りでも藪医者もいるのですが、上田氏は良医の方ね。我々脳卒中患者ですと、脊髄は健全なのですよね。「他動による関節可動域確保動作」で、脊髄が活性化されて脊髄反射とかが起こりうるわけですよね。そうすると、筋肉量維持に必要な神経刺激があって当然ですよね。これが、私の感じた筋肉量維持の要因ですかな。日中も上半身直立や車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行(足で漕ぐ)とかしていましたからね。この程度でも幾分かは役立ったようです。筋肉維持には健常者風階段昇降が一番だったかな。でも、楽な力で無理なくラジオ体操的動作ができる状況に関節可動域を維持して、細々と楽な力で動作したことが回復に役立ったと考えています。あくまでも、「楽な力ですよ」。怪力ではないですよ。拘縮にいたる関節の状況についての説明もありますよ。私は過去からの脳科学や医学や生物学等からリハビリ法を考えてきましたから、この本は後付けね。  11月30日(水)、昨日紹介した本に「第8章 こころの立ち直り -障害とともに強く生きる-」に、「ショック期→非認期→混乱期→解決への努力期→受容(克服)期」てなのがありました。詳しくは本を読んでね。私は発症、即、麻痺確認で「受容期」に突入したみたいな感じでしたよ。だから、リハビリでの回復が早かったのではとね。人間の脳についてのまともな知識もあり、筋肉等についてもね。それと、脳出血の10年ほど前から、血管から血液が漏れやすいようであるともね。大体から、降圧薬を減らして最小量というのは念のためみたいなものですよね。高血圧ではないのに低コレステロール等の複合要因の出血だったかな。体のどこかでまた、内出血があるかもとね。で、一番悪いところで内出血したのですよ。ですから、感覚麻痺や動作麻痺があって当然だと思いましたしね。リハビリで脳での神経細胞間のつなぎ替えが完了するまでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」をリハビリの基本にしていこうとね。当然、回復前提ですから、入院生活は楽しくにね。救急病院もそれなりに楽しかったですが、リハビリ病院は医師がいないのなら、即、再入院してもよいかな。藪医者は回復の障害ですよね。「リハビリは楽しい」です。こう、感じれるのは「回復が実感できている」ということなのですが、俗にいう「どん底」と比べてみるというのと、「回復には順序があって、体の生物学的回復に依存しているので時間が必要である」ということをわきまえているからかな。脳卒中以外でのリハビリも含めて、多くの方が生物学的肉体の回復より早く回復しようとするか、どん底で沈んでしまうことが多いのではとね。沈む方に協力する医師も結構いるみたいですね。「奈落の底」に突き落とすようなことを平気でいう藪医者ね。どのような医者が該当するかはこのブログのどこかにいくつかあるので探してみてね。「責任逃れの説明」と「奈落の底に突き落とす説明」は別物ですよ。私のこのブログもある意味、「責任逃れ的」かな。  12月1日(木)、脳卒中リハビリで筋肉を収縮させ始めた頃、例えば、腕伸ばしを始めた頃、全身の筋肉が収縮してしまっていたと感じました。健常側を活用しての腕振りみたいな感じの動作だったと思います。どこにどう振り回しているのかは判らない状態でした。感覚麻痺だからね。一昨日紹介の本にもこれに類することがでていました。屈筋と伸筋が同時に収縮してしまうことがあるというのね。で、理由としては脳は筋収縮の様子を筋肉からの感覚情報を受け取って感じているのですよ。それで、必要な筋肉だけを収縮させるようにね。匠の技はこれの極致ですよ。感覚がないのでわからないから、そこら中に収縮命令を脳は出し続けることになると考えられるのです。健常者ですと、感覚情報で余計な運動神経興奮ニューロンの興奮を運動神経系抑制ニューロンを働かせて鎮めることができるのでが、我々脳卒中感覚麻痺では感覚情報がないために抑制ニューロンを働かせられないのですよ。興奮ニューロンの興奮が高いままになりやすいのです。で、筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進みやすいのですよ。紹介した本にも「過剰リハビリはよくないです。誤用リハビリもよくないですよ。」とありましたよ。ボトックスはボツリヌス菌毒素で運動神経系興奮ニューロンにダメージを与えて、しばらくの間、筋肉を緩めるのですよ。だから、運動神経系興奮ニューロンを過剰に興奮させないようにする方がリハビリでは圧倒的に有利ですよ。  12月2日(金)、ポイントサイトで「チリも積もれば・・」をしていると、麻痺腕が緊張しちゃうときがあるのです。健常腕でマウスだけで頑張っているのにね。麻痺側だけではなく、健常側の動作も注意しないと麻痺側に悪影響を与えるようですね。どうしても片麻痺になると、健常側の酷使になりやすいですよね、上肢は。下肢は両方使わないことには歩けないですが、マウス操作は健常側だけでできるしね。でもね。熱中したりして緊張すると麻痺側にも影響するということですよね。皆さん、気をつけましょうね。脳を介した影響と筋膜による影響の量補があるのですが、筋膜の方は直ぐには判らないと思います。麻痺側の過剰トレーニングで麻痺側の他部分に影響がでるのは筋膜によるということです。筋膜について調べましょうね。ボディースーツみたいに全身を覆っている膜ですよ。相当以前にも投稿しています。過剰リハビリは、他の部分にも悪影響あり、健常側の緊張は麻痺側に影響することがあるということね。最近、ネタ不足に陥っています。  12月3日(土)、お酒と脳卒中について。脳卒中カテゴリーのゼンデラさんの投稿に最近ありました。詳しくはそちらで。ワインの適度な量で脳梗塞のリスクが少し減少したが、脳出血では関係なしで、量が増えるに従ってどちらもリスクが上昇、特に脳出血でとね。、グラス2杯かそれ以上かで調べたようです。どのようなグラスなのでしょうね。脳出血では脳梗塞みたいなリスク減少域はなかったみたいです。一説によると、飲酒ではアルコールの影響で細胞間に緩みみたいなのが起こるとね。ですから、飲酒後の入浴は血管拡張がアルコールとお風呂のお湯の影響の両方があるので避けなさいでしたよね。低血圧ですよ。意識消失ですと、溺死、血栓ができると脳梗塞の恐れね。さらに、血管が緩むことで漏れやすくなることもということでしょうね。血液が漏れ出すと脳出血ですね。こっちの緩む方は量に比例みたいなので、飲酒量増加に比例するとか。梗塞ですと、適量ですと発症率が低くなるようなのです。ほとんど飲酒をしていなかった私ですが、ほぼ禁止状態になりました。赤ワインを少し飲みたいのですが、私にとってはポリフェノール等で低コレステロールになって、内出血のリスク増加になるかも。  12月4日(日)、発症後、何から自立できるようになりたかったか。ずばり、コンタクトレンズの装着ですよ。歩行についてはそのうち、できるようになると確信していましたし、他の動作についてもね。今週水曜日の投稿のように考えていたので、焦りはなかったです。脳卒中なので、脳が対応しない限り動作とかはできないものね。また、尿道の管にしても、おしめにしても脳で障害が起こったのだから、脳が回復しない限りは必要と思ったもので特に何とも思わなかったですが、おしめの中には出さないようにできていたら、そのうちに普通の下着に戻れるとね。、で、おしめの終わり頃になって、「しまった。中で出して、可愛い看護師さんに交換してもらっていたら・・」と後の祭りでした。爪切りと同様ね。初期症状からみて、「奇跡的早さの回復」ですよ。最近紹介した本ではないですが、「脳の準備ができてから、四肢等の回復が本格化するので、それまでは、楽な力での関節可動域確保動作等をしておけばよい」ということでした。コンタクトレンズに拘ったのはハードコンタクトレンズでのみ視力を回復できるからです。他に道はなかったのです。角膜移植してもハードコンタクトレンズが必要だそうです。年40例の角膜移植されている眼科医に聞きましたよ。この眼科医は私の角膜を診察して、移植しなくてもよい状態、綺麗ですよといってくれました。

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