2018年11月18日日曜日

日露平和条約交渉で思うこと

 プーチン大統領が日露平和条約交渉で「前提条件なしでの交渉で早期締結を」でしたかね。今、前提条件とできるのは日ソ共同宣言ですよね。「前提条件なし」ということは北方領土は返さないよという宣言みたいに受け取ったのですけどね。  千島樺太交換条約なんて関係ないよいという意思表示かな。先の大戦でも国内事情でアメリカの術に填まって開戦し、終戦の決断ができなかった官僚たちやその取り巻きね。取り巻きの方がさらに馬鹿だったのかもね。この最終決断がいつまでもできないというのが日露平和条約交渉でも出てきているのですよ。「四島一括返還」などといって具体的交渉に入り口で立ち止まっている日本かな。  それで、プーチン大統領がしびれを切らしたということか。で、安倍首相が日ソ共同宣言を前提に交渉を加速すると提案して合意したとね。決断ができないという日本的合議制の悪い面が出てきたということかな。  どうしても不利なことのある場合、どの国も相手国の状況を考えるのが普通だと思うのですけどね。先の大戦開戦時などはこのようなことは一切無視して観戦でしたよね。で、国を潰したわけですよ。今回のは戦争した後の状況を考えることなく、共同宣言締結の意味を考えることなく国内事情のみで交渉を引き延ばしていたとしかいいようのない状況を作ってきたのは日本かもね。  ロシアにとっては日本と平和条約を締結している方がよいと思いますが、ひょっとしたら締結できなければそのままでよいと思っているのかもしれにですね。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

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