2019年3月10日日曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No341

根治療法と対症療法。   四肢でのリハビリやトレーニングには適した条件がある。健常者もだよ。過剰なトレーニングは筋緊張状態に健常者でもしてしまいますよね。   脳卒中発症直後から「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできる」ようにしてきましたか。最初のリハビリ時からです。   リハビリ病院入院中のリハビリ時に「緊張が高まったので休息します」みたいなことをいって休息したことがありますか。割と簡単に緊張が高まるみたいだったので結構口走りました。   死の恐怖を感じたことがありますか。最後の方になると救急車を要請するというのも思いつかなくなっていました。ひたすら、終わるのを待つという状態だったと感じでした。   脳卒中後にリハビリの重要性、適切なリハビリの必要性を患者に理解させるのも医師の責任と考えていますけどね。   言い訳のための練習、優越感のみの猛練習。日本の運動部などの練習で感じられることかもね。ところが、リハビリでもよくされているようなのですけどね。  2月25日(月)、根治療法と対症療法。根治療法がそ疾患の原因に作用して、或いは取り除いてとかして発症前に戻るようにする療法ですよね。対症療法はそのときでている身体的状況を緩和するだけですよね。で、原因の方の改善には役立たない療法と思うのです。ボトックス療法は典型的な対症療法を思っています。通常のリハビリも対症療法の一種と思っています。脳卒中後では脳が回復するまでのつなぎですよ。リハビリで回復するなんて思わないで、その時々の脳の状況でもできるようにということです。また、リハビリをしていないと廃用症候群という悪化コースも用意されていますよね。「楽な外力による関節可動域確保動作が続けてできるようにしておく」というのは典型的な対症療法と思うのですが、脳が根治的に回復してきたら痙縮とかになっているよりマシだと思っています。脳卒中後には残存部位活用での応急措置がされて、後に神経細胞の追加があったり、それらを含めて神経細胞間のつながりが再建されていって調整されるというのが根治の方ですよ。ところが、この根治の方に四肢とかですとボチボチ他動でもよいから動かしておくというのが必要のようです。このとき、関節可動域が狭いと狭いなりの回復になるのではと考えています。手続き記憶ね。ボトックス後の筋トレなんてやるものではないと思うのですけどね。運動神経系と感覚神経系のアンバランスがひどくなると思うのですが。感覚情報を元に働いている運動神経系ですよ。お忘れなく。  2月26日(火)、四肢でのリハビリやトレーニングには適した条件がある。健常者もだよ。過剰なトレーニングは筋緊張状態に健常者でもしてしまいますよね。この時に欲張ってさらにすると故障の原因になっていきますよね。ただ、健常者では筋緊張状態でも休息してストレッチをすれば大抵柔軟な筋肉に戻っていきますが、脳卒中後では戻らない場合があるのです。脳卒中後のリハビリでは休息してマッサージやストレッチをして解消できる範囲までの筋緊張に抑えたリハビリというのが条件になると考えるのですけどね。理由はボトックス療法にヒントがあるのですよ。ボトックスは運動神経系興奮ニューロンの興奮を神経筋接合部で筋肉に伝わらないようにしているだけです。ボトックスをしていないと運動神経系興奮ニューロンの興奮がダイレクトに伝わるので過剰な筋収縮にね。筋緊張亢進や痙縮にね。興奮ニューロンの興奮がリハビリ後のストレッチやマッサージ、休息で治まる範囲でリハビリを一旦終了する必要があるのです。無理するとリハビリ後も興奮が残ってしまうのですよ。これが蓄積されて痙縮とかにね。痙縮は運動神経系興奮ニューロンの興奮が全く解消されなくなってですよ。健常者は運動神経系抑制ニューロンを活性化できるので興奮は治まっていきますが・・。このようにストレッチ等で興奮を解除できる程度は各自によって異なりますよね。そう、脳卒中での脳の損傷具合によるのですよ。感覚系が働いている健常者でもトレーニングのしすぎは問題があるのですよ。病人ではもっと問題が大きくなり、後々に響いてしまうのです。そうそう、筋力を未だにコントロールできていません。これが筋緊張への道かもね。一見、回復が早いように見えているかもしれないですが「筋力調節ができない」ということなのです。役立たずの筋力です。でも、関節可動域があれば体重をのせる歩行には使えるみたいです。ラジオ体操的に振り回せる上肢は着替えとかでは何かと使えたりね。ただ、ボタンは片手でしています。関節を動かすには対になっている筋肉の片方を収縮させたときに同時にもう一方を弛緩させることが絶対必要です。両方とも緊張状態になると伸筋と屈筋の力比べになって関節は動かせなくなりますよ。  2月27日(水)、脳卒中発症直後から「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできる」ようにしてきましたか。最初のリハビリ時からです。指や腕を伸ばせたら物を掴みやすいと救急病院入院中の最初のOTの時教えて貰ったのです。それで「他動による腕伸ばし」をしました。自力ではないですよ。健常側で体を振り回してみたいにね。そのときに脳はそこら中に筋収縮命令を出していると悟ったのでした。健常側でもです。当然、麻痺側でしたら麻痺側全部の筋肉に収縮命令が出されていると思ったのでした。ということで、麻痺側の自力動作はサボりですよ。それと「緊張しない動作」を心がけていたかもね。「筋緊張」というのは運動神経系興奮ニューロンの興奮が持続することですよね。これが積み重なると痙縮のできあがりかな。どのように筋肉を緊張状態にしないようにするかです。緊張状態というのは収縮しているとある意味同じですよ。引き伸ばされようとすると激しく抵抗します。この抵抗に逆らって引き伸ばそうとするからさらに緊張が酷くなるのにね。トレッドミルで足が動かなくなるのは伸筋も屈筋も緊張度が高まったからですよね。ストレッチで解除できる最後のタイミングで看護師さんに教えて貰ってよかったですね。医師なんて役立たずが多いですよ。もう、発症直後からの積み重ねですから、痙性を高めてしまったらボトックスででもして頑張ってね。運動神経系興奮ニューロンの興奮を素早く鎮めることを、直ぐに興奮が解除できる程度でリハビリと称する動作等を終了できたかどうかが大きいと考えています。発症直後のフニャフニャは筋肉等から瞬時に脳の支配がなくなった時の状態です。なにも問題がないのです。ですから、脳が回復したとしたら、直ぐに元に戻れる状態ですよ。痙性を高めて脳の回復途上で変な手続き記憶ができてしまうとどうなることやら判らないです。感覚麻痺の場合、脳に四肢等がちゃんとあるということをどのようにしたら、再確認させることができるのでしょうね。これに失敗したら視床痛(幻肢痛の一種)なのかな。こっちの方は判らないです。ですから、脳卒中になられたばかりの方、それでなくても痙性が高まりやすいので痙性を高めないようにしながら「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできる」ようにリハビリをしましょうね。これが継続してできるのでしたらいろいろなチャレンジをしても問題はないと思います。  2月28日(木)、リハビリ病院入院中のリハビリ時に「緊張が高まったので休息します」みたいなことをいって休息したことがありますか。割と簡単に緊張が高まるみたいだったので結構口走りました。で、実際に休息ね。これ、OTであって、なぜかPTではなかったです、ということは上肢は緊張しやすいということです。前々から投稿していますように「脳が回復しないことには動かせるだけで何もできない」と考えていましたからね。感覚麻痺では感覚が回復しないことには普通の生活動作ができないのです。無理にすると緊張度が高まってしまいますよ。その点、足の方は鈍いですね。それでも、疲れてくると緊張度が高まってきますけどね。「・・ができる」とかではなく、「楽に関節が動かせる」のみみたいなことをしてきていたら、リハビリがトコトコと進んでいったという感じです。母親はまだ真相は分かっていないようですが・・。知られたくなかった。そのためには「格好良く健常者風で歩く」と「伸縮ができる上肢(使えるかどうかが別)」であることが必要だったというのもありました。今回のリハビリ病院入院中に役に立ったのが「両足を使った着座による車いすちょこちょこ歩行」と「他動による腕伸ばしや指伸ばし」でしたよ。足の方はこれで緊張なく伸筋と屈筋のタイミング(収縮と弛緩)をとれるようになったようです。この収縮と弛緩のタイミングがとれないからトレッドミルで歩けなくなったりするのではと思いますが。タイミング取りの練習から始められたと思うのですけどね。それに屈筋も伸筋も楽に弛緩できるようにする必要がありますけどね。筋肉では筋力発揮の前に弛緩して引き延ばされる必要があります。このことも忘れずにリハビリをしてきましたよ。それでなくても脊髄反射やなんとかかんとかで収縮しようとする筋肉ですよね。こんなのがあるから、用心深くリハビリをしていないと痙性が高まってしまうのですよね。痙性を高めてしまったら回復の可能性は激減するのかな。でも、痙性の高まりやすい筋肉かな。ある方の投稿に登場の三人さん、一名が同年配であと二人は若いですね。頑張ってね。私ら老い先短いですから、回り道などしておれないのです。  3月1日(金)、死の恐怖を感じたことがありますか。最後の方になると救急車を要請するというのも思いつかなくなっていました。ひたすら、終わるのを待つという状態だったと感じでした。これで、後々は度胸ができたのかもね。消化管出血です。一晩で2リットルぐらいだったかな。一気に出血していたら即死ですよね。ですから、この時に一度死んでいたという感じで生きてきています。ですから、今回の視床出血でも慌てることはなかったですが、救急搬送の仕組みをよく知っていなかったためのトラブルを起こしてしまいましたが。ですから、重症ってどのくらいと思ってしまったりね。この消化管出血の入院検査の放射線で肝臓腫瘍にかな。この肝臓の検査で肺がんかな。これは癌のできた部位からです。肝臓の側でしたから。内出血みたいなのはたまにあったので脳での出血もビックリはしていなかったです。そう、漏れやすいのでした。視床出血の今回も何割かの死に至る可能性があったといわれましたよ。でも「そうなの」でした。妻は主治医から「一生車椅子を覚悟しておいてください」みたいなこともね。で、包括医療費(早く退院や転院させると儲けが多い)のこの救急病院で34日入院の病院到着時意識不明の軽症(軽症みたいに思われているので)ですよ。もし意識があってでしたら超軽症なのかな。救急病院ではすべて介助されての車いすでの移動とかでした。一人で移動を認められていた方は超軽症なのかな。軽症なのですから転院時は病室から車いすに座ったまで介護タクシーでの移動ですよね。初期の症状が重症か軽症かどうかとリハビリが進んでいったときの重症度とは別物です。他の病気でも初期症状と一致しないのがありますよね。患者の取り組み方や医療側の取り組みでね。ヘモグロビンa1cというのが糖尿病検査に取り入れられたのは糖尿病で通院したときの検査で良好なのに合併症が多発したことにあるのですよ。検査日に血糖値を良好の域に合わせる不届き者が多かったためです。脳卒中でのリハビリには諦めというか痛みとかが嫌でとかなどで拒否する者や逆に過剰や不適切な者などとがいますよね。医師に何がよくないか判っていないのもね。日本リハビリテーション医学会や整形外科学会に「関節可動域表示ならびに測定h法」というのがあります。これ、この可動域を保てたらと思うのですけどね。そうすると、廃用症候群や拘縮とかの防止にね。他動動作として使えるのではとね。基本は他動でできるようなので意識不明時にも使えますよ。ブログ村のある方は意識不明が一ヶ月ぐらいかそれ以上続いたという方もおられます。意識あり、食事もできるのにICUに留め置きされたと感じる方もおられます。入院時ですからICUは個室と違って最終的な患者負担は健康保険利用時にはそう発生しないですよね。高額医療費ね。肝臓腫瘍の時の入院時に経験しました。ICUは金食い虫のようなので設置したら使わないと損になりますからね。確かに拘縮とかになって仕舞うと後々困りますね。足指2本に拘縮とおぼしきなのを持っているのですが。 関節可動域range of motion(ROM)です。脳卒中発症で直ぐに拘縮とかなる患者はいないですよ。フニャフニャ状態は痙縮でも拘縮でもないですからね。以後のリハビリへの取り組みによります。医師が適切なリハビリの必要性を十分に理解させていない可能性が高いからです。だから、書きたくないのですが判っていないのがいるようなのでね。  3月2日(土)、脳卒中後にリハビリの重要性、適切なリハビリの必要性を患者に理解させるのも医師の責任と考えていますけどね。セラピストさんも説明不足の場合もあるかと思いますが、医師の指示で、そう、医師の指示でリハビリをおこなうのですから医師の責任ね。責任逃れをするのならセラピストに丸投げしなさいと思います。丸投げしないで判ってもいないのに指示通りでにさせるのもいるようです。トレッドミルでの歩行リハビリで歩けなくなっても適切な指示や見解を出すことのできない医師もいるようですね。看護師さんに適切な指摘をしてもらったと投稿にありましたが。糖尿性低血糖を見過ごされたようだしね。看護師さんのおやつ用の大福餅で助けられたと投稿にありましたが。前者の方はリハビリ病院みたいなのでなんという医師だという感じでした。専門外みたいなのでしたら、ただ「頑張りなさい」としか言わない感じです。前の主治医は自分の指を小刀か何かでミスして傷つけてしまって、治療治癒後に曲げることができなくなったから頑張れとね。今は治癒後の皮膚とかの様子を考えて指とかですと関節動作ができるようにという治療のところが増えていますが、当時はとにかく傷が治ればよいという時代だったのにね。骨折とかのギブス等で拘縮になる恐れもあるということです。指の関節部での皮膚傷を治療するとき、膝や肘もかな、伸ばしたままですると再生した皮膚が短くなってしまうので・・。肘の方は治療中に曲げてしまうことが多いかもね。糖尿性低血糖は非常に有名ですよね。私のは「楽な外力による関節可動域確保動作が続けてできるようにしておく(発症直後のフニャフニャを適切に維持)」というだけで「そのうちに何とかなりますよ」です。痙縮等にすると何とかもできなくなる可能性が高いですよね。拘縮ですと人工関節に取り替えるか、ほぼ諦めるかですよね。人間の四肢の動作は関節動作です。関節を楽に動かせることが健常者も必要なのです。これだけです。  3月3日(日)、言い訳のための練習、優越感のみの猛練習。日本の運動部などの練習で感じられることかもね。ところが、リハビリでもよくされているようなのですけどね。スポーツ選手の怪我等からの復帰状況が欧米より悪い感じを受けていますが。学習でも睡眠時間を削ってというのもありますよね。「長時間」というのを善とする思い込みからですよね。運動部の練習では脳も筋肉等の体も元気はつらつの時が一番効果があるのですよね。そして、これはその人それぞれですよね。それを意識朦朧となるまでさせていたのが日本かな。これでは逆に能力低下ですよ。勉強もね。リハビリでは後に弊害だけが残るのです。ところが「あれだけ練習して負けたから仕方がない」とかの言い訳に使っているのが日本ね。リハビリでも「あれだけ頑張ったから・・」ですが、脳卒中後遺症で感覚麻痺の場合、頑張るほど痙性が高くなります。少しの場合でも少しなりにです。これは運動神経系興奮ニューロンの興奮が頻度や強度に応じて蓄積されるためですよ。適度に休息すると運動神経系抑制ニューロンを活性化を待つことなく興奮が解除させるようですが、限度を超えると解除されないようなのです。脳卒中後は脳はどの筋肉に収縮命令を出しているのかが健常者より判っていないので伸筋と屈筋に同時に命令を出していますよ。まずはこの状況から逃れるリハビリをする必要があるのに単に歩行リハビリとかですと、伸筋、屈筋共に痙性が高まっていくのですが、「あれだけリハビリに時間をかけたのだから・・」で歩行じづらくしてしまった方の投稿を読んだことがあります。が、この方、一昨年後半頃からリハビリの投稿をされていないですが。「・・のようなリハビリをしているのだ」と「練習で・・のようなことをしている」というなかには優越を求めてというのもあるかもね。私のはリハビリでセラピストさんに教えて貰った普通の方法です。ただ、発症からどのくらいで気がついて実行したかとかの違いが大きいかもね。「着座による両足ちょこちょこ歩行」なんてリハビリ病院入院中で他の方がされているのを見たことがなかったです。健常足のみの方は見かけましたが・・。基本的に昔からのリハビリ法ね。だから、「脳卒中を発症された直後の方へ」とかになるのです。

0 件のコメント: