2021年5月30日日曜日

先月の報道特集で「BC級戦犯」についてが放送されていましたね

 「BC級戦犯」の具体的な対象を初めて理解できる内容でした。ジュネーブ条約等戦争に関する国際条約違反だろうと以前から思っていました。  実際、捕虜等に対する犯罪ということでの裁判でした。  一番の要因は日本の軍部上層部がジュネーブ条約等を全く将兵に教育していなかったことによるということですよ。  あの日露戦争や第一次世界大戦でのロシア兵やドイツ兵捕虜に対する処遇と全く異なった扱いをしていたことによる訳ですよね。  どうして、このような変化があったのかということね。  思想的には日露戦争に勝利して徐々に欧米に追いついていったというのや、太平洋戦争開戦時の不意打ちによる勝利や国際条約無視ですね。そこに「日本人によく見られるタイプの思い上がり」や他とめば、ブラック校則にみられるような近隣との無意識的虐待強化の行動様式等々の積み重ねかな。  それと「勝てば官軍、負ければ賊軍」というような国内の発想ですよね。ねじ曲げられた思考の積み重ねとかがですよね。  ところがこれらについて戦後検証されていないですね。それらが今もブラック企業、ブラック校則、ブラック部活、入管とかが問題があっても検証もせず、その問題を単にそのときの担当者の問題とすり替えようとする体質もこの込んだ胃の延長線上と考えるのですけどね。  「歴史を鏡とする」ということのできない日本かな。 この投稿のメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

0 件のコメント: