2021年11月20日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No482

脳卒中後のリハビリでの動作回復の時、できるだけ関節が楽に動かせるようにして「格好良い動作」をダイレクトに目指そう。   筋肉を他動的に引き延ばしていますか。筋肉は弛緩して引き延ばされた後に有意な収縮ができるのです。   ある方の投稿に「診察券をもって・・。」というのがありました。これ、健康体で通院や入院歴のない方には無縁の話ですが。   この冬もインフルエンザワクチンを接種しない理由。コロナワクチンは感染経路等の関係で接種しました。   発病後、このブログを始めて暫くした頃に「?」、どうして皆さん、関節が動かしにくくなるようにリハビリをしているのかな。   繰り返しになりますが。私の関節可動域確保動作。   筋肉を柔軟に保つには。柔軟ではない痙縮等では運動神経系興奮ニューロンが興奮状態になり、そのまま持続してしまっているということなのです。  11月8日(月)、脳卒中後のリハビリでの動作回復の時、できるだけ関節が楽に動かせるようにして「格好良い動作」をダイレクトに目指そう。代償的動作等で変な癖をつけると修正できないかもね。歩行では「足首関節・膝関節・股関節等を楽に動かせるようにして健常者風を目指そう」ですね。救急病院で一度「歩行器」を使わせてもらったことがあるのですが、足を引きずっている感じだったです。なので、リハビリ病院では車いすを退院時まで使いました。「引きずっている」は棒足になる危険性もありますね。棒足も尖足も事後の修正が難しいようです。私は「PTさんに教えてもらった『車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行』」を退院時まで毎日して、関節可動の鍛錬をしていました。関節が楽に動かせての歩行ですからね。関節が楽に動かせるということで結構早期に健常者風歩行へのリハビリをしてもらえました。上肢は救急病院入院中からの「他動による腕伸ばし・指伸ばし」ですよ。上肢は勝手に屈曲しますからね。当初は自力で「伸ばす」のが難しいようですね。それで、「他動」です。もうすぐ発症10年になりますが今でも毎日しています。曲げ伸ばしが結構楽にできますが、感覚麻痺なので精度の必要な動作は無理ですが、いろいろな生活動作に参加させることができるようにね。痙性を高めて痙縮みたいになってしまうと修正には非常に長い年月が必要みたいですから、発症直後から痙縮にならないように、筋緊張亢進にならないように注意しながらリハビリをしましょうね。  11月9日(火)、筋肉を他動的に引き延ばしていますか。筋肉は弛緩して引き延ばされた後に有意な収縮ができるのです。ところが、感覚麻痺では運動神経系興奮ニューロンが興奮状態になり、さらにこの興奮が解除されなくなっていくと筋肉は収縮したままになっていくということが起こりやすくなります。収縮したままになるので関節を動かすことができなくなるのです。一度、収縮したままになってしまうとボトックス療法でのみ弛緩させることができるのかな。この療法、ボツリヌス菌毒素を対象筋肉と運動神経系興奮ニューロンの接合部、神経筋接合部に対して投与します。興奮ニューロンの神経終末にのみ入り込みシナプス小胞固形性を阻害しますが作用はこれだけです。興奮ニューロンは興奮したままですよ。シナプス小胞が形成できない期間だけ筋肉が緩むのです。そうすると、その間の動作は楽になるわけです。ということは、ボトックス療法をしなくても筋肉を楽に弛緩させることができるようにリハビリをおこなったらよいわけですよね。ボトックス療法は原理的に対症療法ですからエンドレスです。ボトックス療法の対象にならないようにリハビリができていたら、健常者風の歩行リハビリをしてもらえる可能性が高くなると考えられるのです。私のおこなってきたリハビリは「ボトックス療法の対象にならないように筋肉を固めない。」ですかな。だから、関節も楽に動かせたので早期に健常者風歩行のリハビリをしてくれたのですかな。人間は関節を楽に動かして動作をおこなう関節動物です。このためには「筋肉が楽に弛緩できる」が必須です。  11月10日(水)、ある方の投稿に「診察券をもって・・。」というのがありました。これ、健康体で通院や入院歴のない方には無縁の話ですが。今回の発症で入院した近隣の救急病院に搬送されたのですが、救急隊員の方がその病院の診察券を見つけてくれて連絡してくれたからです。今回、脳出血ですね。この病院で脳の血管造影をしたことがあったのでした。即受け入れ決定だったみたいです。「運」ですね。退院後、地域の国立病院で救急医等の大量退職で受けいて停止になったときにその病院に入院とかしたことのある患者は受け入れるということをニュースで見ました。ということは、病気になって時々受診や入院していると受け入れてもらいやすくなるということかな。本来は救急のレベルに合わせて、すぐに受け入れ病院が決まる方がよいですね。コロナで問題が噴出していますよね。収束後にどうなるのかな。元の木阿弥になる恐れの多い日本ですからね。ただ、救急病院であってリハビリ病院ではないので転院の時に「どこだろう」と気になりました。リハビリ病院は公的病院でした。どのような基準で・・ですが、セラピストさんはよかったですよ。PTがちょっとね。OTは途中で新卒女性と交代してくれました。STは最初から女性でした。「筋肉を固めない。・・」の方針ですから、楽しくリハビリができました。なので、「医師がいなかったら天国のリハビリ病院」ね。初期症状は救急病院搬送時意識不明、完全左半身麻痺、包括医療費の救急病院に34日間入院でした。お告げは「一生車いす」でした。  11月11日(木)、この冬もインフルエンザワクチンを接種しない理由。コロナワクチンは感染経路等の関係で接種しました。大人になってから過去に接種したのに「破傷風ワクチン」がありました。破傷風菌は傷口で組織に入り込み血液中に出ることなく少し増殖して毒素を血液中に分泌します。この毒素がボツリヌス菌毒素と同程度の猛毒です。致死量は1μg以下です。1gで100万人以上です。ということはボトックスに使っているボツリヌス菌毒素も猛毒です。血液中に毒素が出てくるので血液中に毒素に対する抗体を作る破傷風ワクチンで効果が得られるのです。血液中に入るとかの場合です。インフルエンザは外気からダイレクトに上気道粘膜にいくということです。ここの粘膜細胞に感染して増殖してダイレクトに外気に出て行くとね。血液中には入らないと考えられるのでね。血液中にいくら抗体を作ってもコロナみたいな効果がないからです。インフルエンザワクチンの開発研究の方がイギリスの学術雑誌に投稿した論文のなかに「感染予防効果はない」と記されていました。CD8キラーT細胞を活性化させるワクチンの開発を目指しているとね。キラーT細胞というのは細胞攻撃性T細胞です。ウイルス感染した細胞を攻撃させてウイルスが増殖する前に排除しようということです。でも、まだ、開発できていないようですね。重症化予防効果もないみたいです。お金の無駄使いと考えて、副反応も心配ですからここ40年ほど接種していないです。だから、今回も接種しないです。  11月12日(金)、発病後、このブログを始めて暫くした頃に「?」、どうして皆さん、関節が動かしにくくなるようにリハビリをしているのかな。病後の、老後の一つの目標に「筋肉と脳についてを判ってもらおう」というのがこのブログを続けることにね。そして、嫌われているようです。理由は「価値観の違い」かな。なので、生物学的根拠もつけての投稿になるようにしています。生物学的根拠をつけての反論に遭遇したことがないですね。この根拠も常に検証をするようにしているつもりです。昨日のインフルエンザワクチンでも生物学的にどう不都合なのかも記しているはずです。「効果がない」でも、ただ、効果がないと投稿するよりどうして効果がないと言えるのかの根拠ですね。また、破傷風ワクチンの効果がどのように発現されているのかインフルエンザワクチンについての理解を深めるのに役だってほしいとね。ですから、この嫌われブログはまだまだ続きますよ。生物学的根拠を添えて反論してくださいね。ところで、よく議員や公共団体の首長が「身を切る」といって報酬を下げていますが、これ、貧困なる精神状態の経営者にいわせると「首長等も報酬を引き下げているのだから従業員の報酬を上げなくてよい」と低賃金でこき使う理由になっていないのでしょうか。人件費比率を引き上げさせての賃上げですからね。このデフレでは首長や議員報酬を引き上げてケチ経営者に圧力をかける必要があるのではとね。それでなくてもブラック部活にブラック企業でしょ。そのかわり、ぼんくら議員等は次の選挙で落選させましょうよ。政務活動費を有効に使えないような議員もね。  11月13日(土)、昨日もネタが・・。繰り返しになりますが。私の関節可動域確保動作。救急病院入院中はベッドかベッドサイドで車いす生活が基本ね。病室外へは看護師等による介助での車いす移動ね。上肢は最初のOTのときの「指を伸ばせたら・・」といわれて、病室に戻ってから「他動での腕伸ばし、指伸ばし」ね。なぜか「自力」は全く思いつかなかったです。からだ全体を使っての腕を振り回すというのもね。このときに「脳はまずはそこら中の筋肉に収縮命令を出して、感覚情報で必要と思われる筋肉のみが収縮するように徐々に命令対象を減らしている」と感じたので自力は極力後回しにね。この腕伸ばし、指伸ばしは今もしています。健常者並みに近い状態の維持に成功ね。もっとも、生活動作のリハビリはそうしていない感じです。これをすると高緊張になりやすいのでね。ボトックスしたくないからですね。下肢はベッドに寝ていると伸ばしですよね。車いすに座った時に腰を椅子の奥にれて股関節直角程度、このとき、膝関節も直角程度になるように足首を膝の真下あたりにね。足首関節は足裏を全面的に床につけるという感じにして直角程度にね。トイレ行きの時などで伸ばすこともね。一日がかりでの曲げ伸ばしですよ。リハビリ病院でも続けました。日中は車いす生活でした。リハビリ病院では「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」を退院日まで毎日ね。ということは退院日まで車いすを使っていたのでした。非常に楽に下肢の関節可動の鍛錬に役立ちました。おかげで「健常者風歩行のリハビリ」をしてもらえたと考えています。「関節が楽に動かせる」がすべての動作の基本です。  11月14日(日)、筋肉を柔軟に保つには。柔軟ではない痙縮等では運動神経系興奮ニューロンが興奮状態になり、そのまま持続してしまっているということなのです。そうすると、常に興奮ニューロンの神経終末からアセチルコリンが分泌されて筋肉に作用して収縮させているのです。で、硬直状態もね。このアセチルコリン分泌だけを妨害するのがボトックス療法です。毒素の効果がある間だけ、興奮ニューロンは興奮状態のままです。正常な方は運動神経系抑制ニューロンが必要に応じて活性化して興奮ニューロンの興奮を鎮静して興奮ニューロンの神経終末からアセチルコリンが分泌されないようにしているのです。抑制ニューロンは興奮ニューロンの神経終末ではなく細胞体本体に働いて興奮ニューロン全体の沈静化ですね。ボトックスと全く違うのです。普通の人はね、感覚麻痺でのボトックス療法とは。ということは興奮ニューロンを過興奮にしないようにリハビリをおこなう必要があるのです。その一つに「他動による関節可動域確保動作」がよいと考えています。なので、昨日のように可動域確保動作をしてからの健常者風歩行では下肢は高緊張に非常になりにくいです。ですから、格好良くある程度の歩行速度にね。リハビリ病院入院したときは10mを38秒かかったのが、退院直前では6分で420mになっていました。普通の人の歩行速度とだいたい同じぐらいかな。上肢も他動主体でリハビリをしていますので、いろいろ生活動作に参加させることができるようになってきています。これらは筋肉が柔軟だからできるのですよ。

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