2022年6月11日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No511

歩行や階段昇降の前にできるようになっていると楽なこと。   関節動作がしにくくなっていく要因。   脳卒中直後の筋肉、どのような感じでしたか。多くの方が「ふにゃふにゃ」みたいなとね。私もね。   この前の日曜日夜に麻痺側のコンタクトレズが行方不明になりました。   日差しがきついですね。今月21日が夏至ですね。太陽高度が北半球で最も高くなる日です。今は7月の10日あたりの太陽高度ですね。   リハビリと日常運動量との兼ね合い。   関西の中学校や中高一貫校で熱中症があったとの報道がありましたね。  5月30日(月)、歩行や階段昇降の前にできるようになっていると楽なこと。人間は関節を動かせて動作する動物です。まずは楽に関節動作ができるようにすること。ここまで考えての救急病院やリハビリ病院での生活やリハビリではないですが、結果的に非常に有効でした。関節が非常に楽に動かせるようになっておくことですが・・。ただ、発症直後から「筋肉を固めない。関節をさび付かせない。腱も固めない。」という「3ない」でしたが。救急病院では「日中車椅子生活」でこのときの座り方ね。腰を奥深く入れて少し前屈み的に、膝は直角程度に曲げて、足は裏が床にベタでした。足首も直角程度ね。これを毎日、起床したら夜就寝するまでね。要因は寝たら鼻が詰まって苦しいのとノートPC操作ですよ。株式の取引ツールを使っているのを見られ、脳神経外科部長が「儲かりまっか?」と言われたので「儲けな入院費が払えない」と即答しました。鼻づまりで大事件を起こしたので車椅子を終日使わせてくれました。関節可動ね。上肢は他動での腕伸ばし、指伸ばしですよ、毎日ね。リハビリ病院ではこれに「車椅子着座での両足活用ちょこちょこ歩行」が追加されたわけです。関節が曲げ伸ばしが楽に短時間でできるようにしておくといろいろな動作が楽にできますね。この車いす歩行で「暴走族」といわれるほどになりました。実際、人のいないところで暴走しましたが。そうこうしているうちに健常者歩行のリハビリね。関節が楽に動かせるからですよ。関節の動きの方が先です。病棟での単独杖歩行許可された後に階段昇降のリハビリでした。はじめから健常者風でした。車いすで股関節や膝等の関節が十分に曲げることができるからだったと思っています。上肢は他動で伸ばし、自力で伸ばせるようになると大抵のリハビリ動作ですが・・。感覚麻痺の悲しさで生活動作はできないですね。感覚なしなので未だにね。  5月31日(火)、関節動作がしにくくなっていく要因。関節が錆び付くというのは廃用症候群の方ですね、普通は。普通、関節が動かしづらいというのは筋肉の状態からかな。関節は、例えば、膝関節ですと膝を伸ばすときに収縮する筋肉と曲げる時に収縮筋肉があって、それぞれがタイミングよく弛緩して関節動作ができるのです。ところが、脳卒中後、いろいろ要因で筋肉は収縮します。これを繰り返しすぎると収縮させるのに働く運動神経系興奮ニューロンが興奮したままになっていって筋肉が弛緩できなくなっていくのですよ。筋肉は興奮ニューロンの興奮が収まってアセチルコリンが分泌されなくなると弛緩できるのですが興奮したままではね。弛緩して他の筋肉に引き延ばされて漸く次の収縮ができるのですよ。引き延ばされているときにその関節が動いているのです。筋肉が収縮したままでは困るから、ボトックス療法というのもあるのです。この療法は興奮ニューロンの神経終末からアセチルコリンが放出できないようにしているだけです。薬効が切れたら元の木阿弥です。ただ、感覚麻痺では筋力発揮の状況認知ができないので、「筋力がない」と誤解してトレーニングに励むことにね。また、感覚麻痺ではタイミングよく筋力の大きさと方向のコントロールができないことによる焦りですかな。これも「筋力がない」という誤解につながっていると思っています。筋力があるにもかかわらず更なる筋トレで興奮ニューロンをより興奮させてしまって関節を動かせなくなってしまっている方もいるようです。  6月1日(水)、脳卒中直後の筋肉、どのような感じでしたか。多くの方が「ふにゃふにゃ」みたいなとね。私もね。ここで、このふにゃふにゃを如何に維持するかとね。堅いというかしっかりしているというのは脳からの収縮命令があってですよ。ところが、この収縮命令伝達の運動神経系興奮ニューロンが興奮したまま、収縮命令を筋肉に出し続ける状態になりやすいのです。それで、今度は筋肉が収縮した状態にね。で、柔らかくしたいといろいろされるわけですね。私は「できるだけふにゃふにゃを維持したい」でした。上肢は他動での腕伸ばし指伸ばしでした。屈曲させる筋肉を引き延ばしていたわけですよ。上肢は楽に伸ばせるようになったら自動的に曲げる動作も楽にね。「伸ばす」ほうが先ですよ。下肢では関節を伸ばす方の筋肉を車いすへの座り方の工夫とかで引き延ばしていたのでした。下肢は関節を伸ばすときに収縮する筋肉があるのですよ。伸筋といっているのですがこれが収縮したままになることで棒足にね。あるいは尖足にね。脳卒中感覚麻痺では運動神経系興奮ニューロンが興奮状態になっても運動神経系抑制ニューロンが働かないので興奮ニューロンが興奮したままになりやすいのです。このことを肝に銘じて適切なリハビリをおこなうと筋肉をそれなりに柔軟に保ちながら各種リハビリをおこなうことができるはずです。適切適度ならね。  6月2日(木)、この前の日曜日夜に麻痺側のコンタクトレズが行方不明になりました。翌朝、予備の他社の古いコンタクトレンズを出してきて装着したら、麻痺側の瞼が異様に違いを感じて麻痺側伝体が緊張してしまったのでした。血圧上がりました。それで今一度探索したら出てきましたので装着し直しましたが・・。それから、瞼の感覚が感度アップしたままなのです。血圧高めね。いつごろ落ち着いてくれるのかな。視床出血というのは感覚麻痺の典型の一つですね。動作不全は感覚がないことによるのですよ。筋肉には筋紡錘という筋肉の伸び具合の情報を脳に送る感覚器があるのですが、この情報も脳には届かないのです。また、筋肉には腱ゴルジ装置という筋肉の収縮力を測定して脳に送る感覚器もあるのですが脳には届かないです。皮膚も物体との接している状態の情報を脳に送る感覚器があるのですがこれも脳には届かないのです。動作に最適な状態を判らないままの動作が脳卒中後なのです。ですから非常にぎこちなく無駄な緊張が高くなってしまうのです。痛覚が異常に高感度になることもあるのが脳卒中後の回復期にはあります。また、温点や冷点の感度がないときは暑いや冷たいが判らず、高感度になると風呂のお湯が熱湯に感じるや水道水が氷水と感じたりもね。ですから、人間は感覚を頼りに生きているので感覚麻痺でいろいろ問題が起こるので注意しようね。  6月3日(金)、日差しがきついですね。今月21日が夏至ですね。太陽高度が北半球で最も高くなる日です。今は7月の10日あたりの太陽高度ですね。梅雨明けの方が低いかもね。では、違いは梅雨前であるということで結構日陰では涼しいですね。日傘の効果は特に赤外線遮断タイプでの効果が大きいと感じています。持っている兼用杖は結構赤外線遮断効果が高いのです。紫外線は太陽高度と大気の状態で変わりますが、強烈ですね。ところで、兼用杖を使えるというのは普通健常者歩行ができるということかもね。健常者歩行はリハビリ病院入院中に指導してもらいました。関節がよく動かせるからだと思っています。リハビリ病院転院時10m38秒かかりました。時速にすると950m弱ですが、10m歩くのがやっとね。健常者風歩行ができるようになって、退院直前には6分で420mでした。時速にすると4200mです。このときはこのペースで1時間歩ける可能性がありましたよ。「車椅子着座での両足活用ちょこちょこ歩行」やその他の関節可動域確保が役立ったわけですよ。スピードアップも焦らず、まずはきれいな健常者風歩行ができるようにするのがよいと考えています。また、健常者風が楽にできていると「小走り」も指導してくれますよ。きれいな歩き方が長距離の基礎であり、スピードアップの基礎ですね。筋肉に無理を強いることなく動作ができるということね。  6月4日(土)、リハビリと日常運動量との兼ね合い。どういう動作が痙縮への道なのかということもね。動作等活動をしないと廃用症候群に陥りますよね。やり過ぎると・・ですが、不足気味では活動力が徐々に低下してしまうのも困りますね。例えば、「歩行」ですと歩数という目安を数値化すると低下したときに気がつきやすいですね。また、階段昇降も段数とかを記録しておくとね。数値化して記録して見直すということですね。ところで、リハビリ等で「痙縮」に向かっていそうなときも「記録」というのは役立つかもね。リハビリとかだけではなく、高齢になっていくので適切適度に活動をすることですよ。これは人間の体は常に使うことで維持されているのですが、ある程度の強度が必要でしょうね。「寝込むとふらつく」ははじめは神経筋接合部での運動神経系興奮ニューロンの筋繊維動員力の低下といわれています。ですから、割と簡単に回復するのですが、長引くと筋肉がやせてくることにね。筋肉は神経筋接合部でアセチルコリンが分泌されることで維持されているのですよ。これは分泌されないが続くと筋肉がやせるのです。脳も使うということを繰り返すことで脳内の樹状突起やシナプスが維持されるのです。「楽」は人類の歴史で最近だけです。700万年のほとんどは体を動かし脳も使ってきたのです。脳卒中後の我々は痙縮にならないように注意しながら活動をする必要があるのですよ。  6月5日(日)、関西の中学校や中高一貫校で熱中症があったとの報道がありましたね。一昨日投稿のように気温や湿度は真夏ほどではないのですが、日射特に赤外線は7~8月より強いはずです。ですから、テントの下にいる教師には怖さが十分に理解されていないかも。その上、体はまだ春のままだったりしてね。そして、エアコンで育ってきている世代ですから体温調節能力が低いのですよ。体温調節能力は適度の温度刺激による訓練で向上します。ですから、教師世代と同じと思い込んだり、「若いから・・」というのは思い込みだけです。結構、教師は理解していないですよ。思い込み大好き人類です。世間の仕組みが判っていないのに数年前、某県庁所在地の県立高校でその県の県立大学の推薦入試願書の出し忘れ(学校でまとめて出願)を締め切り当日朝に気がついたという報道がありました。結局、高校そばの特定郵便局で速達手続きで投函して間に合わなかったというのです。大学への配達局まで持参したら時間的には十分間に合っていたのではとね。締め切り日は郵便局と話を付けていると思います。また、速達は配達局に到着したら配達区域内なら即刻配達にでる決まりですが、配達局までは普通の郵便と同じ扱いというのです。出願間に合っていた可能性があるのです。ですから、配達区域外の場合は郵便局にその封筒(局に問い合わせてね)を持って行くと速達料金は返金されるとね。この場合は大学にどの郵便局から配達してもらっているかを聞くべきだったのではとね。特定郵便局で閉店間際の手続きは翌営業日まで局内保管になることがありますよ。

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