2022年6月26日日曜日

制裁の効果

 プーチンさんが「制裁は失敗」とかいっていますね。太平洋戦争開戦時の日本に対するアメリカの制裁を東条英機首相は「帝国を目標とし、帝国を潰す・・・。」と演説をして開戦、3年8ヶ月持ちましたね。  今の日本はひとたまりもないです。理由は「自給率」の問題ね。ロシアはもともと、食料やエネルギー等資源自給率が高いですね。そりゃ、数ヶ月では効果なんて出ないですよ。  クリミア侵攻以来の制裁でロシアの新車は20年ほど前の水準に戻ってしまったとか。電子部品が入ってこなくなったためというのです。これ、兵器用の電子部品も当然含まれますよね。ウクライナで精密誘導兵器を使い果たしたのではという噂も。電子部品が入ってこないので次が作れないとね。ドローンでも撃墜されたのを回収して再利用できる部品を使っているとか。  基盤的な最新技術や製品がロシアには入っていかないようです。ですから、古くてもコンピューターがあったらできるサイバー攻撃をしたりとか。  ロシアにとってほしいのは先端技術製品ですね。でも、制裁で中国も売ってくれないみたいですね。中国はアメリカの制裁されることを怖がってというのです。  ヨーロッパ諸国のロシア産天然ガス離れは温暖化対策での使用量削減対象と考えているかもね。ウクライナ侵攻が解決してもロシア産には戻らないということね。当然、原油も石炭もね。何年もかけて持続的に効果が出てくる経済制裁ですよ。  前世紀の段階に取り残されるロシア。5月9日の軍の行進、ナチスと記憶が重なったのは私だけでしょうか。よく似ていると感じました。  ロシアと日本の似ているところ、「過去の近隣諸国への行状の評価」です。恨みをかっているのに気がついていない」ところかな。東欧諸国がNATOに雪崩を打って加盟した原因にね。 この投稿のメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

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