2023年7月1日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No566

一昨年だったかな、知人が肺血栓塞栓症で亡くなりました。   日本での宗教と政治ですね、   脳卒中後のリハビリ、特に手足のリハビリでの注意点。   人間の体はひょっとしたら二十歳前後あたりから鍛えることをしていないと衰えるのみかな。   マウント取り、人間はどうして自慢したがるのか。   どうですか、感覚の回復具合は。   リハビリでしてはいけないこと。  6月19日(月)、一昨年だったかな、知人が肺血栓塞栓症で亡くなりました。17日投稿の同窓会が最後になりました。脳梗塞5回、脳出血1回でした。血圧を下げすぎたら血栓ができるよとは伝えていましたが・・。エコノミー症候群ですよね。これ、下肢の血流が悪くなって大きな血栓ができることが最大の要因ですよね。この同窓会の時に小脳梗塞の後輩とともに「障害者認定」と「介護認定でリハビリ」ということをいっていたのですが、していなかったのかも。私の訪問リハビリの目的は回復のためですが、特に「下肢での血栓防止」があると思っています。血栓が成長する前に、小さいうちに飛ばして大静脈や心臓で粉砕して(希望的ね)肺に行かないようにともね。血栓は血流が遅くなったり、滞留することで形成が始まります。普通は周りの血管から血栓溶解のための酵素が分泌されたりするのですが、流れが悪いや滞留では血栓に届かないですね。それで、リハビリストレッチで筋ポンプ作用とともに血流を速めたりして血栓を大きくしないようにしているのです。かといって、血液サラサラ薬を服用していても血栓形成の可能性はあるし、サラサラ薬があると出血時の被害が拡大しますよね。私が今服用しているのは降圧薬1種類のみです。蟹歩きさん、大丈夫なのかな。私は運任せと考えられるような極端にならない程度の降圧薬です。  6月20日(火)、日本での宗教と政治ですね、聖徳太子の頃は仏教も新興宗教みたいだったかもね。聖武天皇の時に国分寺、国分尼寺と東大寺ですね。何時の頃からか、興福寺の僧兵でしたかな。延暦寺にも僧兵もあったですよね。高野山は?です。日本での宗教の一大勢力の神道、なぜか、あるときからは仏教みたいな表舞台からは・・で、ところがどっこい、政治の中枢にですね。親鸞聖人からの浄土真宗、一向宗が政治的に台頭してきましたね。比叡山と一向一揆と織田信長、これは政治権力の争いでもあったようですね。比叡山は焼き討ちされ、石山本願寺は鉄鋼船で・・されて本願寺側の開城降伏でしたね。これをもって表向き、宗教が政治にくちばしを入れることはなくなりましたね。ヨーロッパで一番早く宗教の上に政治を持ってくることのできたイギリスが一番早く議会制民主主義と開放経済で発展ね。ドイツは神聖ローマ帝国とか出遅れることに、イタリアがバチカンで・・。イスラム社会はイギリスが1000年ぐらいかけて成し遂げた宗教と政治の関係を数十年から百年ぐらいとおこなおうとしているのかもね。社会は混乱しますよ。日本がある意味近代化、江戸時代鎖国していたにもかかわらず近代化できたのはこの政治と宗教との関係があったからとも思うのです。最近、某宗教に丸め込まれている議員を多く抱える政権政党がありますね。  6月21日(水)、脳卒中後のリハビリ、特に手足のリハビリでの注意点。感覚麻痺では感覚なしで手足を動かすことになりますね。これは物凄い緊張を起こさせます。緊張するというのは運動神経系興奮ニューロンが興奮しまくっていることですよね。人間の動作は視覚以外に筋紡錘という感覚器と腱ゴルジ装置という感覚器と皮膚感覚を総合して筋収縮の度合いを調整しているのですよ。感覚情報がないから緊張するのです。で、無理に動作させると緊張が解除されなくなるというのもね。陽性徴候かな。それでボトックス療法対象にもね。無理な動作は健常のスムースな動作と異なる悪い癖的な動作が形成されて手続き記憶になると修正は不可能かもね。ですから、「頑張る」の意味と質ですね、これを検討してみようね。運動神経系興奮ニューロンが興奮したままにならないようにするリハビリですね。これが大切なのですよ。歩行では股関節、膝関節、足首関節が楽に動かせるようにしてからリハビリをしてもらうと大抵楽に健常者風になります。ぶん回しでもよいから歩けるようになってからの修正というのは不可能かもね。上肢も楽に指、手首、肘等が伸ばせるようにしてからですね。肩もあげるというのができるようにしてから、これらを維持しながらリハビリですよ。当座は遅れているように感じても陽性徴候等になってしまわれた方より早いですよ。その代わり、障害年金が遠ざかっていきますが。  6月22日(木)、人間の体はひょっとしたら二十歳前後あたりから鍛えることをしていないと衰えるのみかな。一応、遺伝子の保障期間は50年ぐらいといわれますが・・。初期不良もあれば、延長保障もね。ところで、昔あった優生保護法は「人間の体はすべて遺伝子で直接・・」という誤った考え方で制定運用されたのですね。発生途上で結構適当に作られる人間の体です。脳動静脈奇形は血管が各組織の要望に応じて適当にできるからです。心臓の中壁の穴は誕生時に閉じそこなったことですよね。等等ですが、一旦できあがったのは適切に使わないと衰えます。筋収縮にしろ、脳の知的活動にしろ、脳を使う、神経系を使うとかをおこない続ける必要があるのですよ。高齢になってきての筋力減退は筋力を発揮させないことで起こります。適切適度に筋トレをするといくつになっても回復しますが・・。脳での知的活動も続ける必要があるのですよ。他者との交流がこの知的活動にもなると考えています。新しいことへの挑戦もね。デジタル分野でもね。ただ、人によって理解に必要な時間は異なりますよね。神経細胞間の連絡所であるシナプスでの接続は使えば使うほど強化されますが、つかっていないと離れてしまったりします。このことが精神活動にも筋肉動作にも影響を与えます。高齢になっても適切適度に活動しようね。  6月23日(金)、マウント取り、人間はどうして自慢したがるのか。脳卒中リハビリで「関節可動域確保動作」一筋を自慢していますが。おかげでブログ村脳卒中カテゴリーで浮いているかもね。人間、何かで自慢できるというか自己の人格を守るものを持っておきたいのですが。この第一歩が「親から無条件で愛されてきた」ということかもね。ところが、条件付きが結構多い感じですね。そこに存在しているというだけでは人格が崩れるので他者との比較ですよね。さらに自己に能力等で自信がないと誰か優秀といわれる人物を比較して劣ると思われる人物を比べて「おまえは・・」となんとか自己の人格を維持しようとするのですね。比べたこんなのを言われた人間はたまったものではないですが、日本には多いかもね。長年の「比べて育てる」日本であの「内申書重視高校入試」が50年以上も続いている日本ね。マウント取り量産ですよね。だから、心に余裕がなくなってきたのかな。自慢たらたらはその自慢以外には何もないと認めているようなものですよ。条件付き親の愛でより強調されたかな。学歴や就職先や持ち金残高等々での比較ね。今の医学部人気もこれに当たる場合が多いと思うのです。そこには思いやりなんて絶無ですよ。ですから、コロナ病床を設置せずに設置したと嘘をついて補助金だけをだまし取った東京都医師会幹部の病院とかが出てくるのです。日本のこの根性をたたき直すには数百年必要かもね。、  6月24日(土)、どうですか、感覚の回復具合は。この「回復」は発症前と同様にではなく、感覚がなくなっていたところに何らかの感覚が少しだけ戻ってきたという感じですよ。瞼が一番感じやすいかもね。コンタクトレンズを邪魔の扱いしてくれて「痛い」とか「涙一杯」とかですね。ただ、暫くすると異常な高感度から落ち着いてくれるのが救いかもね。腕等では硬直感は延々とね。硬直しているはずなのに暴れまくってくれるのです。これ、立位で麻痺足の膝関節が一番酷いかもね。そう、膝関節は楽に動かせるようにリハビリをしてきたからね。このガクガクは歩行時には感じないのですよ。腕の方が震えます。指も良く震えます。下肢は歩行時、「体重」という重しを載せているからね。そして、歩行時は「慣性の法則」ですよ。これで、膝関節のガクガクを押さえつけているようです。動かせない場合は棒足になるのですよ。四肢はどれも楽に動かせるから、川平法でいう促通だったかな、樹状突起が伸びて一応接続ができるようになるようです。ただ、少しずつね。なので、いつまでかかるのかとね。また、接続しても感度調整もあるし、軸索と樹状突起の違いとかあって元通りにはならないのですよ。死ぬまでに幾分かでも元通りになってくれるかな。内耳関係の情報が元通りになっていないのが一番つらいですね。平衡感覚ですよ。  6月25日(日)、リハビリでしてはいけないこと。リハビリは病後におこなうのですよね。そのリハビリ対象部位の生物学的回復より早まるような行為ですね。生物学的に初期の応急的回復の部位を健常時の動作をしてしまうと、再び、病気状態にですよね。脳卒中は脳の障害になります。脳が回復してから本格的にできるのです。感覚麻痺では運動神経系は無傷のこともあるので「動かせる」になりやすいですが。動作は「運動神経と感覚神経」がともに働いている必要があるのです。ところが、感覚麻痺では感覚系が働いていないのです。そうすると、運動神経系興奮ニューロンが興奮状態になってしまいやすいのです。それで、陽性徴候とかにね。これを防ぐには脳が回復するまでは「興奮過剰にならない」ように慎重にリハビリをおこなう必要があるのですよ。上肢ですと、「他動での腕伸ばし、指伸ばし」中心にね。下肢は他動がしにくいので「車いすでの着座姿勢」を工夫してね。お勧めは腰を奥にして、股関節直角程度、膝関節を直角程度に曲げてね。足首関節も直角程度にして、足裏全面を床に着けてね。そして、この座り方で「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」で各関節を楽に動かすトレーニングね。座っているから緊張は低いです。足裏は床面に全面を付けてね。尖足を防ぐ効果もね。尖足を防ぐことができると内反を防ぐ効果もね。関節は関係する筋肉がタイミング良く弛緩することで動かせます。「弛緩」が先です。弛緩できた後に収縮できるのです。弛緩できないからボトックスですよ。

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