2007年4月21日土曜日

「考えたつもり」怖いですね。

4月20日の日経一面の連載「ネットと文明 第10部 主従逆転5」にあった小さな見出しの一部です。
ネットで検索によって、簡単に情報を得ることができるようになってきました。私のホームページやブログも検索で出てきます。まあ、キーワードをなににするかですね。
ネットで得る情報の怖さは、昔ながらの書き写すと違って、「範囲指定→コピー→貼り付け」で取り込めることですね。軽く読んで「コピペ」ですますことができるのです。
じっくり読んで書き写すときはしかり「考えて」ないと写せませんね。
「考えたつもり」「知っているつもり」とかで活用できる形では身に付かなくなる恐れが高いです。実際、そうなってきているようです。
PCのおかげで「図解」「写真」「映像」などが豊富になりました。その結果、「言葉」だけによる説明では理解できない人が増えているようですね。
ネットとかPCからの情報は圧倒的に「視覚」ですね。言葉だけで抽象的に考えるということが不得意になっているのでは。
「軽く読んで、選んで、コピーして、貼り付けて」で事足りてきた世代の割合がもっと増えてくるとどうなることやら。怖いです。

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