2007年4月23日月曜日

24日平成19年度全国学力・学習状況調査

4月24日、明日「平成19年度全国学力・学習状況調査」が実施されます。
前回(昭和)みたいな無意味な学校間競争、地域間競争の再現だけは勘弁してほしいです。
例えば、筑波大学付属や開成、灘なの得点は高得点が予測されます。これは、生徒の資質が良いからですね。親が進学対象教育などに熱心ではないところでは低い可能性が考えられます。
どちらも教師の力量以前の問題が得点に影響を与える訳ですね。
問題は、資質の高い生徒を相手にしようが、まだ、能力が発揮できない状態の生徒であっても、入学から卒業までにどれだけ能力を伸ばせたかによると思います。
その時、大事になるのが「学力の把握」です。そこから、どう伸ばすかですね。その資料のために使われれば、全員受験の意味も出てくると思います。
ところが、日本の好きな「順位付け」に利用しようとする動きがあるようですね。「順位付」では、教育全体の底上げにはなりませんよ。達成感と好奇心、目的意識などを如何にして持たせるかが教育の底上げに繋がっていくと思います。
ある市の教育委員会だけが参加を見送ったということです。利用しようとする人々の醸し出す雰囲気から「英断」といわれる可能性が高いですね。

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