2009年7月4日土曜日

記憶力を維持するには

 7月3日の日本経済新聞夕刊「らいふ」面の「こころの健康学」で記憶力維持について取り上げられていました。
 筆者(慶応義塾大学保健管理センター教授)が記憶力について考えていたら、「記憶力を維持するために役に立つ方法について研究した結果を報告した論文に目が留まった。」といことです。
 記憶力との関連で「運動」と「喫煙」がポイントだというのです。「運動をよくしている人、たばこを吸わない人、そうした人は高齢になっても記憶力が落ちにくいという。」といことです。
 脳の活性化には、「適度な運動」が欠かせないというのが常識ですね。「朝からあくび」の原因の一つに運動不足が挙げられています。でも、過剰な運動は逆効果だとか。脳が過興奮状態になってしまうとかです。適度な運動ですね。ところが、この頃は運動不足の大人が多い感じがします。
 「喫煙」ですね。これは、ニコチンによって血管が収縮して血流量が減少するので、脳によいわけがないですね。また、一酸化炭素でヘモグロビンが取られてしまうので酸素の運搬量が減少するので脳によいわけがないですね。血管を痛めつけることで「隠れ脳梗塞」とかが起こっていくので記憶力にはよくないですね。その程度で済めばよいのですが、「隠れ脳梗塞」の多発すると「脳血管性認知症」とはその他の障害が出てくる確率が非常に高くなるので記憶力減退がはっきり認識できるでしょうね。
 丸暗記は大抵の場合、意味はないですね。が、しかし、いろいろな思考や創造をおこなうためには理解の伴った適切な記憶力は必要です。その記憶力を維持するために「適度な運動」と「禁煙」と。

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