2009年7月16日木曜日

「痩せすぎ」にもリスク

 7月12日の日本経済新聞SUNDAY NIKKEIの健康面で『「やせ」のリスク 目配りを」という見出しの記事がありました。
 世の中、「メタボ」「メタボ」と肥満の方に目がいき、また、主に女性ですが、「やせ指向」が顕著になっています。「メタボ」の害についてはいろいろいわれていますが、「やせ」の弊害についてはほとんど知られていないですね。
 女性のダイエットで陥りやすいのが「栄養不足」かな。過度の減食が原因です。「運動はしたくないが、やせたい」いうのが要因でしょうか。絶食ダイエットや過度の減食ダイエットは、確かに体重が減少するのですが、大事な大事な「骨」や「骨格筋」も大きく減ってしまいます。「骨」の減少は「骨粗鬆症」に繋がりますね。骨は約3年ほどですべて作り替えられています。ですから、絶食などをしたときに作り替える部分はもちろんのこと、それ以外の部分は「カルシウムの貯蔵庫」の役割のため、溶け出していくのですね。そうなってしまった骨を作り直すには「筋肉運動」が必要なのですが、その筋肉も減少してしまっているので元に戻すのは難しいでしょうね。
 絶食ダイエットなどは体を省エネルギー型に変えます(筋肉減少が主要因)ので、リバウンドが凄くなりますよ。そして、「メタボ」かな。栄養不足と運動不足などで免疫力の低下が起こりやすくなったりするようです。
 「やせ」の原因として、喫煙と糖尿病などの病気絡みの可能性があげられます。どちらの合併症や害が凄いですね。
 体型別に統計を取ると「小太り」がもっとも長寿という調査もあります。やせもほどほどですね。

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