2009年7月30日木曜日

ベネッセ調査の時間の使い方で小中高校生の6割が「時間を無駄に使っている」と

 7月30日の日本経済新聞夕刊に『小中高生の6割「時間を無駄に使っている」 ベネッセ調査』という記事が出ていました。ベネッセはいろいろ面白い調査をしていて役にたちますね。
 この調査は「ベネッセ教育研究開発センターが昨年11月、全国の小学5年生~高校2年生を対象に行い、8017人から回答を得た。」ということです。昔より今の方が子どもへの関わりがある意味、過剰になってきている面がありますからね。それで小学生の時には親などの指示に従って過ごすことが多くなっているのかも。塾や習い事などですね。「遊び」や「自学自習」が主ではなく、外部要因たる「塾」などが生活の中心にきているので、自身で時間の使い方を決めるということがないのかもしれませんね。
 その結果、時間をどのように配分すると自分にとってより効率的かを考える経験ができていないとではとありました。これは、いろいろな面でいつまでも「指示待ち」の傾向があることと無縁ではないでしょう。何人もといってよいくらい、少しは「指示待ち」の部分は持っています。その「指示待ち」の時間が長くなってしまっている子が多くなったということでしょうか。結局は自己をコントロールする鍛錬をさせてこなかったツケが出てきているのでしょうね。

この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。
img00255.jpg

0 件のコメント: