2010年4月22日木曜日

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題

 4月になって、漸く腹案なるものが見えてきた気がします。そして、徳之島で住民の半数以上が集まっての「反対集会」が行われましたね。アメリカ軍は海兵隊の本隊かな、それとヘリコプター部隊とが離れすぎるのは困るといっていて、了承は得られない可能性があると22日の朝のニュースで報じられていました。徳之島ですと、約200kmとか。百数十kmだでとか。なぜかはアメリカ軍に聞くしかないようです。
 こうなると、海兵隊の一部、8000人のグアム移転はどのようにして同意を取り付けたのか、自由民主党に教えて貰う必要が民主党にはありそうですね。
 結局は、極東地域でのアメリカの戦略、防衛戦略がどのようなものなのか。その中での北朝鮮や中国をどう捉えているのかが、この移転問題を考えるうえで重要でしょうね。それなしに「県外移転」を掲げて実行しようとした民主党、受け入れ予定にする自治体の感情も考えてなかったのでしょうね。日本でも基地問題では如何に反対派をどう説得するのかということが大切なのに、秘密主義でという感じで反対派を増殖させてしまったのが今回という気がします。
 辺野古のキャンプシュワブ沖の案でも何年もかけてまとめたものですね。それを今回は1ヶ月ほどで同意を取り付けようというのですから、??????の連発です。マニフェストに掲げた項目をすべて、その通りに実行されたら、国が破滅しかねないですね。
 今、日本に直接、軍事力でもって攻撃してくる国は、国が崩壊する状況になったときの北朝鮮ぐらいですかな。最後の断末魔みたいな感じで。ただ、アメリカとの関係を解消したら、フィリピンがアメリカとの同盟関係を解消したあとで起こったことと似たことが日本でも起こる可能性はないとはいえないです。
 極東の安定の維持に対して、日本全体でどう対応するのかということが抜けているから起こった問題でしょうね。

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