2011年1月1日土曜日

恒例、人口動態統計

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。新年早々、暗い話ですみません。
 2010年12月31日に厚生労働省発表の人口動態統計の年間推計で人口が約12万3000人の自然減少になるというのがわかったというのです。
 減少幅が10万人を越えるのは初めてだというのですが、過去の人口動態統計を見ていれば、当然見当のつくことです。今後ですが、団塊の世代も60歳を越え始めており、且つ、出産適齢期の女性の総数も減少傾向をしめすので、死亡数は増加、出生数はよくて横ばいで悪くすると減少ですね。ですから、人口減少社会に入ってしまったと覚悟するべきです。
 人口減少を食い止める手段は国、国民を上げて「子育て」が経済的にも精神的にも時間的にもよいところのみと感じるような政策を着実に実行するしかないでしょうね。
 総務省の推計で今年の干支で生まれた人数は1951年生まれで成人したのが246万人が最多で生きて60歳になるのは186万人とか。新成人124万人というのです。出生予想は105万人前後でしょうね。この出生数の減少を放置してきたのが、国であり、地方公共団体であり、企業であったのですね。ただ、企業の一部では子育て社員の活用というのは働きに気がつき、子育て社員が働きやすい職場は皆が働きやすいと気がついて、対策を取り組んできていますが、そうでない企業も多いのが現状ですね。
 雇用の厳しさですが、今は輸出する場合は海外に工場進出というのがセットになりつつあるようです。ところが、海外からの工場進出の少なさ、なんとかならいですか。というように,工場は海外に出る方が多いので雇用が減少しても何とも思わなかった政府とかで、若者の雇用が増えないというか減少しているところに問題点が。
 今の政情ですと、人口減少は続くでしょうね。それも、深刻さを増していくと考えられます。発想の転換を。

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