2011年8月21日日曜日

「絶対安全」は原発以外でもないのでは

 2011年8月21日に東京新聞サイトで見つけた19日朝刊の記事に『原発「絶対安全はない」 保安院新院長』というもがありました。
 その中に『十八日、深野弘行院長は就任後初の会見で、「想定外が起こりうるのは今回の大きな教訓。(今後)原発は絶対安全と言うつもりはない」と、これまでの「安全です」一辺倒の姿勢を改めようとの考えを示した。』ということです。
 まあ、原子力安全・保安院の今までは、国民に対して「絶対安全」で説明してきてましたね。そこから、大きな転換になるとか思います。しかし、この宇宙で「絶対安全」なるのはあるのでしょうか。円盤銀河が衝突し始めているという写真が最近公開されました。こちらの方は今の観測力ですと、衝突前に判りますね。
 そして、銀河ですけど、なにがどこを飛んでいるのか判っているのでしょうか。最近もほとんど光っていない系外惑星の記事がありました。それらが、恒星から離脱して飛んでいる可能性もありますね。太陽系は銀河系の中心を中心にして、秒速200kmほどで回っているとか。隕石として先程の惑星みたいなのが飛んでくるかもしれないですね。
 もっと厄介なのがブラックホール、今の技術では観測が難しいかも。もし、地球と衝突が想定された場合、どう対策をとればいいのでしょうか。隕石の方は早ければ、少し軌道を変えることを目指せばという話があります。「アルマゲドン」という映画とかいくつかありました。失敗すれば、衝突です。地球自体も「絶対安全」ではないのです。その証拠としては恐竜絶滅があるかな。
 また、最近、カナダで飛行機が墜落しましたね。空気より重たい飛行機ですから、何かあれば「落ちる」しかないのです。これは技術の進歩で危険性の確率が減少してきているだけです。「普天間が危険で伊丹が危険でない」ということはないのです。どちらも「墜落」という危険性を持っているのです。だから、空港は海上か郊外かへ移すべきだと思います。
 心肺蘇生のためのAEDが正常に作動しなかったということもありました。十分にというか点検整備を重ねたり、技術向上の取り組みを重ねていても事故とが起こることはありますね。ただ、安全へ目指すという意識のない者がいる場合は論外です。この前の「ユッケ」の食中毒みたいなのはね。
 今回の震災で東北新幹線で死亡負傷ゼロでしたね。あれは、想定外的だった阪神大震災と上越地震の教訓を生かした結果だと思います。ただ、あの規模の地震が直下で起こった場合は今の技術では「走らせていない」というときしか無理かもしれないですね。
 そう、いろいろなことについて、どの程度の危険性があるかを常に検証していき、それに対して、どこまで対策をしているのか、あるいはするのかを明らかにしておく必要があるということですね。「絶対安全」といってしますとそこで、「思考ストップ」で「想定外」にたいしては完全に近い形の「無防備」と化することになると思います。中国の新幹線事故もこのタイプかな。
 はっきりいって、超巨大隕石に対する対策とかになるなにができますか。ある程度まで大きさですと、常に地球圏外がまで飛べるロケットと爆薬とかの準備、計算用コンピューター、今実行している隕石探査ぐらいしか対策はないですね。また、危険性の確率として、新幹線建設で隕石の対策まではする必要もないと思いますが、万が一、落ちたときの対策は考えていてもいいのではと思います。原発でもね。

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