2013年9月8日日曜日

福島原発での汚染水問題から見えてくるもの  想像力の欠如

 汚染水タンクからの汚染水漏洩とかがあったのですが、汚染水の発生源は冷却用に使用した分も含まれるかもとは思うのですが、大部分が地下水だったとは。このことについては部外者にはわからないですね。報道であったのかもしれないですが、地下水と言い始めたのは最近になってからかな。地下水は水脈があれば、雨が降るたびに止めどもなく流れ続けるのが普通だと思うのですけどね。  普通の感覚だったら、流入を、総敷地内への流入をいかに防ぐべきかをもっと前から考えて取り組むものみたいな気がします。その昔、地下水の水脈を地下鉄(阪急京都線)工事で切断されて、苔が枯れた寺院があったとか。地下水も長い年月同じところを流れ続けるようですね。ナイル川ですと、見えている流れの水量の何倍もが地下水になっているともいわれています。  冷却用に注入した水量と比較したら、初期に気がついてしかるべきだと思うのです。そして、大外での流入防止策をね。ただ、水脈の厚さが大きいと今回考えている方法ですと、下をくぐり抜けてきそうです。汚染水処理対策も大切ですが、地下水が流入して汚染水になっていると確認できたときから、どうして、地下水対策をしていなかったのかな。確認がもし最近なら、今まで何をしていたのかな。  巨大地震についての指摘があり、スマトラ沖の巨大地震があっても、考えが回らなかったのか。単に「ケチ」なことを考えたのか。汚染水対策でも同時にできることは可能な限り同時にしておけばと思うのですが、そこまでは思いつかなかったのでしょうね。地下水は流れ続けるということをね。想像力の欠如ですよ。  「風が吹けば桶屋が儲かる」というたとえ話的想像力も欠如しているのでしょうね。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

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