2014年5月5日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No91

脳卒中でも症状により回復順序に違いが。でも、基本は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ですかな。  「動きにくさ」の要因の一つとして、「神経の復活」というのがある感じ   ラジオ体操みたいな全身各部の動きが必要な体操をぼちぼちやっていますか   感覚麻痺でのリハビリでの順番  視床出血時に「死」をどう感じたのかな(思い出しを含めての回想)   瞼とかの感覚の復活 ハッサク(柑橘類ね、疎いもので)かな、両手だけを使って食べました。  4月28日(月)、脳出血や脳梗塞では、出血場所と出血範囲や梗塞場所やその影響範囲で症状はほんまにいろいろですね。患者は客観視ができにくいですよね。大体が自分だけで同じ症状の方など、その病院のその時にいる可能性は低いですね。というので、他の患者さんを客観視することもできにくいですね。私がしょっちゅう「視床出血で左半身完全麻痺」とか書く理由はこのようなところになります。脳へのダメージには視床出血ですと、「死亡」というのから「病院到着時も意識あり」で回復される方まで多様です。私はどの程度だったのでしょうね。病院到着時意識なしだったようです。記憶にないからね。リハビリ病院で同室になった脳梗塞の方は右側麻痺でした。普通のお箸をなんとか掴めたといっていました。でもね、脳のどこで梗塞があったかは聞いていないです。ベッドの上に立ち上がって着替えもしていました。私は救急病院入院当初にベッドの背中部分の傾斜をあげて上体を起こそうとしただけで、ベッドから頭を下にして、上半身をベッドからぶら下げてしまいました。床に頭頂部がほんのり接触していました。症状が違えば、リハビリの道のりも異なってきますね。ただ、リハビリの大敵は「拘縮」みたいですね。筋肉の拘縮、関節の拘縮ね。これだけは共通みたいです。脳出血でも脳梗塞でも発症当座には筋肉も関節も健常側と同様にゆるゆるすりすりできていたのです。それを放置等リハビリ不足や筋トレ等リハビリ過剰で問題を起こしているみたいですね。この原因に「説明不足」や「理解不足」や「無知」などね。他の方との励まし合いというのになればよいのですが、「雑言」で間違ったとか余分な手間暇を掛けるようになったりすると回復が遅れると思います。時間と金も無駄になるしね。回復の道筋は患者の数だけあると思います。可動出来るようにしておけば、ぼちぼち回復していくのがリハビリかな。動きにくさの原因は「可動範囲の不足」と「無理な早期動作」だと思います。動けば、健常側からイメージすれば動かせますよ。これ、リハビリ病院での歩行リハビリでしました。で、退院時6分で420mの歩行になっていました、完全に動かなくなっていた左足も使ってね。リハビリ失敗者対象のところで時間と金を無駄にしたくないです。ギャルとのリハビリには時間とお金を使います。  4月29日(火)、「動きにくさ」の要因の一つとして、「神経の復活」というのがある感じなのです。私の場合は感覚麻痺なのは、筋肉の収縮具合の筋紡錘からの情報を感覚中枢に送る途中の視床で支障が出たわけですね。その部分を迂回して連絡網が再建されてきつつあるのですが、この働きに新入りとしてはいった神経細胞が右往左往することで「動かしにくさ」というのが出てきていると考えています。これに対しては「こつ」としては、ごく普通に無理をしない範囲で筋肉をほぐすように動かし続ける他はないと考えるのです。健常者でも起こる筋肉の張りの一種とね。ぼちぼちしていたら、解消されて順調になるということからもそう考えることが出来るのです。これで、慌てふためくと筋緊張亢進のままになって、拘縮に繋がりかねないと思っています。ただし、自分の筋肉の状態を「まともに」判っているということが必要でしょうね。「感覚麻痺なのに、力が出ないと筋力がないからと間違って筋トレするような人」には判らないことでしょうね。リハビリ途上で拘縮とかになりかけて、あるいは拘縮になって基本動作を教えてもらっていない場合には「動きのこつ」とかも役に立つかもしれないですが、ゆるゆるすりすりで、基本動作が出来る人にとっては「動きのこつ」は不要かも。脳や内臓諸器官のリハビリはちとおいといて、随意筋運動器官のリハビリでは、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で可動域を確保出来ていたら、大抵の動作は中枢神経の回復で出来るようになると考えています。実際出来るようになってきています。神経系の回復に「即効性はない」と思って間違いないと考えています。「樹状突起の延伸なんて時間が掛かって当たり前」ですが、刺激と意欲と栄養は必要ね。焦りは捨てましょう、持久戦でね。兵糧攻めの要領かな。焦らない、焦らない、でも、油断はしない、準備を怠らない。  4月30日(水)、またぞろです、ラジオ体操みたいな全身各部の動きが必要な体操をぼちぼちやっていますか。立位でふらつく人は出来ないかな。立ち上がりが出来ない人も出来ないかな。前屈出来ない人も出来ないかな。そう、各部の動きがある程度なめらかに出来る必要がありますね。出来たからといって「生活動作」には直結しないかな。このような体操に手首と指の動きがスムースにできれば、感覚の復活で大抵旨く出来るようにはなりやすいですかな。ラジオ体操第1と第2の11番目の「両あしでとぶ運動」のうち、飛ぶだけですが、ちょい飛び出来ました。まあ、一日中ラジオ体操をするのは馬鹿だと思います。日に1回でもよいと思うのです。動作のしにくいところは手順通り出来るようになるというのでよいと思います。その程度ね。今、左腕の生活動作に向けてのリハビリをすると「筋緊張亢進」になりそうですから、ラジオ体操程度で可動域と動きの確保ね。こんな調子でも「タオル絞り」は今は普通に両手でしています。リハビリ病院入院中にぼちぼち出来はじめましたが、特訓なんてしていないです。それと、毎度の「視床出血で左半身完全麻痺」でした。で、絞れましたよ。お忘れなく。  5月1日(木)、「感覚麻痺でのリハビリでの順番」ですが、私は視床出血での感覚麻痺でしたので、運動神経等の麻痺については判らないです。感覚麻痺だけですと、運動神経等はは異常なしね。ですから、案外早く動かせたりするのです。ところが、ところが、動作というのは感覚情報が脳に戻ってくるという前提で成り立っています。だから、感覚麻痺だけで手足等を動かせなくなるのです。ですから、感覚神経からの情報が中枢に届くようになって初めて動作の本来の訓練が出来るのです。嚥下障害の原因の一つが嚥下反射等の感覚神経系の情報が嚥下中枢に送られるのが送られなくなったことによります。感覚情報がなくなると動かせなくなるのです。精緻な動作はもともとその部分に関係していた感覚神経系全般からの感覚情報が得られるようになってから出来るようになっていくのです。ではどうすればというと、その時までは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。で、「可動範囲を確保しておく。」というのと、感覚神経の回復を促進するような作業を筋肉で拘縮などが起こらない範囲でぼちぼちおこなうですかな。このときに樹状突起などの延伸に必要な栄養の摂取も忘れずね。この延伸はのんびりしていると思います。接続間違いを起こすこともあるみたいです。痛覚中枢に間違ってついてしまうとか、普通はそのうちに外れると思うのですけどね。人間の作る多機能ロボットでいろいろ動作が自動で出来るようになってきているのは「センサー」の精度が高くなってきている、反応が早くなってきている、小さくなってきているということが非常に大きいですよ。「順番」としましたが、無理な特定動作の繰り返しとかは筋緊張亢進から拘縮になるようです。そして、関節の動かせる範囲もその動作で必要な範囲のみになるのでは。これは、健常者でのトレーニングでもいわれていることです。健常者は感覚神経系は正常ですが、我々は感覚神経系が働かなくなったのです。お忘れなく。  5月2日(金)、一昨日、ある方の脳出血発症時の投稿を読んで、しばらくしてから「死」について思いが頭をよぎりました。このある方は「痺れとかがあって思い出したくないが・・」でした。私の発症時は痛み、痺れなしね。結構短時間で左半身麻痺(よく100mぐらいかな歩けたものです)ね。その後、10分するかしないうちに意識不明、時々まだら意識回復が短時間ずつね。これら意識のあるときやその後の意識がはっきりしてきた以降、痛みはなしで、リハビリで筋肉とかを伸ばしはじめた(弛緩ね)ときなどで痛みを感じるようになり、痺れはリハビリ病院転院後だったと思っています。ということで、発症時の状態で「死」というのは本人にとっては楽ちんだった感じがするのです。家族には申し訳ないですが、そんな感じね。痛みとか苦しみとかが全くなしに三途の川を渡れたようなのです。不届きな話ですみません。そうそう、出血したときに本人はリハビリで復活すると確信していました。基本は私の考えの通りにして、「奇跡的回復」ね。PT、OT、STの各セラピストさんには的確な助言や動作指導をしていただきました。基本が私の考えていた基本と一致していましたのでね。  5月3日(土)、1年とか2年とかの感覚でリハビリの進捗具合をみていると、徐々によくなっているのが判りますね。といっても2年前は冗談的になります。発症して3ヶ月だものね。発症したときと比べても回復して当たり前、今と比べたら今の方が回復していて当たり前かな。で、一昨日と今日も、コンタクトレンズ装着時に白目の方にずれてしまったのです。昨年の11月の時はあえなく助けてもらいました。今回は眼力で瞳の所定の場所に戻せました。そのかわり、ここしばらくは違和感のすごいことすごいこと。初めてハードコンタクトレンズを使い始めた時より瞼とかに異物感があるのです。そう、感覚が戻ってきているのですが、今回の新入りの神経細胞が張り切りすぎて大脳の中枢部に情報を連打的に送っている感じなのです。そうと考えるしかないのです。実際、体の各部の感覚の復活で体感しています。逆に反応性が低い場合もあるかもしれないですけどね。この前投稿した「左半身真冬」も続いています。筋肉関係ですと昔の変速機みたいなガクガクね。最新式の無段階変速機になってくれるのはいつのことやら。瞼の過剰反応はレンズがあるかないかがよくわかるので悪くはないですけど、辛い。  5月4日(日)、ハッサクかな、ちょっと時期がずれるので?ですが、このタイプの果実を道具を使用せずに麻痺していたはずの左手も使って外皮をむき、中袋を麻痺していたはずの左手の指も使ってむいて食べました。でもね、指の皮膚感覚も筋肉の収縮具合の筋紡錘の感覚も十分には戻っていないというを実感させられました。このような細かい作業、指に注意を集中するようなリハビリ作業はそうしていませんが、指の動き、手の動き、腕の動きの状況には注意を払ってきました。そう、「筋肉を固めない、関節を錆び付かせないで適度に動作させておく」ね。動作にしろ、皮膚感覚にしろ、基本は「使い込む」と「慣らす」と思うのですが、その時に拘縮とかにならないようにというのと、適度な感覚刺激を与え続けるということかな。体の内部感覚はある意味「成り行き任せ」ね。株取引の「成り行き」と同じようにね。注文間違いは怖いですね。間違ったリハビリもね。汗は乳児の時だけ自動で出るみたいですが、それ以降はトレーニングね。初期設定(乳児期での汗腺の開通具合)が悪ければ、よい汗が出ないとか。というように「鍛錬」「鍛錬」ですが、「筋肉を固めない.関節を錆び付かせない。」など最低事項は守る必要があると思います。関節を錆び付かせると後始末が大変ですよ。

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