2016年5月15日日曜日

オバマ大統領の広島訪問で思うこと

 1939年のノモンハン事件や各地での玉砕、沖縄戦の状況等を思い浮かべてくださいね。ノモンハン事件では死傷率70%以上だったと司馬遼太郎氏が「雑談 昭和への道」で述べられていました。玉砕は基本的には戦死率100%ですよね。沖縄戦は軍人以外の被害が凄かったですよね。  以上のことを考えると「本土決戦」などされていたらどうなっていたでしょうね。当然、北海道は・・ですよね。当時の参謀本部や政権中枢には「負けた」ということを認める雰囲気すらなかったのではとね。  まともな感覚であったら、ノモンハン事件からたった2年での日米開戦はしていないはずですよ。兵器の質と量の両方で圧倒されたのにね。  「神風(元寇では準備していたからですよ)」期待や精神力とかだけで将兵に戦わせた上層部。補給もなし状態のところが続出したようですね。で、織田信長がやらせなかったことをアジアでした日本軍ね。現地調達ね。退却については日露戦争が終わってからは軍部の辞書にはなかったようでした。  天皇陛下が決断されなかったら、沖縄戦みたいな地上戦を本土でおこなわれていたでしょうね。本当に「天皇陛下万歳」の決断でしたね。  ヒトラーはあれでも自殺しましたよ。こそこそ生き延びようとした・・。栗林中将は硫黄島で亡くなられましたね。  1945年3月10日未明の東京大空襲、その後の無差別空襲でも状況に目を閉ざしていた上層部。あそこまでいったら・・でというのが想像できなかった上層部。よく似た企業が戦後もゾロゾロ出てきていますね。東京に本社のある電力会社とか、有名重電メーカーとか、・・ね。  史上初の原爆実験は1945年7月でした。ドイツは降伏済みでした。  東京大空襲から原爆実験までに4ヶ月あった訳ですが、・・・。3月10日は陸軍記念日だったですよね。  今、一度、「昭和への道」を自省する必要があると考えています。というか、永久に「歴史を鏡」とする必要がありますよ。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

0 件のコメント: