2016年5月2日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No193

やはり、ワーファリン等血液凝固抑制剤とコレステロール低下薬の併用で脳出血増加か。   脊髄損傷の回復が思わしくない理由として思う屁理屈ね。   脳卒中感覚麻痺では健常者風筋トレができないですよね。では、私がどのように筋力を維持してきたのか。   簡単に筋緊張亢進状態になる脳卒中感覚麻痺。筋肉が緊張状態になると本当に動作がやりにくくなりますね。   「動作できない=運動神経系統での障害を必ず必要とする」or「動作できない≠運動神経系統での障害を必ず必要とする」、どうなのでしょうね。   膝を深く曲げるリハビリ(しゃがむや正座等)でスクワットが必要か?   4月25日(月)、やはり、ワーファリン等血液凝固抑制剤とコレステロール低下薬の併用で脳出血増加か。先週、処方箋プリンターのところにいって、処方箋を印刷してもらいました。その後、調剤薬局に行って話をしている中で大きい病院では血液凝固抑制剤やコレステロール低下薬の投与について非常に慎重になってきているという話を聞きました。理由は脳卒中再発率が高いかららしいです。ついでに血圧の降圧薬もね。降圧薬は過度の降圧で脳梗塞や急性腎不全などの恐れが高くなりますからね。思い込みで投薬していたというのが漸く解ってきたということかな。「思い込み」、多いですね。「過度の降圧による脳梗塞」というのは、直後のクッシング現象に惑わされて、なかなか気づかなかったのでしょうね。昨年出版された「医者とクスリに殺されない賢い患者術」という本で対談されていた医師も「低血圧で脳梗塞」があると驚いていましたよ。すでに降圧薬の添付文書に「過度の降圧による脳梗塞の恐れ」が明記されているのにね。病気やクスリなどを多面的に考えるのではなく、一面的に考えての思い込みね。副作用についても、「服用後直ぐ・・」だけを副作用と思っている馬鹿医者がまだいるようですね。だから、副作用で症状が出ているのにさらなる投薬で体が痛めつけられることになるのですよ。くどくどと投稿している脳卒中後の筋力低下についても「脳の命令力」を考慮せずに筋肉量とかだけを考えてしまう思い込みもね。  4月26日(火)、脊髄損傷の回復が思わしくない理由として思う屁理屈ね。脊髄は中枢神経に入れられていますね。中枢神経では軸索の再生が思わしくないといわれたりしていますよね。脳では樹状突起の軸索化というのが確認されていますよね。脊髄は軸索の束という面もありますよね。軸索誘導因子というのもありますが、初期発生の時かな。神経系形成の時ね。その後の修復時ではないみたいです。この話は脳卒中後の神経細胞間のつなぎ替えの仕組みを調べていて見つけたことなのですよ。樹状突起の軸索化はNHKで放送されていました。末梢での軸索伸長はよく知られていることですよね。樹状突起はあまり長くできないですよね。ネズミ等では実験で成功しても、より進化した人では中枢での軸索は伸びにくいは、ネズミより距離はあるは、樹状突起では面倒見切れない距離だからかな。大脳では左右の半球を樹状突起が伸び、その後、軸索化されることがあるというのがNHKで放送されていましたよ。ただし、適切なトレーニングとかの場合ですよ。適切適度なリハビリ動作というのが最低条件みたいですよ。脳ではね。脊髄損傷の回復しにくい理由への私なりのこじつけでした。  4月27日(水)、脳卒中感覚麻痺では健常者風筋トレができないですよね。では、私がどのように筋力を維持してきたのか。でもね、視床出血で筋収縮命令が出せなくなりましたよ。筋力ゼロね。この状態からの回復ね。マッサージ等で直ぐに筋緊張が解除できる程度の筋トレを否定するものではないですが、筋緊張亢進状態にならないようにね。私の初期症状は視床出血で意識不明もありで左半身完全麻痺状態にね。棺桶と仲良くしかけましたよ。この程度ね。それと、脳卒中では「筋力≠筋肉量」になりますのでね。筋力は脳卒中発症とともにゼロになりましたよ。これは「脳の筋収縮命令力がゼロ」のためですよ。筋肉量とかの問題ではないですよ。その後、感覚の回復とともに徐々に復活しましたよ。復活できたのは「筋肉量の維持」がほぼできていたみたいだからですよ。その理論ね。相当の期間は運動神経系興奮ニューロン神経終末からのわずかな刺激でも維持されているみたいなのです。ただ、筋繊維動員力は低下しますよ。この維持期限が過ぎる前にボチボチの動作ができるようになったようです。ボチボチでよかったのですよ。脳に「使うのだ」という意思表示を与え続けるということが必要なのかもね。川平法は「他動で動かす」でしたよね。これ以前のこととして使えないのに「将来は使うのだ」ということをしていましたよ。日に数回程度、軽くね。動かせ始めたらこういうことは必要なしになりました。動かしているというだけで筋肉量が維持できたみたいです。これは、日常の体温などからもうかがえます。37℃ぐらいを維持できているというのは基礎代謝量が多いからでしょうね。この元は筋肉量ね。それも代謝の多い持久型の筋肉ね。  4月28日(木)、簡単に筋緊張亢進状態になる脳卒中感覚麻痺。筋肉が緊張状態になると本当に動作がやりにくくなりますね。これは私が感覚麻痺の典型である視床出血による脳出血だから経験しているからいえることですよ。緊張状態を無視して動作を続けようとするとさらなる緊張状態になりますので注意しています。痙縮にでもなって仕舞ったらリハビリ中断ですからね。拘縮ですと諦めることになる感じですよね。脳卒中では脳での神経細胞間のつなぎ替えに時間が必要です。どのくらいかは障害の程度によります。その間、「他動による可動域確保動作」主体に我慢のリハビリができるかどうかですよ。動かせ始めても「関節可動域優先」で頑張れるのかどうかね。筋力は筋肉の量と質とどのくらい収縮できる距離があるかですよ。物理の力学でお勉強しているはずですし、生活で実体験もしているはずですよ。物を掴むのに握り拳状態の手で掴めますか。力学的に説明もできますけどね。筋肉が収縮できる距離が必要なのですよ。この距離を確保しているのが関節可動域ですよ。「他動による可動域確保動作」でよいから、動かせるということが必要なのですよ。筋力なんて脳が回復してきたら「筋力=脳の命令力×筋肉の量×筋肉の質」の脳の命令力が回復します。筋肉の質と筋肉の量はボチボチリハビリをしていたら激減なんてないですよ。私は「ボチボチ」で「ボチボチ」維持できて「動画と静止画」カテゴリーにある程度の筋力が回復しましたよ。難しい「ボチボチ」の質と量ね。  4月29日(金)、「動作できない=運動神経系統での障害を必ず必要とする」or「動作できない≠運動神経系統での障害を必ず必要とする」、どうなのでしょうね。「動作できない」は必ず運動神経系統での障害があるのでしょうか。動作の調節、筋収縮の調節には感覚情報が絶対必要です。で、ないと、筋力不足であったり、筋力の出し過ぎであったりしますよね。動物の長い進化の過程で「感覚情報がない→筋収縮させない」というような仕組みが仕込まれたのではと思うのです。先日投稿の筋収縮の微妙な調整に視床が大切な役目を果たしていますね。「火事場の馬鹿力」は普通、脳での制御で出せないですよね。普通は馬鹿力の30%前後が最大筋力みたいです。あるサイトにあったものです。火事場の馬鹿力のこともあるので少々筋肉量が減少しても大丈夫みたいですよ。それよりも神経筋接合部での筋繊維動員力の方が問題ではとね。筋収縮の制御は大脳の運動中枢だけではできないのですよ。感覚神経からの情報が絶対に必要なのですよ。このことを忘れてしまっているという感じがしているのが感覚麻痺で筋トレなどに励む人々ね。自動車の自動運転はセンサーが高性能に、さらに小さく安価になり、多数のセンサーからの情報が高速処理できるようになったからですよ。人間の感覚器と感覚神経系は非常に高性能なのですよ。だから、感覚途絶で動作不全になって仕舞うのですよ。動作での感覚情報の必要性を認識しましょうね。  4月30日(土)、膝を深く曲げるリハビリ(しゃがむや正座等)でスクワットが必要か? しゃがむ姿の写真から初期症状を想像してみてください。ほぼ、間違いますよ。「一生車椅子」というご神託もいただいた初期症状ね。どのようにして「和式トイレウンチ座り」もできるようになったのかね。当然、イスラム教の礼拝スタイル、正座や土下座等ができますよ。人間の動作はいかに四肢の関節を楽な力で深く曲げることができるというのが必要なのですよ。脳卒中直後からできることは「他動」のみね。私は救急病院で尿道の管がとれたときから、日中車椅子生活を始めました。徐々に時間を延ばすつもりが一日目から頑張ってしまいました。当初は腰が痛かったですが、直ぐになれましたよ。この時、股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度で半日程度になりました。トイレ行きやリハビリ行き等で日中の屈伸ありね。でないと、エコノミークラス症候群の危険性かな。夜はベッドで伸ばしてましたよ。一日ががりで数回の屈伸かな。リハビリ病院ではこの生活に「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」が加わりました。麻痺足も踵着地で足指先キックでの前進ね。着地時は足首関節で足上げね。キックの時は膝関節は鋭角まで曲げていましたよ。この歩行、立っていないから筋力的には楽ちんね。足首もキック時はグッと曲げている状態ですよ。この車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行がリハビリ病院退院日まで続きました。入院中に一日に10000歩以上歩いているのにね。で、あるとき、しゃがんでみたらできた。和式トイレも大便ができた。今は入浴時に和式トイレウンチ座りをしてから、腰を下ろします。出るときは和式トイレウンチ座りにしてから、スキージャンプの助走滑降姿勢をしてから踏切の感じで立ち上がります。基本的、スクワットはしたことがないです。スクワットは伸筋を鍛えるトレーニングと感じています。棒足促進の方ね。どうも、多くの方が筋肉の鍛え方を間違えているように感じています。健常者のトレーニングはそれをしても簡単に筋肉の緊張を緩めることができるということが前提ですよ。感覚麻痺では筋肉の緊張を緩めるには多大な時間が必要です。実感しています。このことを覚えておきましょうね。リハビリ病院で「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」で暴走していたのは私だけだったです。今も「他動による可動域確保動作」的な動作を毎日しています。スクワットは基本的には足の伸筋を鍛えるのですが、感覚麻痺では筋緊張亢進状態になりやすいですね。すると、収縮したままになりやすいということです。そうすると、伸筋ですから、足が伸びたままにね。しゃがむためには足の伸筋を楽な力で伸ばすということが必要なのですよ。だから、上肢では「屈筋を楽な力で伸ばす」ということができたら、生活動作でできることが増えますよ。  5月1日(日)、頭皮マッサージのその後。今回は頭だけの写真付きね。マッサージ前とマッサージ後みたいな感じの写真ね。ただ、リアップ同様止めたら逆戻りかと思うので、本当の「マッサージ後」はない訳ね。途中経過があってもね。この「頭皮マッサージ」は脳卒中リハビリの第二段階(脳での神経細胞つなぎ替え等)と違って効果がたった数ヶ月で出てきましたよ。公表する程度には半年ほど必要でしたけどね。リアップで毛髪が増える方は「頭皮マッサージ」だけでも増えるのではと思います。脳卒中リハビリの初期段階ですが、感覚麻痺の場合では感覚の代用、例えば、視覚に置き換えるとかできるとともかく動かせるようになると思います。私もそれで動作ができるようになりましたよ。ただ、動かせるだけね。皆さん、この段階で頑張りすぎるみたいですね。過度なリハビリは筋緊張亢進や痙縮などになりやすいのにね。それは感覚が回復していないからですよ。頭皮マッサージもしすぎもよくないみたいです。シャンプーでのゴシゴシは抜け毛の元だとね。邪魔くさいと思う方はリアップや・・増毛法とかをしてみてね。マッサージは基本、自力でしたら無料ね。「過ぎたるは及ばざるがごとし」ね。適切適度でね。間違った取り組みは頭皮マッサージでもリハビリでも悪影響だけだから気をつけてね。

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