2021年10月9日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No476

視床出血後の筋肉の収縮で思うこと。   体の仕組みや用語を調べようね。ブログ投稿しているのでしたら「検索」できますよね。検索等の助けとしてリンクをされておられる方もおられますね。   白鵬が引退しましたね。なにか、稀勢の里と同じようなことと思うのです。   坂道や階段での上り下り。階段は手すりが健常側にあるかどうかですね。ほぼこれになります。   入院中のリハビリで教えてもらって今もしていること。「楽に関節を動かせるようにしておく」かな。   コロナワクチンで田辺三菱製薬のカナダの関係会社開発のワクチンの臨床治験を始めるとの報道がありましたね。   脳卒中もいろいろありますが、二つに分類すると脳梗塞と脳出血ですよね。さらに分類すると・・で細かく分けると病人の数になるかもね。  9月27日(月)、視床出血後の筋肉の収縮で思うこと。関節動作に必要な「筋肉を弛緩させる」には歩行や生活動作等をしないで関節の曲げ伸ばしだけで練習することね。体験談ですが、救急病院で「指を伸ばせたら物がつかめるよ」とOTさんにいわれました。で、病室に戻って自主トレね。何をしたかというと健常側を使っての「指伸ばしと腕伸ばし」ね。腕伸ばしには「腕を振り回す」というのもしました。このとき、健常側も異様にくたびれたのでした。指伸ばしはそうでもなかったのにね。これでふと思ったのが使うつもりのない部分の筋肉まで収縮してしまっているとね。「なぜ」と考えてみて、「感覚情報のフィードバックで必要筋肉を絞り込んでいっているのではとね。健常側は感覚があるので早期に必要外収縮は終了ね。問題は麻痺側ね。感覚がない状態で必要時というのを覚えさせる必要があるのですよ。健常者での「肩の力を抜いて」も不必要な筋肉を収縮させているから起こるのですよね。感覚麻痺の麻痺側はこの不必要の収縮だらけですよ。関節を曲げる筋肉と伸ばす筋肉を同時に収縮させるなんてのは頻発していました。それを「他動」で感覚なしでも脳が理解できるように「他動」をしつこくしたわけですよ。で、膝を曲げるときに伸筋が黙ってくれるようになってきたわけですね。これは「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」での気楽な動作が一番役立ったかもね。両足で立っての歩行では屈筋伸筋同時収縮が未だに起こりかけます。もし、トレッドミルをしたら同時収縮が頻発しそうなので怖いです。同時収縮時は膝曲げができないのではと思います。だから、トレッドミルなんて持っていないです。病院等でいわれていたら拒否したかもね。入院したリハビリ病院ではトレッドミルはなかったと記憶しています。  9月28日(火)、体の仕組みや用語を調べようね。ブログ投稿しているのでしたら「検索」できますよね。検索等の助けとしてリンクをされておられる方もおられますね。ところが、投稿している事項についてその妥当性等を確認せずに投稿されたのかと思うような投稿をたまに見かけます。以前に「尖足」を「下垂足」と間違われていると感じる投稿があって、それを他の方も使われていたと感じたことがありました。「尖足」は脹ら脛の筋肉が収縮したままになってアキレス腱を常に引っ張ってしまって足先が下向きに固定されたような状態です。足首関節が錆び付いて動かなくなったのも尖足というようです。「下垂足」は足を甲側に引き上げる筋肉が弱って引き上げることができなくなって、膝をあげると垂れ下がっている状態ですよ。ただ、垂れ下がったまま 足首関節が固まってしまうと尖足になりますが。「ボトックス療法」もその作用機構が理解できたら、運動神経系興奮ニューロンが興奮状態のままになってしまうことの怖さが理解できるのではともね。さらに破傷風との関係も判れば、興奮ニューロンを興奮状態にしないようなリハビリの大切さもですね。検索の時は必ず学術系のサイトも確認した方がよいと考えています。自分の体でも確認しましょうね。例えば、筋肉は収縮させる前には弛緩させていることとかね。筋肉が弛緩しないから困っているのですね。弛緩できて収縮できない場合は他の筋肉で楽に動かせますよね。  9月29日(水)、白鵬が引退しましたね。なにか、稀勢の里と同じようなことと思うのです。というか、関取の多くのたどる道みたいに感じています。けが等の病後のリハビリ期間の短さによる回復不全でね。原因は興行の過密化と横綱審議委員会に見られるリハビリについての無知によると感じています。もっとも、相撲界だけの問題ではなくスポーツ界を含む日本全体の問題かもね。だから、脳卒中後の感覚麻痺患者に対して「CI療法」なんての提唱する馬鹿医者が出てきたりするのかな。CI療法は必然的に痙性が高くなっていきます。そう、関節が動かしがたくなっていくのですよ。感覚麻痺側で筋肉が高緊張になるようなことをさせるみたいですからね。運動神経系興奮ニューロンが過剰興奮状態になるようにね。興奮ニューロンが興奮状態になると弛緩できなくなるので関節動作なんてできなくなりますよ。以前は堂々とこうなった場合にボトックス療法とその病院のサイトに載せていたところもあったのですが、何年か前に「なくなっている?」だったので、その後は探していないです。特に成長期の部活でのリハビリ失敗はその後の普通の時の体の動作にも問題が残る場合があるのでそのような部活は退部する方が身のためではとね。  9月30日(木)、坂道や階段での上り下り。階段は手すりが健常側にあるかどうかですね。ほぼこれになります。常に手すりに手を添えての昇降です。ただ、リハビリ病院入院中から健常者風昇降でした。最初にほんの一度か二度だけあの健常側に体重を乗せて、麻痺側と一段ずつというのはね。下肢の関節可動域に問題がなかったためと思っています。ただ、本格的階段リハビリは単独病棟杖歩行の許可されてから暫くしてかな。坂道は立体駐車場のスロープ活用でです。このリハビリをしてくれたのはわんことの散歩時に公園の小山に上るからといったことからです。これも、下肢の関節可動期が十分にあるとみてくれたからでしょうね。階段は発病前からエレベータより階段、エスカレーターより階段という生活をしていました。5階までは階段ですよ。救急病院ではこの発病前の別の入院時には1階から8階までの階段をよく往復していました。別の病院の知り合いのある看護師さんに「病院の1階から7階まで階段を日に一往復していたらそのうちに楽に上れるようになるよ」といったら、実際にされて「楽に上れるようになりました」といわれたこともありました。関節可動域が確保されていて楽に関節が動かせるのでしたら、この関節可動が維持できる範囲で階段昇降に取り組むのもよいと思います。関節可動域維持が前提だよ。  10月1日(金)、入院中のリハビリで教えてもらって今もしていること。「楽に関節を動かせるようにしておく」かな。方法としての「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」は病院の車いすだったので退院とともに終了です。非常に役立ったと考えることができます。「手を広げることができたら物がつかめるよ。」は指導内容的には不十分ですが、勝手に「他動による指伸ばしと腕伸ばし」をした私ね。ベッドから車いすに移乗や立ち上がりや座るときの体重(重心の方ね)の位置は役だったのですが、リハビリ病院ではセラピストさんをびっくりさせる重心の位置で立ちがったこともね。普通は尻餅になってしまう位置での立ち上がりですが、椅子等の形状等では安全に立ち上がることができるのでね。悪い患者ですよ。上肢は楽に他動で腕伸ばしや指伸ばしが継続してできるように考えた程度のリハビリね。下肢は入院中は「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」で、退院後は「和式トイレうんち座り」等が楽にできるようにかな。とことん「楽に関節が動かせるようにリハビリをしながら脳の回復を待つ。」ですよ。脳が回復してからの動作の回復になるのですが、適度に動作させることによる脳への刺激も必要ですが健常者並みの可動域と柔軟性がある方が有利ではと考えています。ただ、動作の精度は健常とは比較にならないかもね。  10月2日(土)、コロナワクチンで田辺三菱製薬のカナダの関係会社開発のワクチンの臨床治験を始めるとの報道がありましたね。植物由来の・・とかだったのですが、少し詳しく説明がされましたよね。塩野義のワクチンと同じ概念によるようです。ということはファイザー等のワクチンと同じ考え方のワクチンですよ。ウイルスの抗原になり得る部位のタンパク質を見つけて、そのタンパク質を作ることのできるDNAを合成してある植物細胞に組み込んで、そのタンパク質を合成させそのタンパクを分離精製してワクチンとして使うというのですよ。塩野義やノババックスは動物の細胞で合成させるのです。ファイザー等は人間の細胞で合成させるのですよ。ウイルスを丸ごと使うのではないので短期間での開発が可能になったともね。ファイザー、モデルナとアストラゼネガ等の違いはmRNAのキャリアですね。ファイザーとモデルナはmRNAの包装方法の違いというのです。もっとも、ファイザーは30マイクログラムで、モデルナは100マイクログラムという報道もありました。中国はウイルス丸ごとでなにか評判が悪いようですね。ロシアも評判が悪いようです。インドはDNAを体内に送り込むワクチンを開発したとか。DNAを使うかmRNAを使うかの違いだけではと思います。日本でもmRNAをつかったワクチンも開発されていますね。  10月3日(日)、脳卒中もいろいろありますが、二つに分類すると脳梗塞と脳出血ですよね。さらに分類すると・・で細かく分けると病人の数になるかもね。脳卒中の後遺症では感覚麻痺型と運動麻痺型や失語症等やいろいろですよね。ところで、感覚麻痺の典型みたいなに視床出血がありますよね。被殻出血も感覚麻痺が生じるようですね。脳出血ではこの二つが多いとね。ところで、感覚情報なしで動作ができるのかということね。どうも、脳は出血後しばらくは運動神経を抑制しているようなのです。残存の脳の機能を使うことでどうも徐々に動作ができるようになっていくようなのです。が、感覚がないので非常に高緊張の動作になります。このときに私は上肢では「他動による腕伸ばしと指伸ばし」でした。これは今も続けています。運動神経系興奮ニューロンが興奮状態にならないようにするためです。興奮状態のままになってしまうと痙縮ですよね。感覚麻痺では感覚がないということを無視して動作しての痙縮の方が見られますね。痙縮の治療のボトックス療法があるのですが、この仕組みから「運動神経系興奮ニューロンが興奮亢進状態になってしまっている」というのが判りました。興奮ニューロンの興奮を解除するのは抑制ニューロンなのですが、感覚麻痺では抑制ニューロンが働いていないとね。このように考えると感覚麻痺の方の症状が理解しやすくなると思うのですけどね。

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