2009年8月11日火曜日

災害時の避難について

 8月9日あたりから台風の影響等で近畿地方や中国地方・四国地方で大雨が降りましたね。その時の避難勧告で避難所に行く途中で川に流されるという痛ましい事故が起こりました。
 8月11日早朝には東海地方で震度6弱の地震が起こりましたね。震源の深さとかで東海大地震とは関係ないということです。台風9号の雨の影響か、東名高速道路で路肩が崩れて通行止めになったり、新幹線でレールが2cmほど歪んでいたりとかしたということです。
 以前の雨はまだ、予測がしやすかった見たいですね。最近は1時間に100mm前後の雨が頻繁に観測されるようになり、観測装置が進化しているにもかかわらず予測が難しくなっているようです。
 どちらも、不用意な避難行動は危険だということですね。東北の地震の時、屋内から道路に飛び出してトラックにはねられて亡くなられた方がいました。
 今回は兵庫県で避難勧告に従って、避難中にです。夜間です。どうも、相当田舎のようですね。街路灯とかがあったしても、「真っ暗」で雨で「懐中電灯」とかも役にたたなかったのでは。そのような状態で避難できるのかと思います。ニュースで見る限り、町営住宅は2階建てで側に崖とかはないようなので朝までは2階に避難という手が思いつかなかったのでしょうね。行政は「避難勧告」が遅れると文句を言われ、早すぎると文句を言われ、たいしたことでなかったら文句を言われとかでギリギリまで勧告を出せなかったのかも。検証してみる必要がありますね。
 山崩れ等の恐れがあって、その家屋自体が破壊される危険性があるときは夜間でも避難すべきだとは思いますが、そのような状況でないときはその時に考えられる一番安全なところにというのが地震であろうが、大雨であろうが大切では。
 例えば、学校において児童生徒が登校している状態で、大雨警報が発令されたときは「解除」されるまで学校に止まるか親に迎えにきて貰うかが一番安全かも。ただ、状況によっては「発令、即、下校」させるかも選択肢の中にはいりますが、中途半端なときの下校は危険性が高まるだけだと思います。
 地震の場合は余震は続きますが、本震がおさまるまで待つと安全に避難できることが多いようです。これも例外はありますが、「慌てない」ということですね。

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