2009年11月1日日曜日

たばこの増税を

 10月31日の新聞報道によると鳩山首相が来年度税制で暫定税率の廃止とかに関連して「たばこ増税」を表明したとか。
 国民の健康を守る上で、たばこ消費を抑える必要があります。その方法の一つとしての「たばこ増税」は、たばこの害による健康被害等を減らし、且つ、その損害分のいくらかでも回収して被害者等の救済に役立てられます。
 たばこの税収や関連業界からの税収を上回す健康被害やそれによる経済的損失がでているのですね。ですから、イギリスなどの普通の国では、「たばこ20本」の価格が1000円を超えているとか。日本は兎に角安すぎるのです。ですから、「増税を」。ところで、値上げ分の全てを税金にせず、転業する時間稼ぎができるようにたばこ関連業者の減収の幾分かの補填に回してもよいと考えます。ですから、この分を上乗せしてというのも一案だと思います。
 アメリカやフィンランドなどでは強力な禁煙活動で、肺がんなどの癌はもちろんのこと、心筋梗塞などの血管疾患の発症率も低下したということです。だから、脳血管性認知症も減少しているでしょうね。
 暫定税率の廃止や高速道路無料化とかで税収や収入が減少しますよね。高速道路無料化で増える二酸化炭素対策をどうするのでしょうね。環境省が言い出している「炭素税」も面白いですね。それと、生活道路をどう定義するのかな。地域によって、事情があるので一律というわけにはいかないですが。
 日本の道路には歩道や路側帯を整備してほしいところがそこら中にありますね。その優先順位は。まあ、自由民主党はこのあたりを考えずに景気対策で「公共事業」をしていたのかな。
 他の税制はどうであれ、「たばこ増税」は実施を。

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