2010年3月1日月曜日

冬季オリンピックが終わって

 2月28日(現地時間)に2010年の冬季オリンピックが終了しました。日本の選手は勿論こと、各国の選手は競技に出場し、全力を出せたのではと思います。
 ところで、日本のメダルは銀メダルが3個、銅メダルが2個で海外では史上2番目の多さということです。よく頑張ったということですね。
 人口の割合から考えると日本のメダル数は多いとはいえないですね。これは、選手がというより、選手養成システムなどの不備によるものでしょうね。大体から、オリンピックでは冬季も夏季もであり、その他世界選手権とかでもですが、個人の努力と不適切な場合の多い指導によっているのでは。
 個人の努力というのは必要で、日本の選手は十分に努力しますね。問題は指導やバックアップにあるのでは。「スポーツは科学」ですよ。記録とか技術とかが向上してくるとほとんどは「さらなる努力」を自発的にするものですね。そして、根性もついてきますよ。ところが、根性論が先ではね。
 技術指導とかトレーニングは「科学」を屈指して行うというのが世界的な風潮とか。何年か前、そり競技のリュージュでしたか、そりの開発を選手とその知り合いの鉄工所とで行っていたようです。海外では、大抵、国もしくは大手企業スポンサーかな。今年もフィギアの韓国の選手、国抱えみたいですね。
 アメリカには、大規模なスポーツの研究施設があるとか。国の総力を挙げているのに、日本では・・・。男子フィギアは関西大学の施設で練習とか。関西大学在学の選手のためにスケートリンクをつくったようです。ところが多くは「個人負担」、そりゃメダル数は増えません。選手は頑張っているのにサポート体制が悪いためですね。
 これ、科学技術の分野でもいえることだと思います。これらは、「効率性」を強調し始めると、成果が見窄らしくなる分野だと思います。このような分野は他にもあると思います。メダル数を増やすにはどうすればよいのか考える必要がありますね。今回のことでは、カナダも相当前から税金もつぎ込んで選手を育成他ということです。促成は出来ないということですね。

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