2010年5月4日火曜日

憲法記念日に思うこと

 5月3日は憲法記念日ですね。1947年5月3日に施行されています。
 過去には、この憲法は「押しつけられた」という向きが多かったのですが、最近は減ったのかな。「押しつけられた」としても、押しつけられたことを拒否できない立場に日本を追い込んでいったのは他でもない、「日本人自身」であることを忘れてはならないと考えます。
 一番問題になる「第9条」は、あまりにも時代を先取りしすぎているように思えます。ですから、この点については、先進的な政党が「改定反対」と唱え、旧勢力は「改定賛成」と普通とは逆の感じのことになっていると思います。前文や条文はそれぞれ工夫の跡が見られますが、時代とともに変えられる部分と変えることの出来ない根本部分とからなっていると思います。
 憲法についての論議は必要ですが、その時、常に『押しつけられたことを拒否できない立場に日本を追い込んでいったのは他でもない、「日本人自身」であることを忘れてはならない。』ということを肝に銘じて、同じ過ちを繰り返さないという決意の下に議論するべきですね。そうでなくとも、孤立的な施策が次々と打ち出されているような現状を考えると、よぼど、しっかりしないと「また来た道」になりかねないですね。
 自由貿易協定でも、韓国は国内の反対する部分もあるのに、それを抑えて国全体の発展を考えて、次々と協定を結んでいます。日本は完全に出遅れですね。空港等でも国内事情ばかりが優先されて、ハブは韓国などに取られて、枝に成り下がりつつありますね。
 科学技術立国を標榜しながら、少ない政府予算をさらに減額しようとしたりするような国ですから、どうなることやら、先が思いやられます。

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