2010年5月30日日曜日

迷走続きですね。大丈夫か、鳩山内閣。

 5月28日に普天間飛行場の移設の場所の問題をめぐる政府方針への署名を拒否した福島消費者相を鳩山内閣は罷免しましたね。大体から、県外移設を公約していたのはよいとしても、実現までの道のりをあま~く見過ぎていたのでしょうね。
 このことは、こども手当の財源問題、財源問題はいろいろなところで噴出していますね。何らかのマニフェストの修正か増税も視野に入れた財政全般の再構築が必要にも関わらず「事業仕分け」だけで出てくると見ていた大いなる甘さ。この事業仕分けは、昨年に比べて、よく勉強しているとは感じます。昨年は科学技術関係でボロカスにいわれる状態になりましたからね。これも、世界の中の日本とか考えていない見通しの甘さが原因かな。学術研究に「効率性」を持ち込むと「独創性」がなくなりますね。「独創性」がなくなると日本は立ちゆかなくなりますよ。
 本題の移設問題による罷免ですが、社会民主党にとっては「県外移設」が最低条件でしょうね。それから、外れれば、署名拒否もあり得ると考えなかったのでしょうか。国民新党は「郵政再国営化」だけの政党ですから、基地がどこになろうと政府方針に従うと思います。だが、社会民主党はそうはいかなかった。まあ、社会民主党の基本は、段階的な日米安保条約解消して平和友好条約に変えたいとホームページありますよ。そこには、自衛隊の縮小もね。
 それから、宮崎の口蹄疫感染拡大も初動の悪さなどが指摘されていますが、大臣・副大臣・政務官の3役が指示を出すという制度の悪い面が出てしまった感じです。官僚に「指示待ち」が起こっているのでしょうか。政府主導を行うための「危機対応」の重要性の認識のなさですかな。この状態で東海地震クラスの地震が起こったらと思うと身の毛が・・・。
 それで、「退任待望」している国民が増えてきているみたいですね。それが、5月29日の経団連の会合での経団連会長の失言に繋がったみたいです。「退場」というところを「退任」と間違えたという報道をinfoseekのニュースで見つけました。配信は「夕刊フジ」です。
 このような状況で参議院選をするのかな。地方区の複数区で候補を複数擁立する気なのでしょうか。民主党よ、くれぐれも日本を潰さないでください。借金地獄から抜け出す努力をしてください。今のマニフェスト至上主義ですと、インフレによる借金地獄からの脱出という最悪の事態も考えておく必要がありますね。

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