2010年9月27日月曜日

のどかなで国際感覚の全くない国ですね。議院内閣制を廃止しよう!!!

 9月24日の船長釈放で終わりと思っていた脳天気な面々いたみたいですね。これも国際情勢に対する認識の甘さが原因でしょう。
 日経ビジネス9月27日号に大阪府の公立高校長に転身した国際弁護士の話が載っています。読んでみてください。それに類するものとしては岩城宏行氏の書かれた岩波新書でも「契約書」の大切さが書かれていました。日本国内とは「違う」ということの認識ですね。
 今回の対応は「国内的発想」そのものでは。だから、食糧自給率でも「常に売ってくれる」という発想ですかな。今年、ロシアが一時的だと思いますが、国内優先で小麦の禁輸を発表しましたね。常に各国の国内事情というものを収集し、分析する必要があるのですが、今の国会議員のなかでどの程度、精通している議員がいるかという不安があります。
 今回の内閣改造でも外務大臣はたらい回しの一つみたいに感じました。また、良かったかどうかは別にして、前の法務大臣の落選を受けて、「留任はおかしい」とかか喚いていた人々がいました。大臣や副大臣などの職を「肩書き」程度に考えている議員が多いということですね。これで、「政治主導」とかいっている政党の面々は国政をどう考えているのでしょうか。それが、元幹事長の献金疑惑などに繋がっていくのでしょう。
 アメリカ大統領との会談で「尖閣列島の条約の範囲」というのに安心しきっているようです。それで、駐留経費でケチる提案に出るバカ政党。マニフェスト至上主義から抜けきれない政党。アメリカとの関係がぎくしゃくしているところをついてきたとみるのが妥当では。そこを理解できない政党。なにか、前首相がほざいていますが、話はできてもあしらわれるだけでしょうね。
 大体、あの国は経済発展していく過程、あるいは昔の版図確保(侵略帝国元の時?)の目的か、尖閣列島、南沙諸島、西沙諸島などの歴史をみれば、明らかなのに、アメリカとぎくしゃくした政党。ようは「資源」なのですね。南沙諸島はフィリピンがアメリカとの軍事協定を解消した後すぐ占拠ですから。西沙諸島はベトナムとアメリカとの関係が切れてからかな。昔の版図確保では、インドではヒマラヤ山脈の南側まで。ベトナムとも問題を抱えたままですね。
 話は飛ぶようですが、アフリカでの活動も資源確保が目的。その時、国際的に非難されているスーダンの政権に対する経済援助もしていますよ。
 それらの活動の一環であるのです。第二次世界大戦が終わった直後なら、韓国の竹島みたいに中華民国政府が簡単に占拠できたのにしていなかったというのは、漁場ぐらいにしか考えていなかったからでは。その後、大陸棚資源が注目されるようになってからですね。
 鄧小平でしたか、「白猫でも黒猫でネズミをとる猫は良い猫だ」ともいっていますが、その延長線上の考え方でしょうね。
 あの国は、日本とは違った意味で国際感覚がずれているようです。まだ、ロシアもその傾向があります。
 このような資源確保、食糧安保等も大切な時代、たらい回しの議院内閣制は止めましょう。有能な人材をアメリカみたいに各省庁のトップに据えて、政権交代以外はよほどのことがない限り、変えないという制度に。今回の事態の下地は鳩山・小沢コンビの時につくられたと考えます。
 それと、レアアースですが、たまたま、中国に他より少し高濃度の鉱床があったのでということです。どこも希なのです。国上げて精錬方法や海水等からの抽出とかの研究、リサイクルの研究に邁進する必要がありますが、今の政権の科学技術に対する認識では非常に心許ないです。
 中国は、アメリカとの軍事交流を再開する方向だとか。アメリカの台湾への武器売却に抗議して、中断していたのですが、日本とアメリカを引き離す狙いも含まれていると思います。

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