2010年9月29日水曜日

喫煙者の喫煙による犠牲者です。「受動喫煙 年間6800人死亡」

 9月28日のNHKニュースで「受動喫煙 年間6800人死亡」というのは報道されていました。「この推計は、東京で開かれた受動喫煙対策をテーマにしたシンポジウムで国立がん研究センターのグループが発表したものです。」ということです。ですから、結構正確だと思いますが、推計ですから、もっと多いような気がします。その理由は、「どこまでを受動喫煙とするか」というのと、たばこによる発症をどう捉えるかなのですが、確実性を高めるためか、このような例では厳しい条件を付けていることが多いからです。
 それでも、結構な人数ですね。これは、死亡数だけですので、私みたいに助かった者は入っていないということですね。さらに、「肺がんや心筋こうそく」に限ってみているので、さっきも書いたように幅広い病気で調査すれば、もっと増えそうです。例えば、COPD「慢性閉塞性肺疾患」とか。これも、喫煙者よりは少ないですが、受動喫煙でも発症することがあるというのです。
 この人数は、年間死亡数の0.5%、200人に一人という高確率ですね。このようなことを考えていない喫煙者などがまだまだ、多数います。先日、あるレストラン(来月には全面禁煙予定)で風上に喫煙席を設置していました。以前、禁煙席だったのをわざわざ喫煙席に。なにも考えていないのですね。
 受動喫煙について、配慮しようとする喫煙者も増えてきていることは確かですね。配慮するのなら、自身の体にまず配慮するべきだと思います。禁煙ですね。そして、10月1日からたばこが大幅に値上げされます。良い機会なので禁煙外来等利用して禁煙に挑戦してみてはいかがでしょうか。買いだめしている人も結構いるようですが、買いだめはその在庫がある間は消費量が増えるのが普通でしょうね。結局、節約にならない上に本数増とさらなるリスクを負うことになると思います。くれぐれも自重を。できないと「自嘲」になってしまったら、笑うに笑えないと思います。
 10月1日からの値上げを機会に禁煙に挑戦してみてください。喫煙者が減少するのが目に見えているので、「禁煙場所」がさらに増加していってしまうと考えます。その前に喫煙者の方は禁煙に挑戦を。

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