2023年4月1日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No553

筋肉にある収縮性タンパク質のアクチンやミオシンの構造や配置をネットで調べよう。   神経での興奮ニューロンと抑制ニューロンで思うこと。   昨日投稿のように「興奮ニューロンの興奮は抑制ニューロンからの抑制性神経伝達物質によるしかない」ということです。   医薬品の作用範囲。医薬品は投与方法や物質と体の仕組みの関係、類似性等で標的細胞以外にも作用を及ぼしています。   同じ疾患に作用する医薬品には機構が違うのがあります。   感覚麻痺ですが徐々に徐々に少しずつアトランダムに感覚が戻ってきてるみたいです。ただ、不完全ですよ。   あるブログに「手の痙縮から回復できたのでその方法を紹介するので」というのがありました。  3月20日(月)、筋肉にある収縮性タンパク質のアクチンやミオシンの構造や配置をネットで調べよう。よく観察してみると「収縮しかできない」のです。ミオシンタンパク質の頭部の部分が一方向に動くことでアクチンとミオシンの位置関係がずれます。このずれで収縮というのになるのですが、エネルギーを使って自律的に移動するのはある一方向のみです。そして、そのままにね。どうしたら、収縮できる位置に戻るのかというと他動で引き戻してもらっているのです。配置等の都合で引き戻してもらうしかないのです。不思議なことに麻痺等になってミオシンやアクチンの位置関係がそのままの状態が続くと固着するようです。で、引き離そうとすると猛烈な地民を感じます。不思議なのは感覚麻痺であるのに猛烈な痛みをね。これが、リハビリ拒否の大きな要因になります。また、時間がたつほど痛みの程度は酷くなるのでできるだけ早期からストレッチ主体になりますが、他動で筋肉を引き延ばそうね。待てば待つほど痛くかな。なので、何はなくとも「筋肉の引き延ばし」ね。この引き延ばしは他動でしかできないです。だから「他動による関節可動域確保動作」なのです。そのうちに脳が回復したりしますのでそれまでまとうね。もっとも、脳の残存機能があれば、案外早く動かすだけはできるかも。でも「動かすだけ」でであって普通のトレーニングなんてできないよ。徐々に脳の回復状況を見極めながら無理しないようにリハビリをしようね。  3月21日(火)、神経での興奮ニューロンと抑制ニューロンで思うこと。普通、筋肉が収縮するには脳からの命令が運動神経系興奮ニューロンから伝えられます。このとき、興奮ニューロンは興奮するわけです。興奮ニューロンは一旦興奮すると原則、抑制ニューロンから抑制性神経伝達部室を放出しれもらうことで興奮が解除されます。もし、この興奮が解除されないとどうなるのかというと痙縮ですよ。常に筋肉が収縮したままにね。それで、ボトックス療法となるのです。これはボツリヌス菌毒素を注射して運動神経系興奮ニューロンの神経終末に送り込みシナプス小胞の形成を阻害させるだけです。これで、興奮ニューロンは興奮したままですが、収縮命令を筋肉に伝えられなくなるのです。ボツリヌス菌毒素が猛毒な作用機構ね。抑制ニューロンが働かないとどうなるのかというと徐々に筋緊張から痙縮、重度の痙縮にね。抑制ニューロンが駄目になる病気に「破傷風」というのがあるのです。重症になっていくとそっくりですね。屈曲腕や棒足、尖足等ね。ということは脳卒中後運動神経系抑制ニューロンが働いていないということですよ。ですから、興奮ニューロンの興奮が過剰にならないように慎重にリハビリをおこなう必要があるのです。興奮ニューロンは一度興奮させすぎると抑制性神経伝達物質以外では興奮の解除ができない。脳卒中感覚麻痺では運動神経系抑制ニューロンは働いていないということです。  3月22日(水)、昨日投稿のように「興奮ニューロンの興奮は抑制ニューロンからの抑制性神経伝達物質によるしかない」ということです。これが発症後徐々に動かしにくくなる理由です。無意識であっても脊髄反射があるので興奮ニューロンは興奮してしまうことがあります。ただ、あるレベルまでは自然鎮火しているようなのです。俗にいう「閾値」の一種かな。なので、これを超えてしまうとボトックス療法による注射期間がエンドレスになる理由ね。ですから、自然鎮火してくれる程度までの筋収縮におさまるようにすることかな。このことと他動による関節可動域確保動作や自力ストレッチ等を上手に組み合わせていろいろな動作や下肢の関節可動に挑戦してみたらと思うのですが。痙縮とかになる前だよ。一旦痙縮とかしたら興奮ニューロンが興奮したままになるのでボトックス療法しか方法はないかも。ボトックス療法は興奮ニューロン本体の細胞体の興奮には全く作用していないのです。ということで何時までも続くのです。ですから、発症直後から慎重にリハビリをおこなって興奮ニューロンを興奮状態のままにしないようにね。一見遅れる感じがするかもしてないですが、ボトックス対象になるより早く回復できる可能性を維持できるのです。痙縮とかで関節が動かせないは回復しないということでもあるかもね。  3月24日(木)、医薬品の作用範囲。医薬品は投与方法や物質と体の仕組みの関係、類似性等で標的細胞以外にも作用を及ぼしています。有名なのが過活動膀胱で膀胱の平滑筋に作用する医薬品ね。ほぼ、便秘になるのです。これは大腸の平滑筋にも作用しているということです。ところが、人間がホルモンとして分泌しているインスリンを注射する場合は膵臓から分泌されたときと同様の作用範囲ですが一気に血中濃度が上昇しないように筋肉注射だったですよね。小児で引きつけでしたかこれを防ぐのに脊髄の特定部位のシナプスに作用する医薬品を超小型ポンプでその脊髄の特定部位にのみごく微量の必要量を注入しているというのです。これはその部位以外のシナプスに作用させないためです。服用や注射はほぼ全身の細胞に作用しているのです。主作用に比べてその作用が表面化しにくいのが医薬品として使われているのです。ですから、体質によっては他の部位に対する作用が表面化する場合があるわけです。「副反応がない」というのはないです。何年、連続服用していても常に注意が必要です。スモン病のキノホルムは当時「安全で使いやすい」と当時の医師が不必要に連続投与の結果ですよ。筋肉弛緩薬は全身の筋肉に効果が出ているはずですから、水頭症と間違われるような症状が出てくる可能性がありますよ。睡眠薬も筋弛緩作用が亜ありますので注意を。  3月25日(金)、同じ疾患に作用する医薬品には機構が違うのがあります。糖尿病でのインスリンは膵臓から分泌されるインスリンが減りすぎた場合のホルモン補完です。基本作用での副作用はないですが、投与しすぎると低血糖を起こしてあの世行きの場合も。ほかに弱った膵臓を刺激してインスリンの分泌を促す薬があります。たしか、別の原理のもあったとおもいますが。これらは普通の医薬品での副反応の可能性ね。降圧薬で主流はアンジオテンシン関係の医薬品ね。これは武田薬品がアンジオテンシンの機構を見つけたとも。いまのところ、アンジオテンシンは血圧関係ぐらいと言われていますが。コロナで少し脚光を浴びましたね。ほかにアムロジン系のカルシウムイオン拮抗薬があります。これは筋収縮にはカルシウムイオンが必要ということから血管の細胞へのカルシウムイオン流入を減らす働きですが、すべての細胞でカルシウムイオンが重要な働きをしているので人によっては弊害が出ることがあります。筋弛緩作用はシナプス関係が主体と思うのです。ボトックスはボツリヌス菌毒素を神経筋接合部に送り込むことで運動神経系興奮ニューロンの神経終末に入り込ませてシナプス小胞の形成を阻害することで筋肉を弛緩させています。ボツリヌス菌毒素とは全く異なる物質で同様の効果を狙っているのかな。服用では全身のシナプスね。全身の細胞等に効果が出そうなのを何種類も服用すると体はどうなるのでしょうね。1種類でもやばいことがあるのが医薬品ね。ですから、高齢者でなくても5種類以下にしようというのがあるのですね。  3月26日(土)、感覚麻痺ですが徐々に徐々に少しずつアトランダムに感覚が戻ってきてるみたいです。ただ、不完全ですよ。だから、歩きにくいですね。ふらつきやすいね。そして、瞼もね。ここしばらく順調にコンタクトレンズを外せていたのですが。一昨日夜、はずそうとして瞼に??で痛みがありました。ところが、洗面台シンク等にはないのです。瞼のなかなのか・・。昨日、朝、起床時に健常指で角膜上にくるように試してみたら、落ち着きました。起床時からコンタクトレンズが装着されているなんて何時以来かな。装着時の問題は麻痺指の震えです。これはここしばらくはある範囲内なので数回で装着できています。震えが大きくなるとレンズが眼に激突してくる感じになるので瞼が反射で閉じてしまって物凄く手間取ることもね。でも、今は落ち着いています。こんなことから「少し感覚が回復したのか」ということを実感していますが、いつまでかかるのかな。これではお迎えの方が早そうです。手足は一応楽に関節は動かせていますが、健常者風歩行ぐらいだけかもね。原因は感覚の回復が不十分すぎるからです。感覚麻痺では感覚の戻り具合より回復を早めることはできません。回復には関節可動の刺激が必要ですよ。  3月26日(日)、ブログ村脳卒中カテゴリーのあるブログに「手の痙縮から回復できたのでその方法を紹介するので」というのがありました。同様の方法を私は救急病院入院中から痙縮予防としてもしていたのでした。ただし、お風呂ではなく、車いすに座ってね。過去の投稿にある「他動での腕伸ばし、指伸ばし」ですよ。これはリハビリ病院でもその後も今もね。効果抜群ね。筋肉は自力では伸びないので他動でね。また、脳卒中では自力ですと関節に関わる筋肉の屈筋も伸筋も同時に収縮させたりしてしまうので他動です。これは腕でも下肢でも使えるのです。できれば救急病院入院中からする方がよいですね。下肢は車いすに座るときの姿勢でおこなうことになるかも。下肢は伸ばす筋肉の方が強力なので、この筋肉を伸ばす座り方にね。背筋まっすぐ、股関節直角程度、膝関節に足首関節も直角程度ね。足を投げ出したら駄目ですよ。足裏は全面を床に着けてできれはもう少し鋭角のほう、足を椅子の、おしりの下の方に入れていく感じね。これをしつこくしていると、膝関節も足首関節も曲げやすくね。これに「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」を追加で毎日ですよ。筋肉は引き延ばされた後に役立つのです。筋肉が引き延ばされるというのは関節も稼働する必要があるのです。できるだけ早期から「ストレッチをしよう」ね。

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