2010年10月21日木曜日

羽田の再国際化。成田をどうするの?

 10月21日、羽田空港の新国際線ターミナルビルが開業しましたね。これに、10月末の新滑走路の供用開始ですね。
 ところで、日本の空、航空管制で、ご存じだと思うのですが、相当部分がアメリカ軍管理です。それで、成田空港が造られ始めた頃に比べて、ある程度、管制権が返還されたはずです。ですから、成田からのモスクワ方面行きもその時に空路が変更になったと聞いています。
 航空機はできるだけ、人口密集地上空の飛行は避けたほうが良いようなので、羽田空港は管制権の問題以前に海上からの着陸、海上への離陸が基本でしょうね。その部分が返還によってゆとりができたので、大拡張をしたのではと思っています。間違っていたらすみません。
 とすると、当時、どの程度、返還交渉をしたのでしょうか。もう、30年以上前になるので外交文書を公開しても良いのではと思います。返還交渉自体をしていないのなら、外交文書は存在しないことになりますが。
 なにせ、横田と厚木にアメリカ軍の軍用空港がありますね。それが、羽田や成田の空路を制限する要因になっているのは有名なことだと思います。
 成田空港を造るかどうかのときに、この点の検討、交渉をしておけば、もし、交渉を強力にしておけば、羽田の拡張ですんだ可能性があったのではと思ったりしています。
 成田闘争では、亡くなられた方もいたり、用地買収に応じないと頑張っている農家の方もいますね。
 成田への交通機関もできもしない新幹線を当てにして、京成電鉄やJRの乗り入れを長い間、認めていなかったりとかですね。今年の成田新線で都心からの時間は結構短くなったようです。なぜ、在来線型高架鉄道での新線を長い間造らなかったのでしょうか。
 成田を置き去りにしたままの羽田空港の新国際線ターミナルビルが開業という感じがします。

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