2010年10月25日月曜日

寿命を取り戻すためには

 2010年10月25日号の日経ビジネスの「熱血Dr.の診療日誌」は「禁煙で寿命を取り戻す」でした。
 喫煙を続けると、寿命が10年短くなるといわれているということです。35歳の人の70歳までの生存率は、喫煙者で58%で、非喫煙者では81%も生存しているというのです。これは、統計学的にも有意な差であるとありました。
 喫煙者は、非喫煙者に比べて3倍以上メタボリックになりやすく、喫煙しながらの運動では、運動効果が減少してしまうこともわかっているとか。心筋梗塞や脳卒中などの血管関係の病気のほかにも認知症にもなりやすいとはっきり書いてありました。
 そのほか、歯周病と喫煙の悪い関係ですね。歯周病と糖尿病の相乗効果。糖尿病の本{からだの科学 特集 糖尿病」にはっきりと喫煙が糖尿病の危険因子としてあがっていました。糖尿病は、失明原因のトップだったはずです。人工透析も糖尿性腎疾患からが非常に多いですよ。
 糖尿病は、血管を痛めつけます。喫煙で痛めつけた上、糖尿病では心筋梗塞などの危険性がさらに高くなりますね。認知症にもね。
 禁煙で味覚や嗅覚が数日で鋭敏になってくるとか。そして、食べ物がおいしくなってくるのですね。喫煙によるリスクの方が大きいとね。どちらにしても、運動によるダイエットを。
 ただ、おいしく食事をするには、歯が必要ですよ。それも、自前のね。喫煙者は歯周病になりやすいとかなどで、早期に入れ歯になってしまう場合が多いですね。40代とね。早ければ、20代とかもあり得るのでは。
 うちの一家は「非喫煙者」揃いなので「入れ歯なし」ですよ。おいしく食事をする基本、自前の歯を守っています。それが、寿命を失わない方法の一つですね。
 ただ、35歳で禁煙すると、あまり非喫煙者と違わなくなるみたいなことを書いていましたが、一度、喫煙をすると、肺の汚れは元に戻りません。これは、後々影響してきますよ。COPDにでもなったら酸素ボンベを持ち歩くことになりますよ。だから、喫煙しないことが一番です。

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