2011年7月6日水曜日

ぼろぼろの「民主党型政治主導」

 2011年7月5日に任命わずか9日目にして、松本復興相が辞任しましたね。ニュース等での様子ですと、思い上がりが酷かったようですね。それより、県知事とかを「官僚」とでも思っていたのでしょうか。
 民主党政権になって始めた「政治主導」、少しは「期待」した面もあったのですが、あきれました。補佐官というか日本では「懐刀」かな。官僚とかでは「知恵袋」を持たず、官僚を押さえ込みに掛かっていましたからね。
 国会の議場(本会議や委員会)からの官僚排除を先行させて、審議の混乱。事業仕分けは派手にしましたが、結局はうやむやが多かったようですね。基地問題では「迷走」につぐ「迷走」。国防ご存じではなかったみたいですね。日本では、如何に沖縄に押しつけてきたかということが。ということは、他の地域を引きずり込むことの難しさに気づいていなかった。
 国家財政を破綻させても「マニフェスト実現」を喚く亡国論者も多かったですね。すべては、反対や批判で済ましてきて、本質を勉強しなかった多くの民主党議員の体質かな。
 そして、今回は選良である「県知事」や「市町村長」なども「部下扱い」していたということかな。民主党政権の復興対策が進まないのは「民主党型政治主導」にあると思います。
 繰り返しになりますが、菅首相は今までの首相が避けてきた(不人気になるから)「TPP参加」や「社会保障と税の一体改革」や「B型肝炎訴訟和解受け入れ」や「諫早湾干拓訴訟の判決受け入れ」とか、反対勢力が多い案件(TPPなど)を手がけようとしたり、国が逃げてきたことを正面から受け止めたりと、各方面から反対(国にとってよいかどうかはではなく、身内にとってよくないから)が多いことを決断してきていました。
 だれが総理になっても震災復興などがもたつくのは「政治主導」を民主党が止めない限り続くでしょうね。ただ、TPPとかの決断が遅れれば遅れるほど、日本は国債で沈んでいくことになるでしょう。自由民主党もわかっていないのではと思います。

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