2014年6月30日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No99

障害年金の話を読んでふと思ったこと、「知らないことは強い(逆説ね)」で無茶ができますね。  神経のつなぎ替えについてと神経の興奮の制御(多数の興奮系ニューロンと抑制系ニューロンの協調)による動作の回復   「視床出血、へなちょこリハビリで奇跡を」でリハビリ病院では「奇跡的回復」といわれた   感覚麻痺とシナプス可塑性の関わり   生活動作と痙縮と拘縮   感覚麻痺で感覚麻痺した体の部分の感覚をどう健常部でサポートしていたか 感覚麻痺で感覚麻痺した体の部分の感覚をどう健常部でサポートしていたか  パワーアシストスーツ「使えるのは関節の可動域が確保されている人」  6月23日(月)、ある方のブログを読んでいて障害年金の話が出ていました。この年金は年金制度に加入していて未納がないとかいくつか要件を満たせばある一定以上の障害認定をしてもらえると申請出来るというものです。この話は私は数十年前から知っておりましたが、知らない人だらけみたいですね。障害者認定ではないですが、私みたいに要介護認定で要介護4から要支援1に転落してしまうと発症時重度でも障害年金は受給出来ないですけどね。そこら中に「知ったかぶり」で害毒をまき散らす輩、知らないために起こる害毒にドップリ浸っている輩、注意していてもという輩、いろいろですが、「間違った情報をさも正しいように流す」輩というが一番よくないかな。なので、私は基本的には「体験」からのことにしています。それと、体験についてもできるだけ裏をとるようには心がけています。ちょいちょい「人それぞれ」というのがありますからね。そうそう、リハビリ病院退院後には私の体験では介護保険対象になるのでしたら最低週1回の訪問リハビリで筋肉や関節の様子を見てもらうとよいのではとも思います。セラピストさんの指先感覚での筋肉の状態とかですね。退院後、通所リハを2ヶ月ほどしたのですが、ほどなくして訪問に変えました。理由はマッサージね。体の状態を他の方の目でも見てもらうということね。今はこちらから「今日は足の硬直がちょっと・・・」とかいっていますが「たいしたことないですよ」とかに漸くなってきました。この「硬直」とかも知らないと「筋力」?と間違っている方の多いのでは。動かなくなったら、筋力もくそもないのにね。  6月24日(火)、神経のつなぎ替えについてと神経の興奮の制御(多数の興奮系ニューロンと抑制系ニューロンの協調)による動作の回復についてね。神経細胞が適切な興奮状態になるためには興奮刺激と抑制刺激のバランスよい刺激があってだというのを文献で読んだ記憶がほんのり残っています。ほどよい刺激になるように興奮系と抑制系とかのシナプスのつながり方を変えることを含めて調整しているとね。それで、一度動作が出来上がってしまうと修正が難しいようです。例えば、「お箸の持ち方」とかね。思考パターンもそうみたいです。ですから「人格障害」とかが固定的になってしまうのですかな。アル中の妻は、離婚しても、次もアル中ということが多いといいます。アル中の子がアル中になりやすいとかいうのも神経回路の形成(成長期)での学習が効いているのではともね。リハビリ期に無理な特定動作のみは脳での神経回路形成において特定の接続のみのシナプス接続強化が起こって修正が難しくなると考えられるのです。それが「お箸の持ち方」タイプなどで後々修正しにくいですかな。ぶん回し足出し歩行とか、屈曲型腕とか、握々お手々とかね。癖をつけないリハビリというのが必要ではと考えます。そうすると、まずは可動域優先の「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復を促進」するような動作ですかな。強度を上げすぎるとダメで下げすぎてもダメで、動作範囲は可動域すべてになるように配慮かな。リハビリって以外と難しいですね。よくまあ転けずにこれたものです、はい。  6月25日(水)、よくよく考えて見ると、私の自主トレは可動域優先の「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復」を目指しての動作で筋トレ派から見たらへなちょこだった気がしてきました。「視床出血、へなちょこリハビリで奇跡を」でリハビリ病院では「奇跡的回復」といわれ、救急病院入院中に受けた介護認定で要介護4だったというと笑い飛ばされてました。介護認定をした方はまじめでしたよ。回復スピードがへなちょこリハビリだったので早かったのだと思います。ですから、リハビリ病院での自主トレおっくうでしたね。カブの市場の営業時間中だったものでね。「稼がな入院費が払えない」とか救急病院では主治医にいっていました。ただ、今もですが脳出血につき、度胸がなくなって稼げないです。損はなしで凌いでいます。リハビリは楽しいのですが、自主トレは一人でするのでちょっとおっくうね。ただ、PTの方で歩行の自主トレで「歩き回る」というのは市場の営業時間外で「散歩」と称してできるようになってからは1日10000歩程度にはね。PT室やOT室での自主トレは時間がきたら、そそくさと自室に戻っていましたな。担当のセラピストさんと話し続けれるのなら、もっとしっかり自主トレ出来たでしょう。特にOTとSTはね。でも、闇トレがないので「奇跡的」ね。丁度リハビリの質、量、強度などが体の状態とあったのでしょうね。セラピストさんとの話からの体の状態とかの指摘は素直に聞きましょうね。最近思ったのは「私のリハビリって結構手抜きで効果抜群」という感じね。セラピストさんの言われていることの意味が理解できたかどうかが非常に大きいと考えています。くどいですが、リハビリもその時々の体の状態に応じた質・量・強度があるのです。過剰も少なすぎもよくないのです。裏付けのない闇トレ・筋トレの末路が拘縮とかです。体の状態の思い違いの末路も拘縮とかです。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指しての動作」程度で奇跡的回復を求めないというのが「奇跡的」や「順調」とかになると思います。悪くても「拘縮解消待ち」にはならないでしょうね。固めたら、緩めるまでの期間はリハビリにならないですよ。  6月26日(木)、感覚麻痺とシナプス可塑性の関わりについてね。よく使うシナプスは密接になって伝達効率が上がるとかね。私らですと、出血で神経細胞がお亡くなりになって、その後徐々につなぎ直しがおこなわれるわけですね。その時、一本ずつでしょうか、あるいは少々か、あるいはドバッとでしょうか。実感としてはちびちびみたい。その時、無理に特定動作ばかりするとシナプス伝達での長期増強が長期抑制かが起こってしまうのでは。このとき、筋力のアンバランスのままに筋収縮させ続けていたら、特定パターンの動作が学習されることになると考えられます。過剰リハビリね。その上、特定パターンのみになると関節の動きも特定方向になって履歴現象が起こり出すと、ものすごく動きが制限されることになりますね。発症当初は動かしにくいですが、本人は当然として、医療関係者も家族もできるだけ可動域の確保だけを目的とした動きをする、させてあげるというのが必要でしょうね。でも、筋肉の伸縮に伴う痛みとかが出る部分もありますから、これを乗り越えるしかないのかも。徐々に可動域全域に持っていくほかないと考えます。可動域すべてでの動作をするのだと脳に再認識させる必要ね。シナプス伝達での長期増強が長期抑制とかは感覚神経が回復してきてからの方がよいと考えます。上肢は鬱陶しいですかな。その点、下肢の方は扱いやすいかなというのが私の経験ね。他の方は解らない。症状とかが違うからね。可動域確保優先で完全復活を目指しましょう。  6月27日(金)、生活動作と痙縮と拘縮ね。これ、結構関わりがあるような気がします。不思議なのが歩行かな。人間というのはある程度運動量がある方がよいのです。感覚麻痺では筋トレ厳禁みたいな感じですから、そう負荷のない運動としては歩行がよいと思ったのです。それと、車いす両足チョコチョコ歩行などもあって、歩行が健常者タイプでできるようになってきたので「散歩」ね。リハビリのためといっても目的が違ってきたのです。でもね、油断すると回し足出しになる危険性が多いので注意はしています。今もね。階段昇降を含めて入院中にセラピストさんにみてもらった範囲内でね。で、一日10000歩程度ね。痙縮と拘縮が怖いですからね。どうも、歩行は負荷が少ない、痙縮とか拘縮とかになる危険の低い動作みたいに感じています。足の筋トレ動作はやばいようですね。ところで、上肢は緊張しやすいですね。OTはリハビリの時間の後は結構な感じでした。無理に続けようとは思っていなかったので、その日の後は上肢の休息ね。ひょっとしたら、下肢より簡単に痙縮とか拘縮とかに直行しそうです。理由としては感覚神経が足より多いからかな。感覚麻痺ではこの多数ある上肢の感覚神経が働けないので運動神経系の抑制ニューロンを活性化出来ないからかな。未だに腕などはちと緊張させる動作をさせると響きますね。運動神経系の興奮性ニューロンの怒りを静めることをしたりしています。生活動作というのは結構緊張しますね。ですから、とりあえず動き出した時などにおこなう生活動作は痙縮とか拘縮とかに直行みたいですね。中には放置して痙縮に、次に拘縮と進化させた方もおられるようです。気長に休まず諦めず焦らず適切なリハビリをしましょうね。足で拘縮とかまでにした方は「徹底放置」か「筋トレ命」のどちらかみたいなのでしょうか。経験者の方、教えて。  6月28日(土)、感覚麻痺で感覚麻痺した体の部分の感覚をどう健常部でサポートしていたか。リハビリ中というか発症後の歩行とかで足下をあまりみなかったような記憶が。この頃は「危険なよそ見」がふえてますけど大丈夫かな。足下を「足」そのものとしてとらえると、「みていない」、足運びで足の接地点あたりとみるとこれも見ていない。少し先まで入れるとちょいちょい見ているかな。どのような感じだったかですが、救急病院でのリハビリでは足下を見るような余裕もなかったかな。車いす両足チョコチョコ歩行で麻痺足を捻挫しそうになったときに様子を見ようとのぞき込んで、PTさんの怒りをかいました。左半身麻痺ね、当然、上半身もだから「危ない」とね。リハビリ病院でも足下を見ながらの歩行というのは姿見に近づきながらの歩行ぐらいかな。階段昇降でも割とみていない方だと、健常者程度かな。見てないから、ちょいちょい少しの段差で躓きます。怖~い。麻痺足の感じを健常側全部を使って感じ取るようにしてきました。「できていたかって」は?ね。その後、徐々に感覚がちらほら戻ってきているので徐々に感じ取れるようになってきています。足の動きとかを直接見ながらは平行棒を使ってのリハビリでもなかったかな。よく、「感覚の代用」を投稿させてもらっていますが、「じっと見つめて」は手の時ぐらいしかしていなかったような記憶です。足を見ながらなんて歩けないでしょ、普通は、麻痺してもね。だから、「・・のコツ」さんのブログにあったように「イメージ」というのは大切ではと思います。健常側からの感覚でイメージするということね。「足下」と「足元」どちらがよいのかな。今は「どっちゃでも」みたいかな。  6月29日(日)、6月25日にNHKクローズアップ現代で放送されたパワーアシストスーツについてね。見て感じたのは「使えるのは関節の可動域が確保されている人」でしょうね。「さらには筋肉も固まっていない人」ですかな。感覚麻痺での筋トレなどして拘縮にしてしまったら使えないよね。脳波によってコントロールされるのもあるようだし、制御方法が脳卒中でもできるようになると使いやすくなるね。パワーアシストスーツって「回し足出し」に対応出来るでしょうけど、健常者タイプ足出しはすでに対応出来ているようですね。どのようなタイプなのでしょうか、装着訓練しているところもあるとブログで読んだことが。パワーアシストですから、健常者タイプの関節可動域がある方が圧倒的に有利でしょうね。スーツ代も健常者タイプの方が安く仕立てる(服じゃないよね)ことができますよね。手足の外科的な場合も含めて、可能な限り「関節の可動域を確保しておく」ということが重要だとなってきています。普通の外傷でもね。関節を錆び付かせてしまったら、筋肉はまだボトックスとかがありますが、関節は錆を落とす方法がないと思った方がよいですよね。いろいろな意味で筋肉も関節も固めたり錆び付かせたりしたら、痛い目に遭うほかないのでは。

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