2007年6月9日土曜日

コムスンの介護ケアセンターなどの不正申請から思うこと

コムスンの介護事業について、厚生労働省が処分するといことでですね。
申請基準を守っていなかったから、仕方がないですね。人材不足は理由になりませんよ。なら、経営拠点をそれなりの数にすればよいだけですからね。経営的には辛いかもしれませんが。
ところで、話は変わりますが「介護関係者の離職率の高さ」はどこからくるのでしょうか。
介護保険が始まって「介護」が利用しやすくなった方が多くおられるとは思います。でも、「介護報酬」が労働に対して適切だったのでしょうか。
不適切だから離職率が高く、補充が聞かない状況になってきているのでは。
イギリスでは、介護の仕事はポーランドなどからの出稼ぎに頼っているとか。日本の報酬の現状はどうなのでしょうか。
グループホームでの火事でお年寄りが焼死された事件が数年前にありましたね。職員が十分にいたら、助けられたかもしれないというのです。でも、介護報酬の関係で雇えなかったと。
この状況を何とかしないと不正申請をする事業者が絶えないと思います。現に今回はコムスンがもっとも件数が多かっただけのようです。
報酬を適正にしても不正をするところには「厳罰を」ですが、まず、離職率を下げることのできる状況をつくる必要がありますね。

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