2007年6月27日水曜日

慰安婦決議案、米下院委で可決される

6月27日(日本時間です)に、従軍慰安婦問題に関する決議案が可決されましたね。それも、賛成39、反対2の大差です。
また、コメントなどをいただくと思うのです。コメントされる方、被害者がどう思われているのか考えたことがあるのでしょうか。
沖縄の集団自決に関してでもです。被害を受けられた方の一番の思いは「日本が責任を認める」ことでしょうね。
日本は日露戦争でも生き残った軍人の立場を守るような報道や軍編纂の「日露戦争史」が出されてますね。近代的要塞の正面に突撃させられた「声もなく、無意味な突撃命令に従った兵士」の立場の部分はどこへ行ったのでしょうか。司令官や参謀の責任をうやむやにするため、「勝ち戦」となった方の「突撃」などを称賛しているのでは。
ノモンハン事件で勇敢に戦ったが、死傷率70%になってしまった事実から目を反らした軍上層部の責任は。
そして、兵器の改良するなどしないまま、太平洋戦争に突入していって、戦国時代と同じような略奪、暴行をしたから、人民軍が勢力を増していったのですよ。織田信長軍は略奪、暴行した者へは厳罰で臨んでいたといいます。だから、畿内に進出できた。日本軍との大きな違いです。
被害者は忘れないのです。日本でも「原爆許しまじ」や「空襲の被害」を風化させない取り組みが続いていますね。海外では、日本軍による被害を後世に残す努力をしているのです。
パレスチナの地では、パレスチナ人は十字軍に先祖が殺されたことを今も言い続けているのです。被害を受けた方は「忘れない」ということです。
それと、「過去に目を閉ざす者は現在にも目を閉ざすことになる」という意味のことを1985年にドイツの当時の大統領が「荒野の40年」という演説の中でいわれています。

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