2007年6月15日金曜日

沖縄県議会が「沖縄戦集団自決、検定意見撤回」求めて意見書を可決へ

6月15日のニュースでこの内容が放送されていました。
太平洋戦争を直視したくない勢力に負けての検定に対して、沖縄県全体が立ち上がって抗議を示そうとしているのですね。
大日本帝国憲法を改定して日本国憲法になった原因も沖縄県民に集団自決を強いた原因も同根なのでは。
それは、反省されることなく続き、戦後の官僚の責任逃れ体質へと続いていったのでは。その行き着いた一つの終着が社会保険庁のずさんな年金記録管理ですね。
官僚だけではない。民間もバブル期の土地投機に見られる「他がしているから」するという判断を放棄して行動する体質にもなっていると考えます。
中国の南京での事件でも「何人殺されたから特定できていないから、なかった」とはいった人物が日本にいたようですね。原爆に何人亡くなったのですか。永久に特定できないでしょうね。同じ論理なら「原爆はなかった」ことになってしまうのですがいかがなものでしょうか。
日露戦争その他で国民に対して誤魔化し始めて、それがいつの間にか「真実」と思いこみ、何も考えずに戦争に突入して日本は自滅していったわけですね。
今、また、その道に帰ろうとする勢力が力をつけつつあるのでは。
何年か前に、日本のある雑誌に「アウシュビッツの虐殺がなかった」とかいうような論文が掲載され、その雑誌が廃刊になりました。ドイツは虐殺を認めてます。
今度、日本が潰れたら「天皇制廃止」になると思うのですが、そして、自滅の道へ。その一つが今回の沖縄戦集団自決の検定意見ですね。
ドイツの1985年の時の大統領ヴァイツゼッカー氏は、その演説で「過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも目を閉ざす」ことになるという意味を言われています。

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