2007年6月28日木曜日

歴史の見方についての2つの動き

6月28日の朝日新聞のサイトで次の2つの記事を見つけました。被害者側から見れば、ある意味では同じ動きかな。加害者側から見れば逆。
一つが「教科書検定意見撤回、沖縄の全市町村が要求」でもう一つが「アウシュビッツ、世界遺産名を変更 ポーランド求める」というものです。
「教科書検定意見」の方は国が被害者の証言を無視し、「全てで強制がなかった」かのような意見ですね。「意見」といいながら「無視」すれば教科書として出版ができませんので「実質的検閲」であるといえます。
国の動きとしては逆なのが「アウシュビッツ、世界遺産名を変更 ポーランド求める」で新名称は「アウシュビッツ・ビルケナウ-ナチス・ドイツの強制・絶滅収容所(1940~45年)」ですね。ドイツは日本みたいな悪あがきはしなかったようです。
ドイツは戦闘できる地上軍を海外に派遣できるようになりましたね。それも、近隣のコソボとかにね。これは第2次世界大戦への地道な取り組みによります。日本は? 無理でしょうね。特に近隣諸国へは。
この違いは、「過去を直視して取り組んできた」のと「過去から目を反らそうと反らそうとしている」のとの違いでしょうね。

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